2008-02-27

2008/02/27 (水) アミラーゼの検査結果

 2/25(月)の検査結果で、肝機能(liver function)の値は順調に下がってきているのに対し、アミラーゼ(amylase:AMY)の値はまた少し上がっていた。先生は気付いておられないのかAMYについては何も言われないので、私から先生に訊いてみると、パソコンでAMYの値が徐々に上がってきているのを確かめられ、今日の血液の残りで追加の検査を出しましょうと言って検査部に電話をされておられた。AMYのアイソザイム(isozyme)を調べるのだそうだ。

 AMYには膵臓(pancreas;P)由来のものと唾液腺(salivary gland;S)由来のものがあるそうで、普通唾液由来の方が高い値(先生曰く約8割)なので、その割合に異常がないかを確認する為、検査追加注文したそうだ。もしPが高かった場合、次回通院日まで何に気を付ければ良いかを訊くと、食事で脂肪分を控える事でしょうか、との事。

 去年登録した、健康データをインターネットで閲覧出来るという“Mネット”というサイトを通して、本日AMYの追加の検査結果がUpされているのを確認した。そのついでに、基準値はどれ位なのかを検索等をして調べてみたが、検査結果は、多分大丈夫な範囲であった模様だ。

 一般検査でAMYは膵臓、唾液腺の障害の指標である。AMYの由来臓器を調べるアイソザイム検査では血中と尿と2通り検査があるみたいである。私は血液でだけ調べたが、以下に覚書。

 血中ではP:S=4:6、尿中ではP:S=7:3が基準値である。
・ 膵臓由来、AMYアイソザイム。
   Total-P 「%」で基準値は、28-72[%](または45-67[%]と書いてあるのもある)  
   P1、P2、P3、P4とあるらしい。
・ 唾液腺由来、AMYアイソザイム。
   Total-S 「%」で基準値は、25-72[%](または33-55[%]と書いてあるのもある)
   S1、S2、S3、S4とあるらしい。
・ BANDという項目については分からなかった。
・ 尿中ではP1は38-80[%]が、S1は25-55[%]が基準値。

【専門用語の説明】:
・ アイソザイム(isozyme)とは、『イソ酵素』とも言うらしい。意味は、同じ化学反応を触媒する酵素が複数ある場合、それぞれの酵素の事。例えば、動物の乳酸脱水素酵素にはアイソザイムが5つある。
・ 触媒(catalyst)、化学反応に際し、反応物質以外のもので、それ自身は化学変化を受けず、しかも反応速度を変化させる物質。例えば、常温では化合しない酸素と水素との混合気体も白金黒(はつきんこく)の触媒の存在で激しく化合する。
【血液検査の結果】2008/02/25: AMYアイソザイム.
Total-S(唾液腺由来) 61% 《S1:51%、S2:8%、S3:2%、S4:-》
Total-P(膵臓由来) 39% 《P1:35%、P2:4%、P3:-、P4:-》。BAND:-。
 ※以上、全て基準値内。

0 件のコメント:

コメントを投稿