☆ビクロックス錠(Vicclox)について
『ビクロックス錠200(Vicclox Tab. 200mg)』は、抗ウイルス化学療法剤である。錠剤アップ写真は『2008/05/08(木) 現在処方されている薬と薬価等』内、参照。
※ 『ビクロックス錠200(Vicclox Tab. 200mg)』は、白色錠剤、”MK”、”03”と刻印されていて、割線が付いている。直径約8.5mm、厚さ約4.2mm、重量約260mg。
※ 『ビクロックス錠400(Vicclox Tab. 400mg)』は、白色錠剤、”MK”、”05”と刻印されていて、割線が付いている。直径約11.0mm、厚さ約5.3mm、重量約520mg。
※重量は錠剤の重さで含有量ではない。
※ 一般的名称はアシクロビル錠で、ウイルスDNAを阻害、アシクロビル(acyclovir)を含有している。
以下に、薬局から貰った注意書き(薬局が作成したもの)等を転記する。
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【薬の作用】
ヘルペスウイルスによる感染症(単純疱疹、帯状疱疹)を治療する薬です。ウイルスの遺伝子(DNA)の合成を阻害して、ウイルスの増殖を抑えます。
【注意事項】
・ 腹痛、下痢、頭痛、眠気、貧血、吐く、血液・肝・腎機能等臨床検査値異常等が現われる事があります。
・ 服用回数が多い薬なので、必ず指示に従い服用して下さい。
・ 体が脱水状態になると腎臓でこの薬が溶けきれず、結晶化して、腎障害を起こしやすいので、この薬を服用中は普段より多めに水分を取って下さい。水分制限を指導されている方は医師、薬剤師に相談して下さい。
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ちなみに、自分の場合はヘルペス(herpes)予防にと、処方(prescription)されている。この薬は、単純疱疹(herpes simplex;fever blister;(口唇)cold sore)、帯状疱疹(herpes zoster;shingles)の他に、骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制に処方される。
去年、免疫抑制剤(immunosuppressant)をゼロにされた後に、ビクロックスも終了にしましょうかと言われた時があったが、これは止めないでまだしばらく続けて欲しいとお願いした薬である。何故なら、例えばヘルペス科に属するウイルスのサイトメガロ・ウイルス(cytomegalovirus)等は日本では30歳迄に約90%の人が感染(infection)しているといい、たとえ発病しなくてもそのウイルスは消滅する事なく潜伏し続け、免疫(immunity;immunization)力が落ちた時等に帯状疱疹になって現われるとかなんとかと聞いた事があるからだった。おまけにずっと昔に帯状疱疹を経験していて、治療法もないとかで確か対症療法(symptomatic treatment)として、塗り薬とビタミン(vitamin)剤しか処方して貰えなかった様な記憶がある。その時は右脇腹から背中にかけて出たのだが、とにかく痛くて堪らない。2~3週間は痛く、その後もしばらく痛み続ける、あんなのはもう2度と罹りたくないので、予防出来るのなら予防を、そして、十分に免疫力が付いたと自信が持てるまで続けたいと思ったのだ。
最後に、添付書類に書かれている禁忌等の所を一部転記する。
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【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
本剤の成分あるいは塩酸バラシクロビルに対し過敏症の既往歴のある患者
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以上。
【備考】
・ 販売開始年月:2000年7月。
・ 販売元:明治製菓株式会社。
・ 製造販売元:小林化工株式会社。
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