2009-06-28

2009/06/22 (月) 通院記録1 今度は頸に発疹

 この5週間の体調は、おおむねいつも通りではあるが、ちょっと疲労(fatigue)が溜まっている感じだ。血圧(blood pressure)の上の方は82-89又は93-101の間、下は58-69の間が多く、ここ数カ月で全体に少しずつ上昇してきている。発熱(pyrexia、fever)無し。

 ほぼ毎日起こる症状は、だるい・しんどい、のど・頸・背中・腰・指等の関節痛、手足の攣りかこむら返り(twist、leg cramp)のいずれかが時にきつく起こる、軽い頭痛(headache)・喉と鼻の奥に痰の様なものが絡む等である。特に背中がだる痛い日が続いていて辛い(頸も)。また肘と手指全体がきつくこわばる日が増え、全身の関節痛(arthralgia)や筋肉痛(myalgia)の日も増えている。
※ 全体に症状が悪化傾向にあるのは、社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)(月水金)の他に、もっと体力を付ける為にと、6月に入ってから休みの日も体を動かす様にした(主に、ずっと放置していた引っ越し荷物の片づけ)のが一因なのかもしれない。とにかく疲労蓄積がひどいので、月水金以外は出来るだけ体を休めた方がいいのかもしれないと感じ始めている。まだそこまで体力が追い付いていないみたいで、少し情けなくすら感じている。

 その他としては、最近軟便(soft stool)傾向になった為、便を軟らかくする効果があるマグミット錠(Magmitt)の服用を6/16より中止して様子を見ているのだが、改善せず、時に下痢(diarrhea)に近い時もある。6月頃より、ムカムカする日が少し増加している。また、頸後ろにGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)と思われる発疹(exanthema;eruption)が出ているのを6/19に確認する。
※ 頸後ろは膏薬(plaster)の貼り過ぎなのか、かぶれ気味だった為、しばらく貼るのを我慢していたが、余り変わらず。また膏薬を貼っているが、6/19に発疹が増えていると感じたので、デジカメで撮ってみたら、膏薬を貼っていた部分以外にも、うなじの毛の生え際にも出現しているのを確認した(写真は頸後ろのかぶれ跡と左うなじ生え際に新しく出現した発疹部分)。
※ これは昨年夏に急に背腹に出現した発疹(先生にはGVHDだろうと言われた)に似ているので、今回の頸の発疹もGVHDではないかと思った。但し、少し痒い程度で、去年の背腹ほど痒くはない。
※ 昨年の参考記事は08/09/2108/09/22等。

 改善した所は、最近、膿栓(plug of pus)が出てこなくなった点だろうか。そうそう、前歯中央左上の歯肉にチョンとあった小さな白い点(白板症(leukoplakia)かもしれないと言われていたので少し心配していた)が、ついに消失してくれたのが、少し嬉しい(この歯茎の白い点の話は、もっと大きくなる様だったら報告しようと思っていたので、今迄先生には話していない)。

 さて、診察の順番が来た。今回は、非常に体がしんどく辛い事を切々と訴えてみる。鼻や喉奥に痰が絡む件に関しては、副鼻腔炎(sinusitis)かもしれませんね、と言われる。鼻やのど、ムカムカに、軟便傾向と、全て粘膜系に関連している(良く粘膜系がやられると聞いている)ので、その点を何か言われるかと思ったが、あとに続きは何も無かった。頸の後ろに出来た発疹については「余り出ていませんね」と言われるので、デジカメで撮った写真も見て貰う。去年背腹に出た発疹と同じに思うのだがというと、そうかもしれないが、大した事無いから大丈夫でしょうとの事。

 一通り現在の体調を伝えてから、今日の血液検査の結果を見せて貰った。余りにしんどく辛い日が多いので、もしかして悪化しているかもしれないと思っていたのだが、肝機能検査値は殆んど変化無しであった。低くなったとはいえ、基準値よりはやや高めの状態がずっと続いている事になる。そして横ばいに近いと言っても、GOTがまた+1だけ上昇している。

 実は最近、漠然とだが、このまま またじりじりと増加(肝機能検査値の悪化)が始まるのではないかという悪い予感がして来ている。今日もしGOP(AST)とGPT(ALT)の両方が増加していたら、先生にこの不安を伝えてみようかな、と思っていたのだが、GPTは前回より1だけ減っていたので、やはり気長に様子を見た方がいいのかもしれないと思い、先生に伝えるのは止めにする。

 疲れがひどいので、先生の言われた様に、市販のマルチビタミンをリハビリの月水金と飲んでみているが効かない、アリナミン(Alinamin)の場合はとても良く効くと、暗にアリナミンを処方して貰えないかと伝えてみる。「やはり、少しアルコールが入っているせいじゃないですか?」と先生。何を言われているのか分からず、しばし悩んでしまったが、どうやらドリンク剤の事を言っておられると気付き、「アリナミンF錠です」と私。「ああ、錠剤の方ですか……。いっそのこと薬を止めてしまうという方法もありますが」と先生。「?? 薬を止める?!」「はい、痛み止めを一切止めてしまうんです。やめちゃいましょうか。」ただでさえ最近痛みがひどくなってきているのに、今、痛み止めを中止されたら堪らない。「そんな事になったら、家にある手持ちの痛み止めを、片っ端から飲み始めちゃいます」と言って、痛み止めをやめない様にお願いするはめになってしまう。私の今の症状(訴え)にアリナミンを処方(prescription)する事は出来ないお薬と言われた事があるのだが、あれは本当に良く効くので、一緒に処方して欲しい気持ちが一杯なのだが。。。

 肝機能値(liver function)が完全に正常値にならないので、今回も主要なお薬の変更は無しで様子を見る事になる。痛い所に貼っている膏薬については2種類処方して貰っているが、貼るタイプ以外に、市販のアンメルツヨコヨコみたいに、液状の塗るタイプの鎮痛消炎剤は無いのかと訊いてみる。

 ゼリー状のものなら、患部に塗るタイプのものを処方された事があるのだが、塗った手指がぬるぬるし、それを洗い流すのも結構大変(手指にまとわりついて簡単に落ちない)なので、つい使うのが億劫になってしまって、全部使い切らずに残ってしまっている。かつて(入院以前)愛用していたアンメルツヨコヨコの類は、容器から直接痛い所に塗れるし簡単だ。特に頸等の場合、膏薬なら外出時は服からはみ出して見えない様に貼ったりしなければならないので、本当に痛い所を全部覆って貼る事が出来なくなるが、塗るタイプならその心配がないし、いつでも痛みがきつくなったらすぐ塗れるので便利である。

 先生はこの液状タイプを処方された事が無いらしく、どの薬がそれに相当するのか分からないといって、PCの処方画面を見ておられる。「そこの“外皮用……”って所にあるんじゃないでしょうか」と言って、そのタブをクリックして貰った。すると幾つか鎮痛消炎剤の薬名がリストアップされた画面が出てきた。どれがいいのかよく分からないのだが、『インテバン外用液50ml』と書いてあるのをみつけ、それをお願いする事にした。50mlと書いてあるのだから、多分ゼリー状ではないと信じて、取り敢えず1本処方して貰った。確かクリームタイプのインテバン(inteban)というのを昔使った記憶があるし、名前からして、インドメタシン(indomethacin)配合の筈だから、良く効きそうな気がする。

 次回の予約を取ってから、いつもの様に院外の薬局で薬を受け取る。早速、処方して貰ったインテバンを見てみると、希望していたタイプの液状タイプのものだった。ちょっと嬉しく、まだそれを塗った訳でもないのだが、疲れが少しだけ取れた感じがした。

【血液検査の結果】6/22:
WBC(白血球数) 4.3、HGB(ヘモグロビン) 12.1、PLT(血小板数) 170、
GOT(AST) 49(高)、GPT(ALT) 40(高)、γ-GTP 23、LDH 225、AMY 130(高)、T-cho 234(高)

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