2008/12/27 (土) リトル・チャロ
NHK教育で、今年4月から『リトルチャロ~カラダにしみこむ英会話~』という番組が始まった。退院後、休職中で何するにも効率が悪く、漫然と時間ばかり過ぎてしまう事が多い。休職中に何か一つでも出来る事はないかとずっと考えていた。そこで、せめてもの思いから、去年の4月以降、NHK教育番組の英会話番組を見て、微々たるものだが勉強を続けている。語学番組は半年単位か3カ月単位のものが多いが、春の番組編成で新しく登場した、この『リトル・チャロ』という番組は、ニューヨークで迷子になった日本の仔犬チャロの冒険という題材がアニメで放送されるという、それまでの英会話の番組とは一味違った様式で、1年間にわたって放送されるという事で、興味津々で見始めた。
実は、自分は、ひどい英語コンプレックスが祟ってか、英会話はもちろんのこと、英語が苦手だ。更に、記憶力が悪く、英語の語彙(vocabulary)が乏しい為、学校で一通り勉強したにもかかわらず、さっぱりで、英論文など2、3行も読むと、催眠術にでもかかったかの如く睡魔に襲われ、気絶する様に眠ってしまう事もしばしば……。なんとかしなければと思っても、英語の文字を見るだけでうとうと……。それを去年の一念発起から、上達の有無はさておき、取り敢えずコツコツと続けられている。
この番組は、ラジオとも連動しており、このラジオ放送は、自分の好きな時間にインターネットの専用ページからアクセスして聞いて勉強する事も出来、ミニテストも用意されているので、会員登録すると、そのテストも採点してくれる。もちろんすぐに会員登録した。チャロ関連のページはNHKの公式サイト『チャロ・オンライン』と、NHK語学番組サポートサイト(英語のみならず、語学番組全般をサポートしているページ)の【ゴガクル】にも『リトル・チャロの部屋』という専用ページが用意されている。
番組は評判を呼んだらしく、今迄に2回、リアルタイムで番組公開テストというのも行なわれており、ゴガクルからは、《あなたが作る、チャロ名シーン》というのが始まった。これは、今月のお題であるイラストを見て、その吹き出しにあう名セリフを英語で考えて応募し、予選に通過すると、人気投票が行われるというもの。各投票期間の1ヶ月間は、全作品に、会員のみならず、一般アクセスの人も投票できるが、期間が過ぎると、会員以外は上位3作品しか見られないシステムで、上位3作品は特別賞が貰えるらしい。
せっかく勉強し続けているので、いくつか応募をしているのだが、一度予選に通過し、結局上位3位内にはならなかったが、1ヵ月後位経った頃だったろうか、予選通過した入賞賞品というものが届いた。上位3位しか賞品はないと思い込んでいたので、思いがけない贈り物に、「わーい!」と大喜びしてしまったのは言うまでもないが、実に可愛いクリアファイル(白半透明のクリアファイル)だった(写真はファイルの表と裏)。
この名シーンコンテスト、常連さんが多い様で、応募する人の数が少なそうな感じもするのだが、それでも予選を通過すると、嬉しいものだ。最近も予選を通過し、そうなると毎日票が増えていないかチェックしたくなるのが人情だ。
ところが、悲しい現象に気が付いてしまった。そんなに多くの人が投票に訪れている訳でもない様なのに、特定の作品だけに不自然な程の大量の投票が集中する事が何回も見られるのだ。前からうすうすそんな気配を感じていたが、つい最近も、投票締め切り間際に、一気に(それも時間・分単位で)上位作品の順位がひっくり返されてしまったのも見てしまった。今回も空しいバトルが繰り広げられている様に見える。毎回とても楽しみにしているだけに、残念に思ってしまう。
ともあれ、また選ばれたのだ。この可愛いファイルがまた届くのかと思うと、やっぱり嬉しい。待ち遠しいなぁ~♪