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2011-01-16

2011/01/ 16 (日) 退院丸4年 退院後のネオーラル処方の経緯

 お陰様で、退院後丸4年を迎えた。骨髄移植Day 1,530になる。

 最近、殆んどブログ更新をしていないが、免疫抑制剤(immunosuppressant)のネオーラル(Neoral)は1年前と変わらず、9時と21時に各25mgずつ服用中だ。

 今回も、退院から今迄のネオーラルの増減をまとめておこうと思う。
・ 2007.01.16退院直後時点: 125mg/日 (朝75+夜50mg)
・ 2007.01.29時点: 100mg/日 (朝50 +夜50mg)
・ 2007.02.27時点:  75mg/日 (朝25 +夜50mg)
・ 2007.05.14時点:  50mg/日 (朝25 +夜25mg)
・ 2007.10.01時点:  25mg/日 (朝25 +夜 0mg)
・ 2007.10.30時点:  0mg/日 (朝 0 +夜 0mg)
・ 2007.12.27時点:  50mg/日 (朝25 +夜25mg)
・ 2008.06.02時点:  25mg/日 (朝25 +夜 0mg)
・ 2008.10.07時点:  50mg/日 (朝25 +夜25mg)
・ 2011.01.16の現在も50mgのままで、丸2年15週間経過
※2007.12.27と2008.10.07に50mg/日に戻っているのは、ネオーラル減量が原因で始まった肝機能値(liver function)の悪化が止まらなかった為である。

 手の急なこわばりの治療の為に飲み始めたステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)の量は、2009年8月25日に10mg/日から服用開始し、2010年2月3日から徐々にその量を減らし始めてきていたが、2mg/日になったあたりで肝機能値が不安定になってきた為、現在減薬が2mgのまま停滞している。

 もう自分以外にこの日が退院日だったという事に気付く人はいないだろう。それでも、無事にこの日を迎えられた事を祝うべく、亡き父のブランデーで一人祝杯をあげる。やはりとってもうまい。。。

 肝機能値が不安定になってきているのに、何かに付け理由を付けては飲もうとする所が酒飲みの悪い所かもしれないが、美味しくて幸せになる。体の痛みも少し和らぐ気がする。願わくば、大酒飲みだった母親の『鉄の肝臓』も自分に遺伝して欲しかった所 (自分は母程お酒に強くない為) だが……等と思いながら、昨年同様、両親の写真にも報告。。。ありがとう☆

2010-01-17

2010/01/ 17 (日) 現在の服用薬一覧

 現在処方(prescription)されている薬、時々使っている薬等を、また書き上げておく。尚、処方薬の量や使用限度量等は、あくまでも現在の、即ち骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)後1,165日目、退院後丸3年経った自分の体調等を基準にしたものなので、1つの参考と思って、見て頂きたい。

・ 『ネオーラル25mgカプセル(軟カプセル)』: 1日計50mg 
※免疫抑制剤(immunosuppressant)で、9時と21時に(つまり12時間おきに)各25mg服用。
※現在に到る迄のネオーラルの増減については『2010/01/ 16 (土) 退院丸3年 退院後のネオーラル処方の経緯』に書いたので、それを参照頂きたい。

・ 『ビクロックス錠200 (Vicclox Tab. 200)、200mg』: 毎朝1日1回1錠服用。
※帯状疱疹(ヘルペス;herpes zoster)予防薬として服用。これだけは1度の中断もなく飲み続けている。また、中止にしないでと先生に頼み込んでもいる。

・ 『プレドニン錠(Predonine) 5mg』: 1日計10mg 
※朝と晩の2回に分けて各5mg服用。朝と晩なので、ネオーラル(Neoral)服用に合わせて同じ時間に服用して良いと主治医から言われている。
※昨年、GVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)と思われる手のこわばり(stiffen)が悪化する一方なので、その改善薬として2009/8/24に処方されたステロイド薬(steroid)。
※現在服用で改善しているが、右指先の痺れだけは取れていない状態。次回通院時から減量開始を試してみようと主治医から言われているが。。。

・ 『マグミット(Magmitt)錠250mg』: 適宜。
※自分の判断(体調等)に任されている。
※便を軟らかくする薬で、1日6錠(計1,500mg)を限度として処方されているが、現在は、1日2回、各1錠(250mg)を昼食後と夕食後に服用している。今はそれで丁度いい感じである。
※プレドニンの開始後、軟便(soft stool)傾向が多くなり、また肛門の渋る感じが多くなり、一時、飲まなかったり減らした事があるが、便通が思わしくスムーズにならなくなった為、1日2錠に戻している。

・ 『ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用、顆粒剤)、No.68 (2.5g)』: 適宜。
※これも自分の判断に任されている。※こむら返り(twist、leg cramp)に対して、1日3袋を服用限度として処方されている。
※明け方にこむら返りを起こす事が多いが、強烈に起こる時や、日に何度もきつく起こる時等に、頓服として服用している(1日3袋を上限としている)。

・ 『フォサマック錠(Fosamac Tablet)35mg』: 1週間に1錠。
※骨粗鬆症(osteoporosis)予防(改善?) 薬で、毎木曜日、起床時1番にコップ1杯の水で服用 (30分間後から朝食をとる様に注意書きがある)。
※2007年12/6から始めた(途中短い中止期間はあったが)。
※フォサマック5mg錠ならば、毎朝、同様に服用するお薬である。

・ 『パリエット錠(Pariet) 10mg』: 毎朝1日1回1錠服用。
※ムカムカするという訴えに対し、2009年9月9日よりこれが処方されている。

・ 『リピトール錠(Lipitor) 5mg』: 毎夕食後1日1回1錠服用。
※コレステロール値(cholesterol)が非常に上昇した為、治療の為に2009年12月16日より開始。

・『ロキソニン(Loxonin)錠60mg』: 1日計3錠(180mg)。
※痛み止めで、昨年3/9の復職を前に、勤務を出来るだけスムーズに遂行出来る様にと主治医に懇願して3錠に増やして貰う。
※主治医からは出来るだけ飲まない様にと言われたが、出勤時はいつも3錠服用している。概ね先生の言いつけ通り、出勤日以外は2錠で我慢し、頸等の痛くて堪らない所には膏薬を貼って対処している。
※このところ、この痛み止めは特に効いている気がしなく、書きたくはないが身体中が痛く感じて堪らない。
※何かの感染症――現在なら新型インフルエンザ(A型 H1N1 influenza)――等に罹っていないか等、不安が生じた時に、念の為に断薬して、発熱(pyrexia、fever)していないかを、時々、自主的に確かめている。

・ 『イソジンガーグル(Isodine gargle)、7%、30ml』うがい液: 基本、1日3回毎食後。外出後等、適宜。
※サボりがちであったが、新型インフルエンザの大流行の為、少なくとも外出前後は必ずうがい(gargle)する様にしている。また、外出時は持ち歩く様にして、気になった時はいつでもすぐにうがい(gargle)出来る様にと心掛けている。
※復職後の出勤&帰宅直後にも必ずこれで直ぐうがいをして予防に心掛けている。

・ 『インサイドパップ(Inside Pap) 70mg』: 膏薬(plaster)で、適宜使用。
※2/16からカトレップパップがこれに変更されたが、白色大判肉厚な膏薬で、殆んどカトレップパップと違いは無い。

・ 『モーラステープ(Mohrus Tape) 20mg』: 膏薬(plaster)で、適宜使用。
※5/18から処方して貰っている。これはカトレップパップやインサイドパップと違って、薄手で肌色の膏薬。
※頸がかぶれてきた(rash;eru ption)ので、違うタイプをと処方して貰った。右手のこわばり(stiffen)や痛み・しびれ(numbness)が出て来た昨年8/10頃から肘や手の平に貼ったり、ハサミで適当な大きさに切って指1本1本に巻いていた。
※インサイドパップが最大5袋しか処方して貰えないらしい事から、これが無くなった時の為に備えて処方して貰っている。継続的にお願いしている訳ではないが。

・ (処方されてはいないが) アリナミン(Alinamin)等のビタミン剤(vitamin): 手持ちのビタミン剤を、特に出勤時は良く飲んでいる。
※これらのビタミン剤に関しては、先生に聞いてみた所、現在の処方薬の他に追加して飲んでも大丈夫と、一応お許しを得ている。

 その他、バクトラミン(Bactramin)は2009年4月20日に中止となり、ウルソ錠(Urso)は9月7日に600mgから300mgに減薬、10月19日に中止となった。先生が薬の量を減らそうとして、それぞれ中止となったのだが、2009年に新しく増えた薬は、プレドニン、パリエット、リピトールの3種類。プレドニン服用の影響で、残り2種の薬が増えたのだが、いずれプレドニンを零迄に減薬する過程で、これらは中止になると思われる。

  以上が、現在の処方薬である。

2010-01-16

2010/01/ 16 (土) 退院丸3年 退院後のネオーラル処方の経緯

 お陰様で、退院後丸3年となった。骨髄移植Day 1,165日になる。

 退院時の主治医の説明では、上手く経過すれば半年後に免疫抑制剤(immunosuppressant)のネオーラル(Neoral)を零に出来るだろうと言っておられたが、まだネオーラルを9時と21時に各25mgずつ服用中だ。先生の希望的観測は、免疫抑制剤の点では、上手く経過していないという所なのだろう。

 そこで、退院から今迄のネオーラルの増減をまとめておこうと思う。
・ 2007.01.16退院直後時点: 125mg/日 (朝75+夜50mg)
・ 2007.01.29時点: 100mg/日 (朝50+夜50mg)
・ 2007.02.27時点:  75mg/日 (朝25+夜50mg)
・ 2007.05.14時点:  50mg/日 (朝25+夜25mg)
・ 2007.10.01時点:  25mg/日 (朝25+夜 0mg)
・ 2007.10.30時点:  0mg/日 (朝 0+夜 0mg)
・ 2007.12.27時点:  50mg/日 (朝25+夜25mg)
・ 2008.06.02時点:  25mg/日 (朝25+夜 0mg)
・ 2008.10.07時点:  50mg/日 (朝25+夜25mg)
・ 2010.01.16の現在も50mgのままで、丸1年15週間経過
 2007.12.27と2008.10.07に50mg/日に戻っているのは、ネオーラル減量が原因で始まった肝機能値(liver function)の悪化が止まらなかった為である。ちなみに、昨年中頃に急に出始めた右手のこわばり(stiffen)が酷くなり、治療の為にステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を2009年8月25日から10mg/日服用開始している。

 骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を受けた人で、免疫抑制剤を零迄に減量した後、生涯飲まなくて済む人もいるというのだが、自分の場合、フルマッチの実姉からの骨髄移植だった為、主治医もそれを目標としておられたのだろう。

 自分はと言うと、移植前に色々と医者から説明を受けていたが、移植直後から起こり始める様々なGVHD(急性GVHD)を実際に体験し、退院前後から慢性GVHDと思われる症状が見られ始めていた。当然全てが未経験の事。それ故、免疫抑制剤が零になる頃には全て治まるのだろうと信じていたが、現実はそう簡単に済むものではなかった。しかし、もう後戻り出来る訳ではない。

 目下、私にとって免疫抑制剤減量は50mg/日が一つの壁となっている様だ。一方で、肝臓等の臓器移植(organ transplantation)の人は一生涯免疫抑制剤を飲み続けなければならないというのだから、薬を零にする可能性のある骨髄移植患者の自分は幸運と考える方が、精神的にもいいと考える様にしている。

 慢性GVHDも、時と共に一つ一つ良くなっていくと信じていたのだが、良くなる症状もあれば、思いもかけず急に新たに現れるGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)もある。最近富みに体が痛く辛いという傾向が強くなってきている様にも思うのだが、通勤(勤務)を続けて来て疲れがたまって来ているのだろうと思う事にしている。

 免疫抑制剤を減薬出来ない原因は肝機能検査値不良なのだが、久しく改善しなかった肝機能値がステロイド効果で正常値に改善している。次回通院あたりからステロイドの減薬を開始しようと主治医から言われているが、それがきっかけでまた悪化する可能性は十分ある。心おきなく(??)お酒を飲めるのは今のうちだ。

  先ずは、無事にこの日を迎えられた事を祝おうと、畳んでしまったS学院の実家から持って来た、父の遺品のブランデーを開けて一人祝杯をあげた。何年振りだろう、ブランデーを飲んだのは…… とってもうまい。。。両親の写真にも乾杯して報告した。父も母も笑っている。。。ありがとう☆

2010-01-04

2010/01/03 (日) 胸が……

 今年は短いお正月、最後の夜は、定番のお雑煮の後に、頂きものの見事な“にらみ鯛”を有り難く戴いていた。立派な明石鯛、とっても美味しい…… と言っても、この日は鯛の良い部分を全て後日用に取り分け、骨の周りの白身をこそげて食べていた。
 
 すると急に咽喉奥というか、また顎(口内?)のあたりが痺れ出した。そういえば先日の通院で、先生にこの痺れ(numbness)について報告するのを忘れていたな、と思う間もなく、時々起こる嚥下違和感みたいなのが咽喉辺りにも同時に起こり始め、『おかしい、小骨等はまじっていなかった筈だし……』、と悩もうとした。

  ところが、その症状に加え、胸の真ん中も痛み始めた。直ぐに止むのかと思ったのだが、顎の痺れ・咽喉の違和感以上に、胸の変な痛みが強くなってきて、少し焦りの気持ちが湧いてきた。『そういえば、今朝の血圧は下の値が少し高かった……、コレステロール値(cholesterol)はお薬で下がって来たけど、まさか心筋梗塞??!』

 今日はお正月3日の日曜日の夜だし、病院に電話しても主治医の先生も居られないだろうし、もしそれから先生に繋いで貰えるとしても時間がかかるだろうし。。。 瞬時に考ええつつ、だんだんと混乱してくる。

 この程度の痛みで救急車を呼ぶ訳にはいかないと思う一方で、万が一心筋梗塞(myocardial infarction)で救急車を要請する事態になった時は、退院間もなく主治医に紹介して貰った病院名を伝えなければ()、とか、もし心筋梗塞等の場合、果たしてそれを自分の口で伝えられるのだろうか、とか、色々な思いが頭をよぎったが、結局数分(10分位か?)で、漸く締め付けられる様な胸の痛みは治まった。
※ 今、通院している病院は、自分の住む町から70kmは離れているK都の大学病院なので、気軽に行ける距離では無い。その為、何かの時に直ぐに診て貰える病院を紹介して貰っている。

 未だ変な違和感が胸中心に残っていたが、胸の様子を見ながら、心筋梗塞の症状について調べてみた。ネット等で得た症状を読むと、心筋梗塞の症状は非常にきついらしく、どうやら違うらしいと思えた。むしろ、その検索で引っかかって来た、狭心症(angina pectoris)が近いかもしれないと感じられた。

 そして改めて考えてみた。独り暮らしなので、新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)に罹って万が一重症化した時に備えて、玄関等に緊急連絡先をメモし残しておこうと考えてはいた。しかし、体がしんどく億劫な日が多く、それをいい訳というわけではないが、未だその用意をしていない。そこまでしなくても、という思いがまだどこかにあるのかもしれない。というか、それを用意する行為自体が非常に億劫で、また自虐的な感じもして憂鬱でもあるからかもしれない。

 この病気に罹らなかった頃の自分なら、これ位の事ならそれ程は心配していなかっただろうし、きっと肋間神経痛(intercostal neuralgia)と思っていたかもしれない(※昔、肋骨辺りに起こった痛みに対し、母がこの名前を言った事に依るものもで何の根拠も無い)。しかし、今現在の自分は、自覚しようがしまいが、まだ、色んなリスク(risk)を負う状態なので複雑な気分だし、多くの人に心配して貰った事もあるので、最大限、自己管理をしておく必要があるとも思っている。気が重いが、やはり一応用意しておく必要があるのだろうと思う。

 さっきネットで調べた中に、心筋梗塞の緊急時に、バファリン(Bufferin)服用が有効らしいという情報を得たので、亡き母の薬箱からバファリン(81mgと330mg錠)を探し出し、念の為に財布等に潜ませた。バファリンと言えば通常鎮痛解熱剤だし、自分はアスピリン(aspirin)系のアレルギー(allergy)も無い。ただ、緊急時に自己判断で飲む訳にもいかないだろうし、果たして狭心症(又は心筋梗塞)なのかどうかも不明なので、次回先生に訊いてみなければならない。それ迄に万が一救急電話をする事態になった場合に備え、バファリンを持っていると電話口で伝えられる様にとの心づもりだ。自分で落ち着いて話せる状態ならばの話だが、備えあれば何とやらだ。

これが取り越し苦労である様にと願うが、早くコレステロール値を下げて、こんな要らぬ心配をしなくても済む状態にしたいものだ。

2010-01-03

2009/12/28 (月) 通院記録3 ステロイド薬を飲み忘れた時の注意点

 前回、免疫抑制剤のネオーラル(Neoral)を2回飲み忘れたと先生に報告した時、先生は何か体調に変化は無かったかと訊かれた上で、基本の薬なので、飲み忘れに注意する様にと言われていた。

 しかし、今度は12月4日に、夜の分のネオーラルとプレドニン(Predonine)の服用を忘れてしまった。その翌朝お薬を飲む時になって気が付いたものだから、半日経ってしまっている事になり、どうしようかと悩んだ末、飲み忘れ分はそのまま置いておく事にしたと先生に説明する。ネオーラルとステロイド(steroid)のプレドニンは、原則朝9時、夜9時の12時間間隔で服用する様に指示されている薬だ。

 ネオーラルは現在朝25mg+夜25mgを処方されているが、退院時と比べるとかなり量が少なくなってきている。その為か、先生は「ネオーラルの飲み忘れを半日後に気がついた場合、もう前日分はあきらめて飲まずにいてもいいですが、ステロイドは分量を厳密に管理しないといけないので、たとえ12時間経った翌日でも、今後飲み忘れに気が付いた時点で、プレドニンは飲み忘れ分もまとめて飲んで下さい」と言われる。

 ステロイドのプレドニンは現在朝5mg+夜5mg処方されているが、急な減薬をすると、折角抑えてきた症状が悪化する等の困った現象の起こる可能性があるので、半日経っていても、飲み忘れに気がついた時点で、飲み忘れ分もまとめて服用しなければならない、つまり、処方されたステロイドのプレドニンは、飲み残しの無い様、きっかりと飲み切るのが原則な様だ。
※ここに書いたステロイドの飲み忘れに関しての注意事項は、あくまでも私の場合の事なので、同様に飲み忘れた人の場合、自己判断するのではなく、各人の主治医に電話ですぐ相談して、どうするのかを決めて貰いたい。

2010-01-02

2009/12/28 (月) 通院記録2 前回(11/30)の蛋白分画の結果

 12回目となる前回11月30日の蛋白分画(protein demarcation)結果には、まだノッチ(notch)(▼マークの所)が付いていて、【βγ-グロブリン位にバンドが認められます】というコメントがある。つまりM蛋白(M protein;monoclonal protein)が検出されているらしい。

 右手のこわばり(stiffen)という症状改善の為に処方されたステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を開始して丁度15週間目に当たるが、その頃から分画の結果は全て正常値内に収まってきている。しかし、そのグラフの形を見ると、正常な形とはだんだんと違ってきている。

 γ分画は、本来正常ならα1、α2、β値の山(順に②、③、④の番号の所)より高い筈なのに、しかも最近の検査値は全て正常値なのに、何故かノッチの付いているγの山(⑤)がだんだんと低くなってきている。検査値は正常なのに、グラフは変な形…… 先生も不思議に思いつつも、それをどう解釈するのかは、はっきりとは知らない模様。

 それにしても、ノッチが消える(M蛋白が検出されなくなる)事ってあるのだろうか? 多分、ノッチが消える日迄、この検査はまだまだ続くのだろう。

2009-12-31

2009/12/28 (月) 通院記録1 コレステロール値改善

 この1カ月の体調は、血圧は前回同様、体重は微増傾向。頸・背(骨)・腰・指等の関節痛(arthralgia)、右指先の痺れ(numbness)少々、のどの痛み・痰(sputum)、ムカムカする、肛門渋る感がある、こむら返り(twist、leg cramp) (4分の1はきつく起こる)や手足の攣り、不眠(sleeplessness)傾向・眠い、だるい・しんどい等は、ほぼ毎日の事。しばしばから時々感じる症状では、頭痛(headache)、めまい(vertigo;dizziness;giddiness)、見え難い、目に星が飛ぶ、嚥下違和感、脇汗、脚のむくみ等。新しい症状としては、12月2日頃より、時々あご(口の中)が痺れる様な感じが起こる。

 その他、かなり前からある症状なのだが、時々急に指先(人差し指)にトゲか何かが刺さった様な感じが結構最近良くある。どれだけ指先を見てみてもトゲらしきものが見当たらないが、どうもチクチクと痛んで仕方が無い状態。。。今迄、ベランダで植物の世話をしたりしたのが原因か等と思っていたのだが、もしかしたら、そうとは違うのかもしれないと思う現象があった。それは12月7日に急に右の人差指の指先がまたチクっと痛み始め、どうしてもトゲが見当たらないので、絆創膏を巻いて寝る事にした。その深夜、トイレに行った後、急に今度は左の人差指にもトゲが刺さった様な痛みがし始めたのだ。この時初めて、『えっ、もしかしてこれもGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)??』と言う考えがよぎった。この症状は一旦起こると結構長く続くのだが、今迄記録していなかったので、今回記録を付けてみた結果、このチクチク感が漸く治まったのは、12月20日頃だった。

 診察の順番がきた。前回処方されたコレステロール(cholesterol)の治療薬リピトール(Lipitor)(5mg/日)は、2週間後から服用する事になっており、実際には12月16日(水)から開始したので、丸12日経過した事になる。その結果は、コレステロール値が100近くも劇的に下がっていた。「リピトールは良く効いているみたいだし、γ-GTPがやや上昇しているけど、その他の検査値に問題は無いので、いい感じですね」と先生。また、リピトールの主な副作用は腎機能(renal function)に現れるのだが、それも含め、血液検査値に異常は出ていないので、副作用(side effect)の心配も少なくなったので、次回は4~5週間後でいいですよと言われ、次の診察は5週間後の2月1日になる。

 指先がチクチクする件については、もしかしたら神経が少し変になっているのかもとの事。自分と同じ様な症状の出る患者はいるのか訊いてみるが、余りいない気配で、先生の口からはGVHDという言葉は出て来なかった。

 お薬に関して先生は、本当ならもうそろそろステロイドを減らしたい所なのだが、私の日々の体調や症状の多い事から、もう少しだけ続け、次回から減量を考えてみましょう、との事。減量でまたこれらの症状が悪化するかもしれないのが不安とも言われるが、こればっかりは個人差もあるし、試してみないと分からない事なので、それはまたその時の事だ。

 自分からは、肛門渋る感が出始めてから軟便傾向が強まった事もあり、便を軟らかくする効き目のあるマグミット錠(Magmitt)を1日2錠から0錠に減らしてみていたが、今度は便通が余りスムーズにいかなくなった為、1日1錠にしたり、2錠にしたりして様子を見ている事と、痛みどめ(painkiller, anodyne)のロキソニン(Loxonin)は社会復帰へのリハビリの日以外は、先生の希望通り、極力1日2錠で我慢している事を伝える。

 一度、昼食事時にひどくむせ、咽喉奥に何かひっかかった感じが、普段ならしばらくすると取れるのに、その時は就寝時になっても取れなかった事があったと話してみる。翌朝には元に戻っていたのだが、退院後、むせ易くなったと思う。ご老人がむせたのが原因の誤飲性肺炎(aspiration pneumonia)を起こすという話を聞く事があるが、自分にもその危険性はあるのか聞いてみる。「困ったですね……」と言いつつ、無いとは言えない、との事。

 最後に、先生は問題視されておられなかったが、γ-GTP値がまた上昇していたので、一応飲酒の事に触れておいた。γ値は飲酒で増加すると聞いた事があるし、最近は以前より飲酒日を増やしているからだ。先生「γ-GTPが上がったのはそのせいかな?」と言われるが、いつもの様に「困ったなぁ~」とは言われなかった。プレドニン服用で肝機能検査値(GOT、GPT)が改善して正常値になっているからなのかもしれない。γ-GTP値がこのまま上昇し続ける様なら、飲酒量・回数について考えなければならないと自分でも思っているのだが、折角のステロイド効果で肝機能が正常化しているのだから、この年末年始は、好きなだけお酒を飲んで過ごそうと、不良患者は考えている。

【血液検査の結果】2009/12/28:
WBC(白血球数) 9.6(高)、HGB(ヘモグロビン) 14.2、PLT(血小板数) 209、
GOT(AST) 26、GPT(ALT) 22、γ-GTP 76(高)、LDH 239、AMY 133(高)、T-cho 282(高) [140-220mg/dl]、HDL-cho 117(高)[50-87mg/dl]、TG 201 (高) [34-173mg/dl]

2009-12-24

2009/12/23 (祝・水) 右手の状態 その後2

 現在の右手の状態を記録しておく。

 夏前頃から右手がこわばり(stiffen)始め、次第にグーッと握れなくなり、右指も曲げるのが痛く痺れ、手の甲側に反らせなり、日常生活に支障が出る程ひどくなり、先生に話した所、やはりGVHD (graft versus host disease:移植片対宿主病)だろうと言われ、ステロイド(steroid)治療をする事となった。

 治療薬のプレドニン(Predonine)を朝と晩に5mgずつ飲み始めてからの症状は、毎回の通院記録等にも書いているが、18週目となる現在の右手の状態は、普通にグーッと握り込めるし、痛みもほぼ解消している。ただ痺れ(numbness)だけは、右指先に少し残ったままである。

 指を手の甲側に反らす柔軟性に関しては、服用丸4週間後の、9月23日の記録と比べて、殆んど変化は無い(痛みと痺れはほぼ消えたのだが……)。左手の指1本1本が90度位、手の甲側に反らせるのに対し、右の指は80度前後のままである。指が固まってしまわない様にと、自己流のマッサージは、毎日ではないが続けている。しかし、無理に反らそうとしても、90度迄反らす事は未だに無理の様だ。反らないと気付くのが少し遅かった(つまりマッサージ開始が遅れた)為、もう完全にほぐせないのかも知れない。

  痺れが僅かに残っている為か、プレドニンの減量は見送られ続けている。完全に元に戻る事(左手と同じ状態に指も反る事)を願っていたが、ここしばらくは特に良くも悪くもならず、現状維持という感じがする。もうこれ以上の改善は無いのかもしれないが、あのひどいこわばりからここ迄回復したのだから、有り難い事だと感謝しなければ、と今は思っている。

2009-12-21

2009/11/30 (月) 通院記録1 リピトール服用開始となる

 新規の患者さんが2件も入ったせいか、大幅に診察が遅れた。遠くから一族(?)揃っての受診と、もうひと組。どちらも病名が判明していて、紹介状を貰ってやって来た患者らしいのが、中待合(診察室前の待合の事)での家族の会話から知る事が出来た。途中、診察室から何やら所用で出て来られたKB先生が、中待合にいる私を見て「すみません、もう少し遅れます」と申し訳なさそうに言われたので、「大丈夫です」と小走りに去る先生の背に向かって返答する。

 自分の時も病名が分かってから受診迄時間も余り無かったので、知らない事ばかり……、訊きたい事は尽きなかったが、何を訊けばいいのかも分からない状態でもあったのを思い出した。もし急性(acute)なら、一刻の猶予も無く治療を開始しなければならない病気であるので、飛び入りの患者さんの為に待つ事は苦にならない。きっと自分の時も、こんな感じで誰かの診察を待たせてしまったのだろうと思うと、申し訳無さと感謝の気持ちが湧いてくる。

 さて、この1ヶ月間の体調は、ほぼ毎日起こる症状としては、のど・頸・背(骨)・腰・指の痛み、時に肘の痛み、右指先の痺れ(時々右手グー痛)、手足の攣りやこむら返り(twist、leg cramp)、痰(sputum)、ムカムカする、肛門の渋る感じ、だるい・しんどい。不眠(sleeplessness)傾向と頭痛(headache)も頻度が高い。その他、常に感じる症状ではないが、見え難い、脇汗が急にどっと出る、胃痛(gastralgia)・舌の痛み・目に星が飛ぶ、嚥下違和感等が時々起った。また11/18頃よりしばしばめまい(vertigo;dizziness;giddiness)の様なふらふらする感じ、時々胸苦しく感じる時があり、心配になって血圧(blood pressure)を測ると、下が90以上で脈拍(pulse)も高い事が多かった。ステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)服用開始からコレステロール値(cholesterol)が上昇し続けているので、ちょっと不安を感じている。

 予約時刻の2時間後、診察開始となる。コレステロール値がまた上昇していて、とうとう治療の必要ありとなる。既に色んな薬を服用しているので、これ以上薬の種類を増やしたくないと先生は考えて下さっているのだが、上げ止まる様子が無いので仕方が無い。治療薬はリピトール(Lipitor)という5mgの錠剤で、一日一回夕食後に服用する薬との説明を受ける。ただ、この薬の副作用(side effect)が出ないかをみる為にも、次回は2~3週間後に診察をと言われる。出来れば4週間後を希望すると伝えると、「じゃあ、診察は4週間後として、お薬は今から2週間後から飲み始めると言うのではどうでしょうか?」と先生。自分がかつてステロイド薬開始に関して、こんな申し出をしたのをすっかり忘れていた。それでお願いする事にし、服用は12月15日頃からという事を確認する。

 薬がまた1種類増えた事で、マグミット錠(Magmitt)は食間(hora intermediis)に服用がいいかもと言われる。また、現在の経過(体調等)をみて、プレドニンの減薬を開始は今回も見送る事となったが(現在処方されている薬は1錠5mg を朝晩2回、計10mg/日)、減量するなら、半錠の2.5mgから始めるかと思っていたら、先生は「減量は1mg単位となるでしょう」と言われる。今服用しているプレドニンはとても小さな錠剤である。まだプレドニンの治療開始をためらっていて、プレドニン治療経験者である知人に訊いた時は、2.5mg単位で減量したという話を聞いていたので、半錠単位で減量を始めるかと思っていたのだが、それより小さな、即ち1mg単位のプレドニンがあるらしい。

 薬と言えば、9時と21時に服用するネオーラル(Neoral、各25mg)を、11/19夜と11/22夜の2回、飲み忘れてしまったと報告すると、「何か体調に異変はありませんでしたか?」と心配そうに先生が訊かれる。飲み忘れた翌日等に特に何か症状(symptoms)が出た記憶は無いと伝えたが、現在の体調を維持してくれている基本の薬なので、気を付けなれければ。。。

 ところで、悪玉コレステロールと言われるLDLを血液検査に何故入れないのかと訊いてみる。先生は、LDLは総コレステロール(T-cho)と善玉コレステロール(HDL)値の引き算で出るので必要ない、と言われる。そう言われても、検査して貰うと具体的に自分の値とその基準値が分かるので、有り難いのだが、先生がLDL値を気にされておられない様なので、それで良しとしようか。。。
※ ちなみに、帰ってから調べたが、LDLを求める計算式は以下の通りである(TGは中性脂肪)。
 ◎ [ LDL ] = [ T-cho ] - [ HDL ] - [ TG÷5 ]

 その他の血液検査結果は、GOT、GPTは今回も正常値であったので、肝機能(liver function)に問題無しとの判断。γ-GTPが前回よりも更に高くなっている事に関しては、自分としては、もしかすると、アルコール飲酒に関して先生から何か訊かれるかと思っていたのだが、先生はウルソ錠(Urso)をやめた影響かもと言われる。ウルソにはコレステロールを下げる力は無いと、以前先生から教えて貰ったが、γ-GTPに関しては何か影響がある薬らしい。好中球(Neutrophil)は今回も79%と非常に高いのだが、ステロイドで好中球数が増加する為だと説明される。

 また、なんとなくめまいが起こる様な気がする点に関しては、頭に行く血管が細くなっているからだろうと言われる。ここしばらく血圧が不安定な事を伝えてみたが、診察前に待合で計った値は115-78(脈75)と問題無かったせいなのか、多分関係無いだろうと言われる。心配なら一度頭のCTスキャン (CT-scan;コンピュータ断層撮影)をしてみた方がいいだろう(但し、当病院で予約するなら2~3ヶ月後になるだろう)とまた言われる。今回も予約する事はしなかったが、そのうち受けてみた方がいいかもしれないと思っている。

【血液検査の結果】2009/11/30:
WBC(白血球数) 9.5(高)、HGB(ヘモグロビン) 14.0、PLT(血小板数) 208、
Neutrophil(好中球) 79%(高) [46-62%]、Lymphocyte(リンパ球) 13%(低) [30-40%]、Monocyte(単球) 8% [4-7%]、Eosinophil(好酸球) 0(低)% [3-5%]、Basophil(好塩基球) 0% [0-1%]、
GOT(AST) 23、GPT(ALT) 19、γ-GTP 56(高)、LDH 230、AMY 130(高)、T-cho 374(高) [140-220mg/dl]、HDL-cho 111(高)[50-87mg/dl]、TG 135 [34-173mg/dl]、

2009-10-27

2009/10/19 (月) 通院記録2 前回(9/28)の蛋白分画の結果

 前回で9回目になる、9月28日の蛋白分画(protein demarcation)の結果について、また先生にグラフ付きの検査結果を印刷して貰った。ステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を開始して丁度5週間目の検査値はこれ迄と殆んど変化無しだが、初めて全ての検査値が基準値内に入っていた。

 全て基準値内になったのに、ノッチ(notch)はまだしっかりと付いている(写真内の▼マークの所)。グラフはγの山(グラフ⑤の所)がいつもより相対的に低くなだらかになっているが、ノッチの位置はほぼいつもと同じだ。【βγグロブリン位にバンドが認められます】とのコメントも相変わらず付いていて、今回もM蛋白(M protein;monoclonal protein)が検出されているらしい(写真)。

 そもそもIg-G値が基準値を超える勢いで上昇した事から始まった蛋白分画検査。ステロイドのプレドニンの影響でIg値は下がるだろうと言われていた通り、9/8のIg-Gは1644と少し下がり、今回10/19のIg-G値は1169と、これも十分基準値内ではあるのだが、急減少している。ステロイドの影響とはいえ、Ig-Gが下がり、蛋白分画の検査値も全て基準値内になったというのに、簡単にノッチも消えると言う事は無いみたいだ。

【蛋白分画の結果】2009/09/28:
・ALB分画(画像アリ) 63.1% [ 60.2~71.4 ]、
・α1分画 2.6% [ 1.9~3.2 ]、
・α2分画 7.9% [ 5.8~9.6 ]、
・β分画 8.8% [ 7.0~10.5 ]、
・γ分画 17.6% [ 10.6~20.5 ]、
・A/G比 1.7 [ 1.5~2.5 ] 
※コメント:βγグロブリン位にバンドあり。
※ALBとはアルブミン(albumin)の事。
※A/G比とは、アルブミンとグロブリンの比率(albumin-globulin ratio〈A/G ratio〉)
※[ ]内はこれら分画の正常値であるが、検査機関や病院によって少しずつ違っている。
※関連項目:ラベル【蛋白分画検査

2009-10-26

2009/10/19 (月) 通院記録1 ウルソ中止に

 体調は10/18付のブログにアップしたので、ここでは省略。

 今日の血液検査結果で、肝機能(liver function)検査値は今回も正常値まっしぐら。γ-GTPはまだ高いが前回より少し下がっている。それに反して、総コレステロール値(T-cho)は前回より更に上昇している。もともと自分はT-choが少し高めに出る傾向はあったが、最近の上昇は、右手指こわばり(stiffen)治療の為に始めたステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)の副作用(side effect)が原因と、前回先生から言われている。

 プレドニン服用開始丸8週間で、右手の症状も改善し始め、なかなか基準値内迄下がらなかった肝機能検査値迄もが、すんなりと下がったので、ステロイドと言うのはやはり凄いなと実感したが、こわばりのある右手ではなく左手が一度ひどく固まってしまって、きつく痛んだ事があるという話もしたせいなのか、プレドニンの量は今回も変更無し。自分の場合、主な副作用の中の、不眠(sleeplessness)傾向が出ている。それ以外の副作用についてはまだ余り実感は無いのだが、体内の血液の中では、ステロイドの影響はもっとストレートに値となって出ている様だ。

 右手こわばりの改善の話には安堵されて聞いておられたが、「コレステロール(cholesterol)の治療を開始した方が良いかなぁ」と先生、しばし悩まれる。そんな先生の表情を見ながら、前回は60も上昇したので、素人の自分も、これは凄いと思ったのだが、今回の上げ幅は16である。上昇の勢いも減っているし、そんなに悩むレベルなのかなと思ったのだが、先生は過去のT-cho値をグラフにして私に見せて下さり、上昇の勢いがまだある事を理解する(写真)。

  前回コレステロールが急上昇したので、この3週間、殆んど油ものを食べなかったと先生に伝えると、油ものと言うより、肉類を食べるとコレステロールが上がる様な事を今回も言われる。卵も良くないらしいが、卵は栄養バランスもいい事から、良く摂る様にしている。と言っても1日1個は超えていない。肉類も余り摂っていない筈なのだが、やはり自分は人よりコレステロールを溜め込みやすい体質なのだろうか?

 すると先生から「確かお母さんもコレステロールが高かったとか……」と訊かれる。前回の自分の話を覚えておられたのだろう。父の値は知らないが、母の場合、T-choは高かったが、HDLコレステロール(HDL cholesterol;high-density lipoprotein cholesterol:高密度リポ蛋白コレステロール)の値も異常に高かったという話だ。

 HDLとは善玉コレステロールと言われるもので、この値が高いと、悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール(低密度リポタンパク質コレステロール:low-density lipoprotein cholesterol)の影響を打ち消すとかなんとか……。母の場合、HDLが異常と言えるくらい高かったらしいと聞いているが、自分の場合、今迄HDLは基準値しか記録した事が無いとも伝える。ただ、入院後この検査をしたかどうか、先生も自分も良く覚えていない事から、「一度調べてみましょうか……」と先生。

 更に、甲状腺機能検査(thyroid function test)はした事があったかと訊かれる。コレステロール値が高くなると、甲状腺機能低下(hypothyroidism)になる事があるのだという。はっきりと記憶に無いのだが、甲状腺エコー(echo)というのをした事を思い出し、手帳を見て、それが昨年末だった事を先生に伝える(2009/12/22)。更に手帳を繰ってみたが、その血液検査をしたかどうかはすぐに分からない。

 先生は「そうだ、今日の血液検査で追加してみましょう」と言って電話をとり、検査部に私の血液の残りで「HDLとTSHとFree T4の検査の追加をお願いします」と注文される。TSHは甲状腺刺激ホルモン(thyroid stimulating hormone)の事である。FT4は「Free T4(フリー・ティー・フォー)検査を」と電話で言っておられたが、家に帰ってから調べた所、甲状腺の検査には、TSHの他に、甲状腺ホルモンのF3、F4を調べるらしい。ただ一般には、その活性型甲状腺ホルモンである、遊離T3(FT3)、遊離T4(FT4)を測定するそうだ。この結果は次回教えて貰う事になる。
※FT4(free thyroxine:遊離チロキシン、遊離サイロキシン)
※T4(チロキシン:thyroxine、テトラヨードチロニン:tetraiodothyronineとも)
※T3(トリヨードチロニン:triiodothyronine)

 T-cho値が高いと心筋梗塞(myocardial infarction)のリスク(risk)が上がる等という説明を受けたが、血圧(blood pressure)が安定しているので、結局、このまま様子を見て、次回T-choの治療を開始するかどうか決める事になる。

 その他として、前回の診察で、先生からIg値(イムノグロブリン、免疫グロブリン:immunoglobulin)はプレドニンの影響で下がる可能性があると言われていたのだが、Ig-Gは急降下で減少していた。ただ、全てのIg値が下がるのかと思っていたのだが、Ig-AとIg-M値はそれぞれ少しずつ基準値内で上昇している。先生は想定内という判断なのか、「Ig-Gも下がったとはいえ、まだ基準値内ですから」と言われるが、月に1回しか出来ない(この病院ではそう規定されている)というIg検査、来月の検査項目にもまた入れておられた。そんなに頻繁に検査される事は無かったのだが、3カ月連続なんて、退院後初めてである。いつからプレドニンを減薬するかを睨みつつ、気になる動きをする項目はしっかりと追跡する必要があるのだろう。

 最後に、お薬の確認段階になったので、ウルソ錠(Urso)は1ヶ月分位なら残ってしまっていると先生に伝える。肝臓保護の為に、1日2錠×3回を処方されていたが、これ迄、時折飲み忘れた分が手許に溜まっており、前回から1日1錠×3回になったので、丁度1ヶ月分位あるのだ。先生は「肝機能値が今回も正常でしたから、ウルソを中止にしましょう」と言われ、溜まっているウルソ錠は、また再開する事があった場合に残しておく事になる。

 痛み止めのロキソニン(Loxonin)は止められないかと訊かれる。ロキソニンは、私の希望でこの春から1日2錠から3錠に増やして貰っているが、服用期間が長期になってきている事を先生は懸念されておられるのだろう。自分としても、新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)が流行する中、解熱作用(pyretolysis)もあるロキソニンを朝・昼・晩と飲み続け、インフルエンザ感染の徴候(発熱等)を見落としてしまう危険性を感じはしている。それでも体の痛みが少しでも和らぐのならと、最近では3錠飲み続ける日が多くなっているので、社会復帰のリハビリ(rehabilitation)の日以外は1日2錠で我慢する様に努力すると先生に言う。先生も新型の事を思ったのかどうかは不明だが、「プレドニンも熱を下げてしまう事がありますからね……」と付け加えられる。

 全体的にみると、肝機能値も正常化、コレステロール値以外は大して問題ないと分かり、今宵は大いにお酒を楽しめると言う私に、「困りますよ」と言われつつ、先生苦笑い。

  最近は、診察のある日の夜はお酒の解禁日にしているので、自分はとにかく、この通院日を心待ちにしている。

【血液検査の結果】2009/10/19:
WBC(白血球数) 8.6、HGB(ヘモグロビン) 14.1、PLT(血小板数) 203、
Neutrophil(好中球) 82%(高) [46-62%]、Lymphocyte(リンパ球) 11%(低) [30-40%]、Monocyte(単球) 5% [4-7%]、Eosinophil(好酸球) 1(低)% [3-5%]、Basophil(好塩基球) 1% [0-1%]、Pokilocytosis + .
GOT(AST) 23、GPT(ALT) 17、γ-GTP 34(高)、LDH 218、AMY 143(高)、T-cho 340(高) [140-220mg/dl]、TG 172 [34-173mg/dl]、Mg 2.3(上限)、Ca 10.0 [8.5-9.9mg/dl].
Ig-A 98.5(基準値)、Ig-G 1169(基準値)、Ig-M 97.1(基準値)
※以下に、検査値だけはネットから閲覧出来るので、追加の検査値もあげておく。
TSH 0.879 [μU/dl](基準値)、FT4 1.710 [ng/dl] (高)、HDL 110 [mg/dl] (高)

2009-10-19

2009/10/18 (日) この3週間の体調 左手にも気になる症状

 明日の通院を前に、前回から3週間の体調をまとめておく。

 血圧上が90台、下が60台が多く、体温も36度前後と安定していて、前回と変化無し。毎日の体調もほぼ変わらずで、のど・頸・背・腰・肘等の痛み、痰(sputum)が出る、ムカムカする、だるい・しんどい等と不眠(sleeplessness)傾向である。頸や背中のだるくて堪らない時は、膏薬(plaster)を貼るとかなり楽になるのだが、最近は頸の発疹(exanthema;eruption)も治まったので、またべたべたと貼っている日が多い。『あの頸の発疹は、果たして膏薬かぶれだったのだろうか? もしかして、GVHD (移植片対宿主病;graft-versus-host disease)だったのではないだろうか?』と今も疑問に思っている。※ブログ内関連記事:『2009/06/22 (月) 通院記録1 今度は頸に発疹

 右手のこわばり(stiffen)と痛みは、ステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を朝5mg+夜5mg服用開始してから計8週間経ち、殆んど感じられなくなっているが、痺れ(numbness)だけは指先にごく少々残っている。指先を良く使ったりすると痺れが少し増す傾向にある。マッサージ(massage)も続けているが、右指の反り(手の甲側に反らす)は7~8割程度で、まだ左指の様に90度迄反らす事は出来ない。

 最近こむら返り(twist、leg cramp)は、毎日は起こらなくなったが、何回に1回はきつく起こる傾向にあり、手や足も不意に攣ってしまう事がある。例えば、瓶の蓋が開かない、とあがいていると、急に手が攣って、変な形に固まってしまったりする。但し、今迄特に書かなかっただけで、こういう事は今に始まった事ではない。それと、また嚥下(deglutition)違和感が時々あった。

 ところで、関節痛(arthralgia)だが、ちょっと気になる事があった。ある日、背もたれに座った状態でTVを見ていた。その時左手を体の横に付いて、この左手に体重をやや預けた状態でしばらくぼんやりと見ていたのだが、TVも終わったので、と立ち上がろうとした時、左手首に激痛が走ったのである。どうやら左手を付いた形のまま固まってしまっていて、それを動かしたせいらしいとすぐ分かったが、痛みはしばらく持続した。起床時に肘の内側が痛い事がよくあるが、痛いのは肘が固まってしまっているのが原因らしく、こんな時は、痛みが取れる迄ゆっくりと、だましだまし肘を動かす様にしている。それと同じ様に、右手で左手首をゆっくりとほぐしたのだが、気になるのは、固まってしまったのが、こわばりが出て困っていた右手ではなく、左手という点だ。

 痛みが走った左手の部分を頭の中で分析すると、関節がある部分だ。毎日の体調で背頸腰等が痛いと書いているが、これも関節だ。右手指のこわばりは改善したとはいえ、完全には戻っていない。関節痛はGVHDの一つと先生から言われている。だから今回の様に、左手にもこんな症状が出ても不思議ではないと頭では分かっているのだが、プレドニン服用で、右手の症状が改善している最中に起こった左手の不調なので、なんとも複雑な気分だ。

 程度の差はあるが、ほぼ全身に感じる関節痛、これって、いつかは治ってくれるのだろうか……? もしかしたら一生この関節痛と付き合っていかなければならないかもしれない、という事を、普段は考えない様にしているのだが、もどかしい症状だと思う。

 自分の場合は症状もまだ軽い方だと思っているのだが、こんな事があると、今後徐々に悪化していくのではないか、という不安な気持ちが出てきてしまう。どうぞ、これ以上悪化する事がありません様に……

2009-10-10

2009/09/28 (月) 通院記録2 前回(9/07)の蛋白分画の結果

 前回で8回目になる、9月07日の蛋白分画(protein demarcation)の結果について、また先生にグラフ付きの検査結果を印刷して貰った。ステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を開始して丁度2週間目の値という事になるが、検査値はほぼ変化無し。グラフ内のノッチ(notch)の位置(▼マークの所)も、γの辺りの山に付いているのも同じ。【βγグロブリン位にバンドが認められます】とのコメントも相変わらず付いている(写真)。相変わらず、M蛋白(M protein;monoclonal protein)が検出されているらしい。

  このノッチが何なのかを詳しく検査する方法はあるというのだが、主治医は「大丈夫でしょう」と言って、未だそれを考えておられない。つまり、良性のM蛋白血症(M proteinemia)と考えておられるのだろうと思う。しかし、例によって、蛋白分画は次回の検査項目にも入っている。初めてこの検査を受けた時、自分なりに色々調べたのだが、きっと、良性と分類されるので、当座は要経過観察だけで良い検査結果なのだろうと解釈している。

 あくまでも自分の場合だが、実は、ステロイド服用開始で肝機能(liver function)検査値の改善がみられたので、蛋白分画にも何か変化があるかもと勝手に考えていたのだが、2週間ではまだ早過ぎるのかも知れない。或いは、ステロイド薬はM蛋白関連の検査値に影響を及ぼさないのかもしれない。次回通院で、今日の検査結果のグラフを得る事が出来るが、ステロイド服用5週間の結果となる。さて、何か変化はあるだろうか?

【蛋白分画の結果】2009/09/07:
・ ALB分画(画像アリ) 62.3% [ 60.2~71.4 ]、
・ α1分画 2.8% [ 1.9~3.2 ]、
・ α2分画 6.8% [ 5.8~9.6 ]、
・ β分画 7.3% [ 7.0~10.5 ]、
・ γ分画 20.8% [ 10.6~20.5 ]、
・ A/G比 1.7 [ 1.5~2.5 ] 
※ コメント:βγグロブリン位にバンドあり。
※ ALBとはアルブミン(albumin)の事。
※ A/G比とは、アルブミンとグロブリンの比率(albumin-globulin ratio〈A/G ratio〉)
※ [ ]内はこれら分画の正常値であるが、検査機関や病院によって少しずつ違っている。
※  関連項目:ラベル【蛋白分画検査

2009-10-09

2009/09/28 (月) 通院記録1 総コレステロール急上昇

 前回から3週間の体調は、血圧上が90台、下が60台で変化なく、体温も安定している。毎日の体調は前回とほぼ変わらず、のど・頸・背・腰・腕・肘・手首等の痛み、痰(sputum)が出る、ムカムカする、だるい・しんどい等と不眠(sleeplessness)傾向である。問題の右手のこわばり(stiffen)は、ステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を朝5mg+夜5mg服用開始してから計5週間経ち、かなり改善しており、起床時以外はグーッと握り込む事も出来、痺れ(numbness)も指先に少々感じる程度になっている。マッサージ(massage)をする等、右指に負担を掛けると痺れは増加するが、もう日常生活の不便は感じなくなっている。こむら返り(twist、leg cramp)の回数は少し減少した様に思うが、3回に1回はきついこむら返りが起こる傾向がある。その他としては、むせる・嚥下(deglutition)違和感・右耳ボー・頭痛(headache)・筋肉痛(myalgia)が時々ある。そういえば久々に大きな膿栓(plug of pus)が出てきた。この頃は新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)対策で、以前よりもまめにイソジン(Isodine)でうがい(gargle)しているのに、なかなか完治はしないみたいだ。それにしても、最近、頸や背中のだるく痛い日が多く、書きたくはないが辛い。

 診察では、右手の具合がプレドニン服用で更に改善した事を、いつもの様に私の体調をPCカルテに入力されながら、ほっと安堵の表情で先生は訊いて下さる。さて、本日の血液検査の結果。このプレドニンの影響で、前回久しぶりに基準値迄下がったと思われるGOT/ASTとGPT/ALTの値は、今回も基準値ど真ん中。細かく見るのなら、前回よりも更に少し下がっていて、正常値を維持している。それに反し、T-cho(総コレステロール:cholesterol)値が急上昇しているのに先生が驚かれ、過去の記録をPC画面で調べ始められた。

 一般にT-cho高値で脳梗塞(cerebral infarction)・心筋梗塞(myocardial infarction)の危険性が増すという。一体どれ位の値になったのだろうと、印刷して貰った紙を見てみると、前回は264(高値、基準値:140-220mg/dl)で、今回は324である。今迄300台は余り記憶に無いので、324というのはどの程度高いのかを訊いてみると、通常なら治療が必要な位の値だと言われる。先生はPCに出てきた結果を見て、「2006年の9月末から10月頃にもこの位の値になった事がありますね。でも、この検査を余りしてなかったみたいで、これより前の結果が殆んどありませんね……」と言われる。

 この2006年9~10月というのは、ひどい肺炎(pneumonia)を起こした為、あと一回で最後のクール(Kur; course)となる筈だった化学療法(chemotherapy)も中止して養生していた時期で、骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を間近に控えていた頃だ。PC画面の記録はその後ぽつぽつとあるが、だいたい基準値上限付近が多い様だった。

 話をちょっと脱線するが、入院していた時、血液腫瘍内科の先生はT-cho検査に余り関心が無さそうと感じた事がある。入院中、週3日はあった血液検査でその結果を毎日眺めていたのだが、どうして通常の健康診断では入っているT-choが検査項目に無いのかと、先生に訊いた事があり、それで一度入れて貰った事があった。確かその結果に大した異常は無かった(或いは正常値だった)せいか、次の検査項目からまた削除されていた様に記憶している。多分、この肺炎を起こす前にちょっとだけある記録は、私がお願いして入れて貰った時のものではないかと思う。そんな事があったので、きっと血液の病気に、T-choは重要な項目で無いから、先生は検査項目に入れないのだと思った事がある。

 その他にも、退院後も私がお願いする迄、検査項目には無かったし、その時の結果がほぼ基準値であったのを確かめられると、いつの間にか検査項目から外されてしまい、毎回は検査されなかった。最近はずっとT-choが検査項目に入っているが、これも私が、一度検査に入れて下さいとお願いしたのがきっかけで、今年2月から1年ぶりに検査項目に復活した位だ。若干基準値より高めの値が続いているせいなのか、今回は削除される事無く、検査項目の常連になっている。

 ところで、どうやら自分は遺伝的(?)に、T-choが高い傾向にあるのでは、と考えている。というのは、父の方の値は良く知らないが、母はT-choが高かったと聞いており、両親ともに脳梗塞で亡くしているからだ。但し、母は善玉と言われるHDLコレステロール(HDL cholesterol;high-density lipoprotein cholesterol:高密度リポ蛋白コレステロール)が異常に高かった。なんでも、T-choが高くても、それを打ち消してしまう程、HDLコレステロール値が高かった為、経過観察だけで、特にT-choに対する治療は無かったという。残念ながら、自分はその体質を遺伝はしなかった様で、HDLはごく平均の基準値内。その状態でT-choが高いと、やはり問題になる様だ。

 例えば、自分はかつて、T-choが高いと、掛かり付けのお医者さんに言われた事があった(276だった)。その為しばらくの間、食事にもかなり気を付けて生活をした時期がある。自分は特別脂っこいものを好んで多く摂っているという訳でも太っているという訳でもなく、野菜類は結構摂っている方だと思っていたのだが、この時は極端な位にお野菜中心の生活を試みた。その結果、T-choは下がったのだが、下がったと言っても基準値上限付近が限度で、それ以上はなかなか下がらなかった。その後は通常の食生活に戻したが、白血病(leukemia)で緊急入院する前迄は、年に1回行なわれる健康診断で、総コレステロールがいつも基準値上限かそれを少し超えている事の方が多かった。なので、自分はきっと、人と同じ食事をしていても、T-choがすぐに高くなる傾向がある体質なのだと思っている。

 話を戻すが、そんな体質をザッと先生にお話しし、プレドニンの副作用(side effect)の一つ(T-choが上昇するという副作用)に敏感に反応している可能性があるかもしれないと伝えてみる。検査の値が少々高い、というのは見慣れていたが、今回は、先生曰く、治療を考えた方がいいレベル。先生はどうされるのかな、と待っていると、結局、次回迄様子を見る事になった。心配無いのかと訊いてみると、通常長期にわたって高値だと心筋梗塞等の危険性が増すが、今回の上昇はプレドニンの副作用で上昇したばかり(要するにまだ短期間)と考えられるので、急にどうこうなる心配は無い、と説明される。

 コレステロールを下げる対策として、何か食事で気を付ける事はあるかと訊いてみると、肉類を避けるとの事。絶対的食事量が昔より減っているので、そんなに肉類を食べている気はしないのだが、ステロイド服用中はもっと減らした方がいいのかもしれない。野菜ももっと多く摂る方がいいのか、との質問には、それに越した事は無いが、という程度の返事が返ってきた。

 アミラーゼ(amylase:AMY)もまた前回より上昇しているので、ちょっと先生にその事を言ってみると、以前の詳しい検査で、自分の場合は膵臓(pancreas)ではなく唾液(salivary gland)由来のAMY上昇と思われるので、これ位は大丈夫と考えておられるらしい。
※ブログ内、関連記事『2008/02/27 (水) アミラーゼの検査結果』、『2008/03/24 (月) 通院記録 アミラーゼの結果の見方

 前回の血液検査で、Neutrophil(好中球)とLymphocyte(リンパ球)の数値が大きく変動していた事について訊く。血球数についてはこのブログに載せていなかったが、8/24に白血球数(WBC;white blood cell)が5,200個、Neutrophilが47%、Lymphocyteが40%だったのに対し、9/7の検査ではWBCが7,200、Neutrophilが79%(高)、Lymphocyte(リンパ球)が20%(低)と、Neutrophilが急増していた。そして今日(9/28)はWBCが9,000個、Neutrophilが79%(高)、Lymphocyteが15%(低)と更にその差が開いている。これに対し「プレドニンを飲むとこういう傾向(好中球が増加する傾向)が現れる」と先生。またWBCが基準値上限の9,000迄増加している点も、Neutrophilの増加の結果、相対的にWBC数も増えるので、そのせいだろうとの事。WBCが9,000なんて、退院後初めてである。なんだかプレドニンって凄い。

 前回からパリエット錠(Pariet)を飲み始めたが、ムカムカするのが治まらないと話すと、パリエット錠は胃薬で、むかつきを抑える効果は無いとの事。

 パリエットにプレドニンと、最近服用薬が増えたのだが、手のこわばりに改善がみられた事から、プレドニンをいつから減らそうかと先生。私には見当も付かないので、先生にお任せするしかない。結局現状のまま次まで様子を見る事になる。

 先生から、ロキソニン(Loxonin)を相変わらず1日3錠服用しているかと訊かれる。今度はこれを減薬しようと思われての質問かもしれない。私は手帳の記録を見ながら、9/10-12の3日間は全く飲まずに我慢して、発熱(pyrexia、fever)していない事を確認したが、その間、体が痛くて堪らなかった事、それ以外の日は飲んでいる事を伝える。先生は更に「お仕事はどうですか」と訊かれる。社会復帰のリハビリ(rehabilitation)の事だ。私は、正直な所、最近かなり辛く感じているが、先週のまとまった連休(シルバーウィーク)のお蔭で、久々にゆっくり休めた気がすると伝えると、ロキソニンも減薬されなかった。

 これでは薬を減らせないとばかりに、次に先生は、ウルソ錠(Urso)を中止にしようかと言われる。これは最近減薬したばかりだ。GOTとGPTが基準値になったから中止にしようと言われたのかもしれないのだが、今回γ-GTPが少し上昇してしまっている。γ-GTPは飲酒にも敏感に反応して上昇する性質があるからなのか、先生は、「お酒は?」と訊かれる。前回の通院日(9/7)と母の命日の9/11にたっぷり飲んだと報告すると、「今日も飲むんでしょうね…」と先生。「はい、毎回診察日が来るのを、ある意味、楽しみにしてますので」と答える(以前から、通院日を勝手にお酒解禁デーにしている事を先生に話している)。先生は「困ったなぁ~…」と微かに呟かれるだけで、それ以上は何も言われない。飲酒回数を抑えているからなのか、それともGOTとGPTの値がステロイド効果とは言え安定しているからなのか…… 先生、思案されるが、結局これも減薬せず、お薬に変更無しで、現状維持となる。

 最後に、T-choの過去の検査値を調べたせいなのか、「もう移植から3年近く経つんですか… 無事経過してますね」と先生。「はい、5年は大丈夫と思ってますので」と自分。5年……、これは入院後間もない頃に漠然と感じた事なので、何の根拠もない事なのだが、つい、本音が口を衝いて出てしまう。「5年なんて……、ずっと大丈夫ですよ」と先生はやさしい。

 自分は先生の「大丈夫」という言葉につい反応して、「この大丈夫な時期に自分のリンパ球保存を出来ませんかね?」と、かつて先生が否定的だった話を掘り起こして話してみる。万が一再発(recidivation)した時の、緊急的かつ有効な治療法の一つに、ドナー(donor:提供者)のリンパ球を輸血して、患者の体の中で再発した白血病細胞(leukemia cell)をやっつけさせるという方法(*)があるのだが、予め採集しておいて冷凍保存も出来るそうだ。もうドナーに迷惑を掛けたくない自分としては、ドナーの血液型になっている現在の自分自身のリンパ球を元気なうちに採取して貰って、その時に備えて保存しておきたいと願っている。
*ドナーリンパ球輸注療法(DLI:donor lymphocyte infusion)

 しかし、先生の説明では、私の体内で作られているドナー由来の血球は、ドナーと全く同じ条件では無いので(つまりドナーの体とは全く別人の私の体内で作られているという事)、弱ってしまっている可能性があるし、再発した場合は、その私の体内で作られているリンパ球が白血病細胞に負けてしまったと思われるので、自分自身のリンパ球を輸血しても、それと闘う力が無いと考えられる、と言われる。だからこそ、その時の治療には、ドナーの元気の良いリンパ球が必要なのだそうだ。

 前もそんな説明をして貰ったと思う。この件について特に理解力が良くない自分は、だからこそ、再発していない元気な時に自身のリンパ球を採取しておいたら、リンパ球も活きのいい元気なリンパ球で、闘う力があるのではと考えてしまうので、どうしても、何度も先生に訊いてしまう…… 先生に、参考迄にリンパ球はどれ位冷凍保存出来るかと、また訊いてみると、保存は例えば半年、1年と、時間が経過するにつれ、その(保存血のリンパ球の)力も弱ってくるとの説明が返ってくる。再発に備え、自分のリンパ球採取保存という考え、ドナーリンパ球輸注での治療を実施する前に、ダメもとで試すという考えは、お医者さんにはあり得ない選択なのだろうか? 患者の命を守る為にそういう選択は出来ないといった様な回答が返ってくるのなら、自分としては、もう少し位は納得出来るのかもしれないが、自身のリンパ球保存という考え、どうしても捨てきれない。。。

いつまで経っても抜け出せないこの私の疑問、誰か分かり易く解説出来る人がありましたら、宜しくお願いしますm(_ _)m

【血液検査の結果】2009/09/28:
WBC(白血球数) 9.0(上限)、HGB(ヘモグロビン) 13.4、PLT(血小板数) 204、
Neutrophil(好中球) 79%(高) [46-62%]、Lymphocyte(リンパ球) 15%(低) [30-40%]、Monocyte(単球) 6% [4-7%]、Eosinophil(好酸球) 0(低)% [3-5%]、Basophil(好塩基球) 0% [0-1%]、
GOT(AST) 19、GPT(ALT) 16、γ-GTP 36(高)、LDH 194、AMY 150(高)、T-cho 324(高) [140-220mg/dl]、TG 173(上限) [34-173mg/dl]、Mg 2.4(高) [1.8-2.3mg/dl].

2009-09-26

2009/09/07 (月) 通院記録1 パリエット錠(Pariet)追加

 前回からの2週間の体調(※9/7の通院直前の体調)は、血圧(blood pressure)は上94、下65位が多く、脈(pulse)は60前後、体温(body temperature)も36度前後で変化無し。毎日起こる症状は、喉、頸、背・腹・腰・指等の各種関節痛(arthralgia)、痰(喀痰:sputum)が出る、だるい・しんどい、こむら返り(twist、leg cramp)、右手のこわばり(stiffen)等である。

 右手のこわばりについては、8/25からステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を朝5mg+夜5mgの服用開始後、8/29に主治医のKB先生宛にメールを出した。やりとりは,
~~~~~☆~~~~~
『ステロイドは8/25(火)AMから服用し始めました。その効き目ですが、劇的ではないものの、少しずつ良くなってかしらん? という感じです。
具体的には、右手は手の平に指先が付く位迄、曲げられる様になりました。但し、相変わらずここまで深く曲げ様とすると痺れと激痛が走りますが。。。
指はしびれているものの、痺れ度合いが少し減った感じがします。
右指を手の甲側に反らすのも、微妙に改善した感じですが、まだ痛く、特に右薬指と小指が反らずかなり固くなっています。
現在こんな感じですが、次回通院は、予定通り9月7日で大丈夫でしょうか?』

~~~~~☆~~~~~
『少しずつ良くなっているということでしたら、期待通りの効果と思います。
まだ1週間も経っていませんので、次回外来までもう少し効果をみられてはいかがでしょう。』
~~~~~☆~~~~~
という感じ。折角ステロイド服用を開始したが、結果は(処方された量が少な目だったせいなのかもしれないが)劇的ではなく微妙な改善となった。そしてこの右手のこわばりは、このメールの後、しびれ(numbness)と痛み(pain)が更に少し減った様にも思うが、残念ながら、これ以上の改善は殆んど感じられていない状態である。現在は、起床時が一番こわばっていて、完全に握り込めないが、経時的にグーと握り込める様になる。痺れは右指第一関節が多いが、手の甲側に指を反らすのは痛みが走る為、殆んど改善無し。また、手首角近くの骨の痛みも両方の手首に感じられ、両肘の内側の痛みもまだある。

 その他の体調・症状としては、
・ 8/26より夜よく寝付かれない傾向が以前よりきつくなってきて、この不眠(sleeplessness)傾向はほぼ毎日続いている。
・ しばらく治まっていたきついこむら返りが、8/30からまた頻繁に起こり始め、こむら返り・手足の攣りを含めるとほぼ毎日起こっている。
・ 8/30より、右耳がボーっとするのが久々に起こる(2回)。
・ 9/1より何だかムカムカする日が増える(3回強)。
・ 9/3より、これまた久々に嚥下違和感現象が時々起こる(2回位)。
 不眠傾向は、ステロイドのせいかもしれない。

 さて、今日の診察、右手のこわばりがステロイドのプレドニン服用で改善したのだから、私に見られるリウマチ様関節痛(rheumatoid arthralgia)は、やはりGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)の可能性が高いと先生。「ステロイドの効きが余り良くない」と暗にプレドニンの増薬はしないのかを先生に今一度訊いてみると、「プレドニンを増やすより、次はネオーラル(Neoral)の増量を考えている」と答えられる。これを聞くだけでも、ステロイドという薬の難しさを感じる。

 一方で、あれほど何カ月も下がり切らなかった肝機能検査値(liver function)のGOT(AST)とGPT(SLT)、及び前回上昇していたLDHは、ステロイド効果なのか、見事に正常値になっていた。逆にT-cho(総コレステロール)は上昇していた。プレドニンはコレステロール(cholesterol)を溜め込む性質があるというので、こちらもステロイドの副作用(side effect)の可能性が大と先生。不眠の副作用は、プレドニン10mgでも出るそうだが、その他の症状については、副作用かどうかは不明との事。ただ、いずれプレドニンを中止した場合、またGOT、GPTが上昇する可能性があるのではないかと訊いてみると、先生も同様の事を考えておられる事が分かった。まあ、プレドニンを始めたばかりなんだから、この心配はまだ先の話なのだが……。

 食べても食べなくても、なんとなくいつもムカムカする件に対しては、ロキソニン(Loxonin)の長期服用での障害も考えられると言われる。現在ロキソニンはこちらからお願いして1日3錠処方して貰っているが、出来るだけ飲む回数を少なくする様にと言われている。最近は手のこわばり等が続いている為、3錠服用している日が多くなっているが、確かにロキソニン服用期間は、かなり長期になってきているかもしれない。また、ロキソニン服用時は胃腸を守る類の薬も同時に服用する事が多いのだが、自分の場合は今迄ロキソニンのみで、他に何も処方(prescription)された事は無い。

 先生はその処方薬を色々と悩みながら検索され、「パリエット錠にしましょう」と決められた。聞いた事の無いお初の薬である。そのパリエット錠(Pariet)は1日に1錠(10mg)と処方される。ただ、パリエット錠を保険適応内で処方するには病名を付けないといけないらしく、確か「逆流性胃炎」とかいう名前を付けられた様だ。自分の場合、ムカムカすると言っても、実際に吐いたり、胃酸が上がってきたりする程のひどいものではないが、痛み止めのロキソニンを続けられるのなら、胃薬(?)の一つや二つ増え様が、大した事ではない。

 プレドニンにパリエット錠と、以前よりまた服用薬が増えた事もあり、薬を少しでも減らしたいと先生。肝機能も改善したのでウルソ(Urso)錠を減らそうという話になった。ウルソは胆汁(bile)を分泌させる作用があると薬の注意書きにあったのを思い出し、コレステロール値が上昇しているのだから、減らさない方がいいのではと先生に訊いてみると、胆汁が出てもコレステロールを分解する作用はないと教えて貰う。で、ウルソ錠は1日600mg(2錠×3回)から1日300mg(1錠×3回)に減薬される事になった。

 印刷して貰った血液検査表を見て「Ig-Aも基準値内に入った」と私が言うと、プレドニンはIg (イムノグロブリン:immunoglobulin)を下げる作用があるそうで、今後Ig-Aも含め、他のイムノグロブリン値も下がってくる可能性があるだろうとの事。本当に下がってしまうのか、また次の検査がある時が興味深いと言えば興味深いのだが、折角全てのIg値(免疫グロブリン値:Ig-A、Ig-G、Ig-Mの3つ)が正常値になったのにと、ちょっと複雑。
※ Ig-Aはずっと低値で、徐々に増えてきたとはいえ、退院後一度も基準値になった事は無かった。

 一通りの診察が終わったので、気になっているその他の事も訊いてみる。

 右手のこわばりや痛みは減少してきているが、小指等の硬直はきつく、このまま関節が固まってしまうのではないかという恐れから、痛みを感じる程度に指をそらしたり押したりして、自己流のリハビリ(rehabilitation)をしていると先生に話すと、リハビリはした方がいいとの事。しなければ、例えリウマチ(rheumatism)でなくても、関節がそのまま固まってしまう事があるとの事。なんとも怖い話だ。自己流でもリハビリという手段をとっている事に間違い無かった様なので、今後もこれ以上指が固まってしまわない様に、痛くても根気良くリハビリを続けなければならない。

 新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)対策についても改めて訊いてみる。先生曰く、10人に1人は罹るだろうとの事。予防接種(protective inoculation;prophylactic inoculation, prophylactic vaccination)については、現在の私は免疫抑制剤にステロイドも服用しているので、ワクチン接種(vaccine inoculation)を受けても効果が無いだろうとの事。毎回同じ答えが返ってくるので、ワクチン接種という事は頭の中から除外した方が良さそうである。

 もし罹ってしまったら、入院をお願いした方が良いかに対しては、軽い症状の人には自宅療養となるとの事。それに、新型がもっと流行すれば、余程でないと入院させてくれない体制らしく、肺とか気道に疾患が無ければ難しいそうだ。「怪しいと思えばすぐ受診し、早期にタミフル(Tamiflu)、又はリレンザ(Relenza)を処方して貰う事」と先生。後は、「新型インフルエンザに罹らない事を祈るのみ」らしい。

【血液検査の結果】2009/09/07:
WBC(白血球数) 7.2、HGB(ヘモグロビン) 12.8、PLT(血小板数) 213、
GOT(AST) 22 (正常値)、GPT(ALT) 19(正常値)、γ-GTP 28、LDH 194(正常値)、AMY 137(高)、T-cho 264(高) [140-220mg/dl]、TG 168 [34-173mg/dl]、
Ig-A 95.2(正常値)、Ig-G 1644(正常値)、Ig-M 87.9(正常値)

2009-09-25

2009/09/25 (金) 新型インフルエンザ情報と対策

 毎週毎週、新型インフルエンザ(A H1/N1)感染者数が急増している様だ。全国的に(特に自分が住んでいる地域は)どうなっているのか良く分かる所(ページ)は無いかなぁ~っと調べていたら、良さそうなとこを見つけた。厚生労働省の『新型インフルエンザに関する報道発表資料』というページだ。

 例えばこの中の【インフルエンザ定点報告について】(H21.9.25)を見ると、確かに今日報道で使われていた数字が並んでいる。印象としては、沖縄を例外として、人口の多い都道府県が上位になっている。最初に国内発生が報道された、今自分が住んでいる地域は、最近ニュースに県名が上がらなくなっているので、一体どれ位の割合で発生しているのか、という情報がTVで得られなかったのだが、やはり上位。ここ最近、急激に増え始めているのが見て取れる。

 【新型インフルエンザ国内発生について(クラスターサーベイランスによる報告)】(H21.9.25)という項目では、年齢別・性別・基礎疾患別・急性脳症(acute encephalopathy)や人工呼吸器利用の年齢別患者数・基礎疾患有無別入院患者数、集団発生の県別数等、今まで知りたかった内容が、一覧出来た。断片的なニュースや報道で振り回されるより、その元となる数字等を知りたかったし、その数値を自分なりに色々分析する事が出来る。そして気休めかもしれないが、自分の場合はどうなのか、というのを少しだけ分かった気がした。
※ ステロイド内服等による免疫機能不全(immunity insufficiency)の例数も出ている。自分は免疫機能不全と言うほど大袈裟ではないと思っているが、免疫抑制剤(immunosuppressant)に加え、最近ステロイド(steroid)も服用し始めたので、易感染状態、つまり免疫機能は不完全状態と言えるので、ここの数字が一番気になる所である。

 この厚生省の『新型インフルエンザに関する報道発表資料』というページは新しい情報が日々更新されている様なので、気になる人はこのページをブックマークておくと便利だろう。

 その他に参考になるだろうと以前ブックマークしておいたページを2、3紹介しておく。
☆~~~~~~~★~~~~~~~☆
 ■厚生労働省
 ◇新型インフルエンザのページ
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 
※取り敢えず知りたい色んな情報が得られるだろうと思う。

 ■国立感染症研究所
 ◇新型インフルエンザのページ
 http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html 
※この中の、医療従事者向けのページは、集団発生した学校等で、具体的にどんな症状がどれ位起こっているか等、実際の集計例が出ているので、参考になる。その症状というのは、発熱(pyrexia、fever)・咳(cough)・悪寒(chill)・咽頭痛(pharyngodynia)・頭痛(headache)・全身倦怠感(malaise)・鼻水(snivel)・鼻閉(びへい:rhinocleisis, nasal obstruction)・筋肉痛(myalgia)・関節痛(arthralgia)・嘔気(nausea)・嘔吐(vomiting;emesis)・腹痛(abdominal pain;abdominalgia)・下痢(diarrhea)等。
※発熱が80%以上で一番頻度が高く、次に咽頭痛や咳、全身倦怠感を覚える人が多い(60%以上)様だが、下痢・嘔吐が季節性インフルエンザより若干多い傾向がみられるという情報もある。

 ただ自分の場合、全身倦怠感とか咽頭痛・関節痛・筋肉痛は、この新型が起こる前からある症状だし、頭痛、ムカムカするというのもいつもの症状の一つなので、感染に気付くのが遅れてしまうかもしれないと思っている。発熱が重要なシグナルとなりそうなのだが、痛み止め(解熱作用(pyretolysis)がある)を常時服用しているので、本当に気を付けないと、その最初のシグナルすら見落としてしまうかもしれないので、時々痛み止め(painkiller, anodyne)を飲むのを我慢して様子を見たりしている。ちなみに、感染(infection)して発熱してしまった時、薬で熱を下げたくなるのが人情だが、体内のウィルス(virus)をやっつける為に発熱して闘うという効果もあるので、不用意に家庭用解熱薬を服用しない方が良いという話を聞いているので、一般の方も異常を感じた場合は、先ず専用の発熱外来を受診して医者の指示に従った方が良いだろう。また、症状が出てから2日以内に抗インフルエンザ薬の服用を開始すると、回復する(症状が無くなる)期間が短くて済む傾向がある様だ。
※ アスピリン(aspirin)等のサリチル酸系(salicylic acid)やジクロフェナクナトリウム(diclofenac sodium)系、メフェナム酸(mefenamic acid)系の解熱剤は、特に、15歳未満の小児に与えると、インフルエンザ脳症(encephalopathy)等の重症化を引き起こす事があると言うので、どんなに高熱を発していても、安易に解熱剤を服用させてしまわない様に気を付け、一刻も早く近くの病院へ受診させる様にした方が良いだろう。

■WHO(英語)
 ◇最新の状況
 http://www.who.int/en/ 
※世界保健機構(WHO:the World Health Organization)のHP。世界の感染状況等が参照出来るだろうが、英語なので、語学に強い方向け。※自分には無理……!
☆~~~~~~~★~~~~~~~☆

 さて、現在の自分は感染予防に、病気になる前には考えられない様な行動をとっていると思う。この病気になる前なら、『そこまでしなくても……神経質過ぎるんじゃないの?』なんて思う位の事をしているが、入院中と比べると全然大袈裟じゃなく、まだ不十分かもしれないと、今の自分は感じている。感染対策は今まで色々書いてきているが、まだ書いていないと思う事を少し書いてみよう。

 例えば、買ってきたもの。これだけ流行してきているのだから、不特定多数の人が触っている可能性がある。ここ2週間程前から、水洗い出来るものなら何でも洗ってから片付ける様にし始めた。しばらく風通しの良い所で乾燥させればウィルスも死んでしまうかもしれないが、何だか安心出来ないし、待ってられないので、さっさと洗ってしまっている。牛乳パックも刻み葱のパックもみんな容器や袋ごと洗っている。果物も洗ってから皮を剥いたり切ったりして食べている。どうせ皮をむくのなら…と思いがちだろうが、その皮を剥く時に手で皮を触る事になる。折角皮を剥いても外側の皮を触った手で中の実を触る事になってしまったら、そしてもしその皮にウィルスが付いていたら元も子もない。総菜パンも袋ごと洗ってから封を開けて食べている。袋の外側に触れない様にして食べれば良いとは分かっているが、パン等食べている時は、つい手でちぎって食べてしまったりする。その手は外袋を触っているので、やはり注意が必要だと思ってしまう。水洗いが出来ないものは、電子レンジにかけている。電子レンジにかけると殺菌作用(bactericidal activity)があるからだ。例えばファーストフードの紙の箱に入ったバーガー等。その場で食べないで持ち帰った場合は、箱ごとレンジで加熱してから食べる様にしている。電子レンジに限らず、加熱してから食べるというのは有効な手段だ。化学療法(chemotherapy)で白血球数(WBC;white blood cell)が減って加熱食になった時の注意事項も参考にしている。

 バイキングやサラダバー等で食べるのも今は敬遠している。オープンスペースで何十分も置いてある所に多くの人が通過するからだ(※入院治療時は禁止されていた)。パン屋さんの陳列されているパンもこれと同じ類になるが、こちらは食べる前にレンジで温めてから食べる事にしている。

 外出する前は出来るだけイソジン(Isodine)でうがい(gargle)をしてから外出。殺菌作用のあるイソジンが咽喉に付いた状態の方が、予防効果が高いのではないかと思っている。そして外では出来るだけ直に手を何かに触れない様に気を付け、それでも触らなくてはならない時は、服越しや長袖の袖口の布を利用している。例えば、自動ドアならば良いが、自分で開けなければならない場合、押して開けられるのなら腰を使って押しあけ、引く場合は袖口越しに引っ張っている。ATMのボタン操作も直に触らない様にしている。

 髪の毛に出来るだけウィルスが付かない様にと帽子やフードをかぶり、顔にはマスク(mask)・サングラス。流行報道が頻繁にされ始めた最近では、N-95という、ウィルスを95%防ぐという仰々しいマスクを装着する様にしている。子供がこの恰好を面白がって覗き込みに来る事があるのだが、そんな事構ってられない(逆に、感染率の高い子供に『近付かんといて~』と心の中で感じる程、神経質になりつつある)。このマスク、暑苦しくて息苦しいので、人の少ない屋内の静かな部屋では、普通のマスク(自分は2枚重ねにしている事が多い)に変えていたりはするのだが……。

 公共交通機関利用時に何かやばい気配を感じたら、目の粘膜からの感染を防ぐ為に眼をしばし閉じて過ごす事もある。目的地に着いたら可能な限り、先ず手洗い、うがい。食事の前も手洗い。食べてる途中も気になったら手洗い。缶飲料も必ず洗ってから封を開け、可能な限り、直接缶から飲まない様にしている。こんなに何でもかんでも洗っていると、これから冬に向けて、手が非常に荒れて悩まされるのではないかと、変な所で、今から不安を感じている。

 日を追う毎に潔癖症に近付いている様な気が少ししてきているが、普段からラフな格好をしているので、周りはまだそれ程気付かれていないかもしれない。でも、これを読んだ人の中には、やり過ぎでは、と思った人も多分いるだろう。しかし、免疫抑制のネオーラル(Neoral)を1日50mg、ステロイドのプレドニン(Predonine)を1日10mg服用している現在、新型インフルエンザの予防ワクチン(vaccine)を接種(inoculation)しても効果が無いだろうと主治医から言われているので、予防接種という手段は使えない。これは何もインフルエンザワクチンに限らず、他の全てのワクチン接種についても同様で、受けても効果が無いという意味だ。

  いくら今迄無事に過ごして来たとはいえ、重症化する可能性のあるハイリスク群(high-risk)の一人だと思っている。独り暮らしなので、万が一の時、多くの人に迷惑を掛けかねない事を考えると、予防にはこれまで以上に気を付けなければならないと考えている。

  ハイリスク患者も健常者も、この新型ウィルスに免疫を持っている人はいないので(既に罹った人等を除く)、感染には十分気を付けて頂きたい。また罹った場合、症状が治まった後2日間はまだウィルスを人にうつす可能性があるので、外に出歩かず、感染拡大防止に協力を願いたい、そう思う今日この頃である。

2009-09-06

2009/08/25 (火) 現在の服用薬一覧

 現在処方(prescription)されている薬、時々使っている薬等を、今年1/16に書いたが、それから約7ヶ月経った現在の薬の一覧を、1/16と比較して書き上げておく。尚、処方薬の量や使用限度量等は、あくまでも現在の私、即ち骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)後約1,020日目の体調等を基準にしたものなので、1つの参考と思って、見て頂きたい。

・ 『ネオーラル25mgカプセル(軟カプセル)』: 1日計50mg 
※免疫抑制剤(immunosuppressant)で、9時と21時に(つまり12時間おきに)各25mg服用。
※昨年(2008年)、しばらく肝機能値(liver function)が正常値を保っていた事から、6/2に一時25mgに減薬されたが、再度肝機能検査値の悪化が始まった為、結局、4ヵ月後の10/6に、50mgに戻されている。その肝機能値は基準値にまで戻らない状態で現在に至る。
※自分の場合は白血病(leukemia)治療の骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)だったが、その他の臓器移植(肝・腎などの臓器)の人同様一生免疫抑制剤を飲む人もいると、最近主治医から言われた。自分はHLA(骨髄の型;組織適合抗原:Human Leucocyte Antigen)完全一致の血縁間移植だったので、いずれ免疫抑制剤を服用しなくても良い日が来るとずっと言われていたので、先生からのこの宣告は、内心複雑な心境である。

・ 『ビクロックス錠200 (Vicclox Tab. 200)、200mg』: 毎朝1日1回1錠服用。
※帯状疱疹(ヘルペス;herpes zoster)予防薬として服用。これだけは1度の中断もなく飲み続けている。また、中止にしないでと先生に頼み込んでもいる。

・ 『プレドニン錠(Predonine) 5mg』: 1日計10mg 
※朝と晩の2回に分けて服用。朝と晩なので、ネオーラル(Neoral)服用に合わせて服用して良いと主治医から言われている。
※今回、手のこわばり(stiffen)が悪化する一方なので、その改善薬として2009/8/24に処方されたステロイド薬(steroid)。

・ 『ウルソ錠 (Urso 100mg)』: 1日計600mg 
※朝・昼・晩に各2錠(200mg)服用。
※GVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)による肝機能(liver function)検査値悪化に伴ない、肝臓の保護として処方されている。

・ 『マグミット(Magmitt)錠250mg』: 適宜。
※自分の判断(体調等)に任されている。
※便を軟らかくする薬で、1日6錠(計1,500mg)を限度として処方されているが、現在は、1日2回、各1錠(250mg)を昼食後と夕食後に服用している。今はそれで丁度いい感じである。

・ 『ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒(医療用、顆粒剤)、No.68 (2.5g)』: 適宜。
※これも自分の判断に任されている。※こむら返り(twist、leg cramp)に対して、1日3袋を服用限度として処方されている。
※明け方にこむら返りを起こす事が多いので、現在は、原則、毎晩就寝前に1袋服用する事にしている。それに加えて、ひどいこむら返りが日に何度もきつく起こる時等は、その都度頓服として、追加で服用している(1日3袋を上限としている)。

・ 『フォサマック錠(Fosamac Tablet)35mg』: 1週間に1錠。
※骨粗鬆症(osteoporosis)予防(改善?) 薬で、毎木曜日、起床時1番にコップ1杯の水で服用 (30分間後から朝食をとる様に注意書きがある)。
※フォサマック5mg錠ならば、毎朝、同様に服用するお薬である。

・ 『ロキソニン(Loxonin)錠60mg』: 1日計3錠(180mg)。
※痛み止めで、3/9に3錠に増やして貰う。出来るだけ飲まない様にといわれているが、殆んどいつも3錠服用している。
※1/16時点では1日2錠(120mg)を処方されていたので、朝・晩に各1錠服用していた。
※何かの感染症――現在なら新型インフルエンザ(A型 H1N1 influenza)――等に罹っていないか等、不安が生じた時に、念の為に断薬して、発熱(pyrexia、fever)していないかを、時々、自主的に確かめている。

・ 『イソジンガーグル(Isodine gargle)、7%、30ml』うがい液: 基本、1日3回毎食後。外出後等、適宜。
※サボりがちであったが、新型インフルエンザの大流行の為、少なくとも外出前後は必ずうがい(gargle)する様にしている。また、外出時は持ち歩く様にして、気になった時はいつでもすぐにうがい(gargle)出来る様にと心掛けている。

・ 『アズノールうがい液4%(Azunol Gargle liquid 4%)』: うがい液
※膿栓(plug of pus)対策に処方された青色のうがい液
※1月時点では、起床時と就寝前に各1回うがいする様に言われていたが、現在は適宜、気が向いた時にたまにしている。もっぱら新型インフルエンザ対策のイソジンでのうがいの方を励行している。

・ 『カトレップパップ(Catlep Pap) 70mg外用薬』: 膏薬(plaster)で、適宜使用。
・ 『インサイドパップ(Inside Pap) 70mg』: 膏薬(plaster)で、適宜使用。
※2/16からカトレップパップがこれに変更されたが、白色大判肉厚な膏薬で、殆んど違いは無い。
・ 『モーラステープ(Mohrus Tape) 20mg』: 膏薬(plaster)で、適宜使用。
※5/18から処方して貰っている。これはカトレップパップやインサイドパップと違って、薄手の膏薬。
※頸がかぶれてきた(rash;eru ption)ので、違うタイプをと処方して貰ったが、頸に貼るには余り使い心地が良く無く、しばらく使っていなかったが、右手のこわばり(stiffen)や痛み・しびれ(numbness)が出て来た為、8/10頃から肘や手の平に貼ったり、ハサミで適当な大きさに切って指1本1本に巻いている。薄手で肌色なので、こういう使い方には適している様に思える。
・ 『インテバン外用液(Inteban)1% 50ml』:液状の塗るタイプの鎮痛消炎剤。
※6/22より処方して貰う。
※頸が膏薬の貼り過ぎ等でかぶれて来てしまったのと、日中や外出時に、手指のこわばりに膏薬を貼る訳に行かない時に、液状タイプが無いかと先生に訊いてお願いしたもの。

・ 下剤(cathartic): ラキソベロン (Laxoberon)、ラキソセリン(Laxoselin)等、適宜。
※かつて処方されていたものを使っている。マグミットを服用していても、たまに便秘(constipation;obstipation)気味になる時があり、その時にだけ飲んで便通を調節している。自分の判断で適宜服用する事は、主治医の許可を得ている。

・ (処方されてはいないが) アリナミン(Alinamin)等のビタミン剤(vitamin): 手持ちのビタミン剤を、良く飲んでいる。
※これらのビタミン剤に関しては、先生に聞いてみた所、現在の処方薬の他に追加して飲んでも大丈夫と、一応お許しを得ている。

・ 『バクトラミン錠 (Bactramin)』: 4/20より中止となる。
※毎朝1日1回1錠服用と処方されていた。

  以上、時々服用・使用しているものを含め、これ位かしらん? 相変わらず、薬の種類の多い事。。。 

2009-08-31

2009/08/24 (月) 通院記録1 ステロイド開始

 この4週間の体調は、血圧や体温等は先月と同じでほぼ変化無し。のど、頸、背中、腰、指、肘等の各種関節痛、だるい・しんどい、のどや鼻奥に痰が絡む感じ等もいつも通り。その他に、膏薬の貼り過ぎが原因なのか、はたまたGVHD(graft versus host disease:移植片対宿主病)が原因なのかどうかは不明だが、頸の後ろや右手の甲等に発疹が(exanthema;eruption)出来て痒い。

 これ以外で困った現象は、右手がグーッと握り込めなくなる程こわばり(stiffen)、指も曲げると痛く痺れる(numbness)現象で、日々悪化している感じで、とうとう日常生活にも支障が出始めている。これも骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)後のGVHDの一つだろうと先生から言われたのだが、詳しくは、ブログ内『2009/07/27 (月) 通院記録2 前回(6/22)の蛋白分画の結果』、『09/08/19 (水) 現在の右手の状態』に書いたので、参照して貰いたい。

 右手に加えて、両肘の内側もこわばりがあり、朝一番など動かすのがとても痛む。腕自体にも痛みを感じ、更に、左手首の丁度脈を測る所に近いのだが、左親指側の手首に近い骨のあたりにもずっと痛みを感じるのである。解剖学の本で調べてみたが、橈骨(とうこつ:radius)の茎状突起(けいじょうとっき:styloid process;processus styloideus)のふくらみの始まる手前あたりがピンポイント的に痛むのである。関節痛(arthralgia)や筋肉痛(myalgia)は常の事なのだが、この部位に関節は無く、筋肉という感じでも無いのに、何故痛むのだろうか。。。ただ、右手の硬直がきつくなるのに反して、ひどいこむら返り(twist、leg cramp)の起こる回数がすごく減ったのが少々不思議である。
※この1~2週間は、またこむら返りが少し増えているので、単なる偶然だったのかもしれないのだが。。。

 さて、今回の通院では、さっそく右手の具合を見て貰った。右手の指はこわばり、曲げると痛くひどい痺れが走り、もう左手を添えても手の平に指先を付ける事が出来ない状態である(軽く曲げる事は出来るのだが)。両肘の内側と、肘から手首にかけて痛みも感じるというと、腱(tendon)に痛みを感じているのかもしれないと先生。左手首近くのピンポイントの痛みについても、骨ではなく、腱のあたりに痛みを感じているのではないかと言われる。GVHDで、関節のみならず、腱も痛むのか??

 この治療薬はステロイド(steroid)のプレドニン(predonine)と言われ、1日10mgから始めましょうと言われる。「もし効かなければ?」と訊くと、出来るだけ少な目にした方が良いと言われる。前回の通院ではプレドニゾロン(prednisolone)を1日に15mgと聞いた気がするが(プレドニンもプレドニゾロンもどちらも呼び方が違うだけで同じ薬)、最初は多目にした方がガツンと効くと聞いているので、どうせ始めるのなら前回言われた様に、1日15mg、或いは12.5mgの方がいいのでは、と訊いてみるが、10mgで2週間後にまた通院という事になる。※通院日は、いつもはほぼ月1回なのだが、今回はステロイド開始の為、2週間後に様子を見る事になっている。ステロイドは万能薬的な側面を持つが、やはり服用には慎重を期した方が良いみたいだ。

 以前、先生から受けた説明では、初めにガツンと効かない場合、途中から(中途半端に)増やしても劇的な効果が無さそうだという印象を受けていたので、10mgで効かない場合、次回の通院を2週間後ではなくて、1週間後に変更し、プレドニンの量を増やして下さいとお願いした後で、「薬が効いたかどうかの目安は、服用後何日目位で現れますか?」と訊いてみる。「2~3日」と先生。それではその時点で効き目が感じられなかった場合、連絡しますとお願いする。

 プレドニンは5mgを1日2錠処方されたのだが、どの様に服用するか訊く。先生は1日1回朝に10mgか、朝・晩の2回に分けるか、しばらく悩まれた後、朝・晩に5mgずつ服用にする事になる。多分、免疫抑制剤のネオーラルを未だ朝・晩と12時間間隔で25mgずつ服用しているので、それに合わせたのかな、と勝手に考えてみたりする。

 血液検査結果は、今回も少し肝機能検査値が上昇していたが、先生は気にされておられない模様。昨年6月2日にネオーラルを1日25mgに減薬したが、肝機能値が再度悪化し始めたのに伴い10月6日に元の50mgに量を戻して1年近くが経つ。しかし、どうしても基準値迄下がりきらず、今年(2009年)2月16日にGOT(AST)が44、GPT(ALT)が40を底値に、しばらく足踏みし、4月20日の検査値から、逆に肝機能値が少しずつながら上昇し始めている。私は内心、また肝機能(liver function)の悪化が始まっているのではないかと思っているのだが、先生はステロイドの開始で、この肝機能値も一緒に改善するかもしれないと言っておられる。

 もし今回の右手の不調が無くてステロイド服用という事態も起こらなかった場合、肝機能値は今後も増え続けるのか頭打ちするのかは、もう分からなくなってしまうが、ステロイドが効いて右手の症状が改善したら、いずれステロイドの減薬が始まるだろう。そしてステロイド薬が零になった後に、また肝機能値が上がり始める可能性はあるのかも知れないと、自分は考えている。

 プレドニン服用開始……。量は少なそうだが、何か副作用(side effect)は出てくるのだろうか? あれだけ敬遠していたステロイドではあるが、始めるからには、どうか良く効きます様に。

【血液検査の結果】2009/08/24:
WBC(白血球数) 5.2、HGB(ヘモグロビン) 12.2、PLT(血小板数) 201、
GOT(AST) 54 (高)、GPT(ALT) 46(高)、γ-GTP 25、LDH 246(高)、AMY 135(高)、T-cho 225(高) [140-220mg/dl]、TG 170 [34-173mg/dl]

2009-08-22

2009/08/22 (土) 新型インフルエンザの症状とは?

 前回『09/08/19 (水) 新型インフルエンザ国内流行宣言』を書いたので、新型インフル関連をもう一つ書いてみたい。

 早くも再流行期に突入した新型インフルエンザ、強毒性ではなく、ハイリスク群以外はそんなきつくは無いと言われ、ニュースでも感染力(infection)の強さと高熱を発する点が特徴の様に報道されているが、その他の症状は余り聞こえて来ない。もし新型に罹ってしまった場合、具体的にどんな症状なのだろうか? 偶然だが、ひと月ほど前に、実際に新型に罹った人の症状を教えて貰える機会があった。

 新型に罹ったのは中学1年生の男子で、姉の息子である。最初、同じ学年の他のクラスで新型が発生し、1クラスが学級閉鎖になったのだが、翌日には2クラス閉鎖、続いて1学年閉鎖、3年生の1クラス閉鎖、学校閉鎖と、瞬く間に広がったそうである。更に、近隣の学校でも季節外れのインフルエンザ(influenza)が大流行していて、学校閉鎖も増えているという事だった。この中学校は国内初の新型が確認されたK戸市(つまり私の住んでいる地域)の東方、同じ県内の都市であり、同じく新型の罹病者数の多いO阪市と隣接している。学校閉鎖ならニュースになっても良さそうなのに、私は聞いた覚えが無かった。日本国内流行宣言が出た今なら、もうニュースに出なくても仕方がないと思うのだが、時期は7月上旬、「新型の再流行はこの秋で、夏場は治まっているので安心を」と言われていた頃なのだ。

 色々調べて気が付いた事なのだが、ネット上で公表されている新型の患者数というのはPCR検査(DNAを増幅して何型かを調べる検査)で新型と確認された患者数であって、簡易検査で陽性だが、PCR検査を行なっていない患者はこの公表数に含まれないという事だった。つまり、あっという間に学校閉鎖になる程多く中学生が季節外れのインフルエンザに罹ってしまっているのだが、その大半が簡易検査のみでPCR検査までは受けていないか、簡易検査も受けていない為、新型の患者数にカウントされていないのだ。この時期はまだ全件を確定検査する様に言われていた筈と思うのだが、そういうからくりの為、ニュースに出なかった様だ(意図的に確定検査をしなかったのではないのだろうかと感じてしまう……)。

 この時、『ニュースには殆んど取り上げられていないが、潜在的な患者はものすごい勢いで、しかも身近で増え始めている』という事実を知ってからは、外出時はいつも以上に敏感になる必要があると思い、周りの様子に気を付ける様になったのだが、日本国内流行宣言がなされる少し前から、電車に乗っていても風邪の様な症状をした人が目に見えて増えてきている。

 さて、この新型インフルエンザに罹ったという息子の症状を姉に教えて貰った。

 最初の症状は、7/9(木)に少々寒気がしたというが、翌金曜日も、いつも通りお腹一杯朝食をとって元気に登校したそうだ。ところが3時間目頃(多分10時半頃)から気分が悪くなり、昼過ぎには頭痛、体の痛み、ふらふらするという症状が出、発熱(pyrexia、fever)もしており、39.8度。急遽早退する事になるが、3分も歩けずへたってしまった為、車で迎えに行ったという。そして向かった発熱外来の簡易検査でA型、即ち、新型にほぼ間違いないと診断されたそうだ(PCR検査は行われず)。

 帰宅後(金曜日)は激しく嘔吐(vomiting;emesis)を繰り返し、それがピタッとおさまったかと思うと、高熱と体中の激痛に襲われていたという。土曜の夜から回復に向かい、日曜は微熱(low grade fever;subfever)、月曜は平熱、火曜日には食欲も戻ったというが、これも個人差がある様で、正常に戻る迄に、更に2~4日かかった生徒もいるそうだ。姉の感想としては、「感染力は極めて高く、やはりきつい症状ではあるが、弱毒性でインフルエンザとしては比較的軽いって印象」という。

 『これで軽いのか!!?』と驚くしかない。自分は季節性のインフルエンザですら、罹ったのははるか昔、子供の頃だったと思うので、風邪の間どんな症状だったか等、もう覚えていない。ニュースでも、ハイリスク群以外はそんなにきつくないと報道されているが、姉からのメールを何度読み直してみても、その症状は非常に重い様に感じる。まして、今の自分も含め、ハイリスク群(high risk)の人が罹ったら、これよりもっと重症になると言われているので、ぞっとしてしまう。

 みんながみんな、同じ症状が出るとは限らないのだが、“前日に寒気”というのがサインかもしれない。あとは高熱を発するというのがポイントだろう。

 いつもの関節痛(arthralgia)に加え、2ヶ月程前から始まった右手関節痛(右手がグーッと握り込めず、握ろうとするときつい痛みと痺れがある)が日々悪化傾向にあるので、痛み止め(painkiller)のロキソニン(Loxonin)は使用上限の、1日に3錠を毎日服用している。しかしロキソニンは解熱作用(antipyretics)もある為、出来るだけ飲まなくて済む様にと主治医からは言われている。今日は発熱していないかを確かめる為に、久々にロキソニンを一日我慢して様子を見ている(時々こうやって発熱の有無を確認している)。早期発見、早期対処も重症化を防げる1つのポイントになると信じて、明日も出来れば我慢して本当に発熱していないか確認してみたいと思う。

2009-08-20

09/08/19 (水) 新型インフルエンザ国内流行宣言

 先日、日本国内初の死亡例が発表された所だが、8月19日、とうとう新型インフルエンザ(H1N1)の国内本格的流行宣言が厚生労働省から発表された。秋を待たずにこの暑い真夏の最中とは、ちょっとしんどいニュースだ。

 日本国内初の死亡例は8月15日沖縄の57歳の男性で、人工透析(artificial dialysis)・心臓疾患(heart disease)があったそうだ。2例目は18日神戸で、高血圧(hypertension)・糖尿病(diabetes)・肺気腫(pulmonary emphysema)の持病がある77歳の男性、そして今日、名古屋で81歳女性が新型で亡くなったという3例目が報告された。この女性もまた持病があり、多発性骨髄腫(multiple myeloma)と心疾患があったという。多発性骨髄腫という事は、自分と同じ血液疾患(blood dyscrasia)仲間という事になる。

 また、今回の死亡例の方々が持病を持っていたとはいえ、この新型に罹り難い傾向があるとか新型に対する免疫(immunity;immunization)があるのではないかと言われていた高齢者も含まれている。つまり高齢者だとしても、もう安心は出来ないという事だろう。

 自分は急性白血病(acute leukemia)で骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を受け、現在、免疫抑制剤(immunosuppressant)のネオーラル(Neoral)を服用している為、免疫力を薬で落としている状態、即ち免疫抵抗力が低い状態だ。加えて、最近の右手のこわばり(stiffen)・関節痛(arthralgia)治療にステロイド(steroid)という、これまた免疫抑制もある薬(免疫力を弱めるという事、易感染性、即ち感染し易くなるという副作用(side effect)がある薬)を服用する予定なので、ますます免疫力が落ちてしまう状態になる。これまで以上に感染(infection)に注意しなければならない状態になるのに、このタイミングで新型がまた大流行するとは。。。

 今回の新型インフルエンザ、発生が確認されたのは今年の3月18日頃のメキシコで、以後世界に飛び火してから、まだ半年も経っていない。強毒性ではないらしいとはいえ、その感染力の強さはあなどれない。しかも、国内でのこの季節の大流行だ。自分の周りでも、最近では、電車に乗っていても、痰(sputum)が胸の深い所に絡んでいる様な怪しい咳(cough)をしている人を見かける確率が前よりも増えてきていたので、かなり流行しているのだろうという気配を敏感に感じ取っている。

 その反面、5月に起こった新型インフル騒動の頃に比べ、周りでマスク(mask)を着用している人は殆んどいなくなっている。その為、今迄も人混みの少ない車両に乗る様にしているのだが、同じ車内で怪しい咳をする人(咳払い等と違い、深い咳が止まらない症状の人等)がいれば、そこから離れた座席に移るか、可能ならば隣の車両に移動している。その他にも、例えばエレベータのボタンやドア等も、夏用の上着として着ている長袖のヤッケの服越しに押すとか、手を袖の中に入れて袖の布越しに触るとかして、出来るだけ直接手や指・肌が触れない様にしている。マスクは在宅時以外常にしているが、電車内では帽子、時にはヤッケのフードもかぶり、サングラスも掛けたりして、極力肌の露出を少なくし、空中を舞っているかもしれないウイルスが、髪や肌、目等に付かない様にと予防している。こうしておけば、急に隣で咳やくしゃみをされても、直接ウィルス(virus)を浴びる事だけは避けられる様に思うからだ。手洗いは勿論だが、少しさぼり気味になっていたうがい(gargle)も、またこまめにする様にしている。そこまでしなくてもと思われるかもしれないが、自分の身は自分で守るしかない。やはり自分はハイリスク(high risk)群であるし、人より感染し易い方に分類されるので、感染した場合のリスクを考えると、これ位はしなければならないだろうと思う。

 一般の人で花粉症(pollinosis;hay fever)の人は、花粉症が起こる時の対策と同じ様に振る舞えば良いのではないだろうか。ウィルスが花粉粒子よりも遥かに小さいという事を理解した上で、例えばマスクのグレードを上げてみる必要はあるかもしれないが、あとは花粉対策と似た所がある様な気がする。あとは手洗いとうがいだろう。

 ところで、季節性インフルエンザ(influenza)の死亡率(death rate;mortality rate)は0.1%位だそうだ。これは罹患者1,000人に付き1人の割合で死亡する人がいるという事だ。今回の新型の死亡率はそれより多く、0.5%位と言われているので、季節性の5倍位になる。19日現在で罹患者推定数が60,000人を超えたと報道されているので、単純に計算すると、もう300人位は死亡者が出てもおかしくない事になる。たとえ季節性インフルエンザだったとしても、その患者数が60,000人なら60人位は死者が出る計算になる。現在死者が3人というのはまだ少ないと見たらよいのか、これから増加する可能性があると見るべきなのか……、とにかく、その可能性があると今からしっかりと覚悟をしておく必要はあるのかもしれない。

 感染しない様に気を付ける事は勿論だが、もし感染してしまったら、非常に感染力が強いウィルスであるという事を自覚して、可能な限りウィルスを拡散してしまわない様に個々人が気を付ける必要があるだろう。

※ブログ内、参考記事:
2009/05/17 (日) 新型インフルエンザの相談窓口
2009/05/25 (月) ハイリスク群の新型インフルエンザ対策について