2008-05-04

2008/05/04(日) 薔薇が咲いた2

 もう一つ薔薇を。これは父がある晩、どこか馴染みバーへ寄った帰りにママさんから鉢植えで貰って帰ってきた紫のバラだ。父はほろ酔いで、「青薔薇だ」と言ってとてもご機嫌であったのを覚えている。以来、我が家の植物の仲間入りをしていたが、このバラも何故か去年は1輪も咲いてくれなかった。

 今年は1輪、写真の様に咲いてくれた。赤バラの方は、葉っぱに至るまで非常に鋭く痛い棘(とげ)が大小びっしりと出ているのだが、このバラは紫のバラ(青薔薇はバラ作りの人の永遠の夢らしく、現存しない、せいぜい紫どまりの筈である)という位だから、何度も品種改良を経ているのだろう、赤バラと違って、棘が非常に少なく、まばらにある棘もさほど痛くない。温室育ちだと棘も少なくなるのだろうか? 

 ちなみに、余りに薔薇の棘が痛く、1輪挿しにするにも扱いが大変なので、今年のバラは毎日成長を観察していた事もあり、棘が生えてくる度に茎から取ってしまう(生え始めの棘は柔らかいので痛くない)、という事をこまめにしてみた結果、棘無しになって、咲いている。

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