2008-12-01

2008/11/30 (日) 足の爪はネコの爪?!

 その後の足の爪の記録を少々。

 入院後、きつい化学療法(chemotherapy)を何度も受けるうちに、手足の爪には横縞が生じ、変色していき、更に足の爪は、横縞に沿って凹凸も出来、しまいには、ある程度爪が指先から伸びてくると、ポロリと剥がれる様になった。入院中、使用された薬剤が完全に体から抜けるには、2年位はかかるだろうと聞かされていたが、手の爪は足に比べると、成長が早い分、退院後比較的早い時期に、ほぼ正常に戻っている(爪自体は少し脆く弱くなった等、まだ完全ではないが、色も横縞も無くなってきれいな色になっている)。

 足親指の爪は、成長するのに時間がかかる為、現在は随分マシになったとはいえ、未だ横縞、凹凸、変色が少々残っている(親指の爪は根元から半分位はほぼ正常な色形になってきている)。また、入院後期に悩まされた、足親指の巻き爪予防には、深爪をせず、親指の指先からはみ出て伸びた分だけ爪を切る様にと指導されていたが、それを守ろうとしても、そこまで伸びる前に、勝手に爪の先端が指からポロリと勝手に取れてしまい、しかも、足親指の先端から4分の1から3分の1位が、生爪が剥がれたかの様に爪下の皮膚がむき出しになってしまうというのが、退院してもずっと続いていた。

 最近では、足親指の爪が随分伸びても、ようやく勝手に剥がれる事が無くなり、それでも切らずにいたら、靴下に当たって穴を空けてしまう位に伸びてきたので、退院後としては初めて足親指の爪を爪切りで切り、今後はもう剥がれ落ちる事はないのかなと思っていた。

 ところで、2週間程前、少し旅行に出て、自分では退院後初めてでないかと思われる位、たくさん歩いた。身体の疲労もさることながら、右足親指の隣、2番目の指の爪は内出血を起こしてしまうほど負担がかかっていた様だ。この影響は、他の指爪にも起こっていたとみえ、今日、急に左の靴下の中で何かが当たると感じて、脱いでみると、靴下の中から、大きな爪のかけらが出てきた。足親指の爪の先端が取れていたのだ。

 今回は、爪の下の皮膚がむき出しになるほどではなかったので、かなり正常に近づいてきたのだとは思うのだが、勝手に爪が先端から剥がれ落ちるなんて、まるで猫の爪の様だな、と思うと、なんだか少し可笑しくなった。

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