2008/12/22 (月) 通院記録 甲状腺エコー
今日は年末のせいもあろうが、非常に混んでいた。駐車場入り口は東側角にあるのだが、病院西南角の南側の通りに西方向から駐車出来るまで、なんと1時間半近くもかかってしまった。対面通行のその通りに並んでいた車はほぼ全て、この病院に向かう車の駐車待ちの列だった様だ。
検査の予約時刻前には病院の前にまで来ていたのに、刻々と時間だけが過ぎていく。電話を掛けたいが、すぐ後ろの車がパトカーである。しばらく悩んだが、一向に車の列が動かないので、思い切って車を降り、後ろのパトカーの警官に、「病院へ検査時刻に間に合わないと携帯で電話を掛けたいのですが、車を(路肩に)駐車してから掛けないと違反になるのでしょうか」と聞いてみた。同じくこの渋滞に巻き込まれてしまっていたパトカーの警官達はにこにこと、「車が動いていない状態ならOK、少しでも動いてしまった時点でアウト」と教えて貰った。それならば赤信号待ちの交差点の中でも、車が動いていなければ携帯を掛けられるのだなと瞬時に思いつつ、お礼を述べ、車に戻って病院へ遅れる旨の電話を入れた。
さて、今日の午前は、甲状腺(thyroid gland)のエコー(echo)検査があった。約1ケ月前の耳鼻咽頭科受診時に、念の為に、一度調べておきましょうと言われた検査だ。検査そのものは簡単で、甲状腺のある喉に検査器具を当て超音波で調べるというものである。皮膚と器具の滑りを良くする為、検査する部位にゼリー状のものを塗るので、検査が終われば、皮膚に残っているゼリー状のものをティッシュでぬぐって、終了である。
病気で入院してこのかた、肝臓と心臓のエコー検査を受けた事があったが、その時は、器具を当てられている部分に、何とも嫌な不快感を覚え、早く終わってこの不快感から解放されたいとひたすら願っていた記憶がある。これは超音波が気持ち悪いとかいう類のものではなく、先生が検査する臓器を探る様にして、エコーの器具を検査部位である肝臓や心臓ににグイ、グイ、と押し当てる、その動きに物理的(?) な嫌悪を覚えたのである。その為、今回のエコー検査でもまたぐりぐりっと嫌な感覚があるのかなと、少し緊張していたが、それほどでもなく、すぐに終了した。検査部位が喉だったせいかもしれないが、もしかすると、この検査も先生によってうまい下手があるのかもしれない。
検査後、耳鼻咽頭科の先生の診察となった。この病院ではエコーの検査をする先生と診察する先生が違う。検査結果は、ごく小さい白い物が映っていた様だが(エコーはレントゲン写真の様に白黒映像であるので、白いものと表現している)、これは問題のないもので、異常なしとの事であった。
次に口内の診察。喉の膿栓(Tonsillolith;tonsillar crypt)は相変わらずあるが、これも前回一般菌である事が判明しているので問題なし。
右頬裏にあるごく小さな白いしこり(前回私はこれも膿栓かと思っていたのだが、膿栓と違って少し硬く、見た感じも違うそうだ)には、前回処方されたデキサルチン軟膏を塗り続けてきたのだが、消えもせず、大きくなるでもなく、変化はなかった。先生は人差し指用のゴム手袋を付けて(5本指の手袋ではなく、指サックでもなく、人差し指を突き出した形で手の甲まで覆う、指一本専用の手袋があるらしい。前回気がつかなかったが、初めて見た)、触診(palpation)し、やはり変化なしとの事。もう少し様子を見て、場合によっては細胞診(cytodiagnosis)をしましょうと言われる。とても小さいので、細胞診の為にその部位を取ったら、そのしこり全部が取れる事になるだろうから、それで終わりになってしまいませんか、と訊いてみるが、そうかもしれないが、採った場合は一応検査に回しましょうと言われる。「頬裏の組織を切り取るのだから、少し出血しますが…」との事。
デキサルチン軟膏は、また次回の診察迄塗り続けるのかを確認すると、「効果も無かったし、ステロイド入り軟膏なので、もうやめましょう」と言われ、初めて(steroid)入りである事を認識した。ステロイド入りだから、改善もみられない患部に漫然と塗り続けるにはよくないのだろう。 イソジンガーグル(Isodine gargle)とアズノール(Azunol)うがい液の、2つのうがいは今後も続ける事になる。
次回予約は1月末。もう来年だ。一回でおしまいと思っていた耳鼻咽頭科、まだしばらく続きそうだ。
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