2008-05-28

☆ロキソニン(Loxonin)錠について

 『ロキソニン(Loxonin)錠60mg』は痛み止めとして処方されているが、鎮痛薬(analgesic)・抗炎症薬(anti-inflammatory drug)・解熱剤(antipyretics)である。
※ 『ロキソニン錠60mg』は、極薄紅色錠剤、” SANKYO/157”と刻印されていて、割線が付いている。直径約9.1mm、厚さ約3.3mm、重量約250mg。販売開始年月:1986年7月。
※ 重量は錠剤の重さで含有量ではない。
※一般的名称はロキソプロフェンナトリウム水和物製剤で、プロピオン酸系抗炎症剤、日局 ロキソプロフェンナトリウム水和物製剤を無水物の形で含有している。
※ 『ロキソニン細粒』もあるらしい。
錠剤アップ写真は『2008/05/08(木) 現在処方されている薬と薬価等』内、参照。

 薬局から貰った注意書き(薬局が作成したもの)等を転記する。
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【薬の作用】
 炎症による腫れや痛みを和らげ、熱を下げる薬です。

【注意事項】
・ 腹痛、胃痛、吐き気、下痢、便秘、むくみ、発疹、発熱、眠気、口内炎等が現われる事があります。
・ 空腹時を避け、食後に多め(コップ1杯)の水で服用する様にし、食事を採らない場合は牛乳等と一緒にお飲み下さい。
・ 頓用の場合は、熱が下がらなかったり、痛みが止まらなくても、5~6時間以上あけて飲んで下さい。また空腹時の服用は避けて下さい。
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 最後に、ネットで調べた、その他、添付書類に書かれている禁忌等の所を一部転記する。
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【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1. 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制により、胃の血流量が減少し消化性潰瘍が悪化することがある。]
2. 重篤な血液の異常のある患者[血小板機能障害を起こし、悪化するおそれがある。]
3. 重篤な肝障害のある患者[副作用として肝障害が報告されており、悪化するおそれがある。]
4. 重篤な腎障害のある患者[急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがある。]
5. 重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合成抑制により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させるおそれがある。]
6. 本剤の成分に過敏症の既往歴のある患者
7. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を誘発することがある。]
8. 妊娠末期の婦人
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 自分の場合は、肝機能(liver function)検査値異常等が現われた時もロキソニンは関係なさそうであったので、自分には合っているお薬なのだと思っているが、結構注意事項が多いお薬である様だ。

 その他、ブログ内の関連ページ:2008/05/08(木) 現在処方されている薬と薬価等2006/05/192006/06/14

【備考】
・製造販売元:第一三共株式会社。

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