2008/02/01(金) こむら返り
このところ、こむら返り(twist、leg cramp)が起こり易くなってきた様に感じていたが、昨日、気分転換に友人とランチがてら車でK都迄行った帰り、運転中にアクセルを踏む右足のふくらはぎ(calf)が何とも怪しくつり気味になってきた。治まらないかと願ったが、ごく軽くつった状態が続き、なかなか終息しない。これから高速に入らなければならないのに、と気を付けつつ運転を続けていたが、右ふくらはぎから足裏にかけて、ずっとひきつっている。車を路肩に寄せて休もうかとも思ったが、耐えられないほどひどく痛くなる訳でもなく、そのまま我慢して高速に入る事にした。但し、万が一に備え慎重に、ドライブインで休憩したりしてゆっくりと気をつけて帰宅したが、右足の軽いひきつりはその後もまだしばらく続いた。
そして、今朝、強烈なこむら返りで目が覚め、それがなかなか治らないのである。いつもなら長くても3~5分我慢すればそれなりに治まってくるのが常なのに、なかなか痛みが引かず、これはやばいと思い、以前貰っていた芍薬甘草湯の服用を開始した。この漢方は顆粒でほのかに甘い味と香りがするのだが、こむら返りが起こった時に服用する様にと処方されていたものである。痛みがようやく治まってから、足を引きずりながら薬を探し、すがる気持ちで飲んだが、速効的に効果がある類の薬ではない。
昨日の外出で、特によく歩いたとか、足を酷使した覚えはなく、原因が思い当たらないので、何かミネラル(mineral)不足なのかもと思い、こむら返りの原因を含めてネットで調べてみた。するととてもよく書かれた良いページがすぐ見つかった。【足がつる、こむらがえり、ふくらはぎの痛み】というページである。ここではまず、こむら返りの説明、原因、応急処置や予防法、どのミネラルが必要か、副作用でこむら返りを起こす薬に何があるか等、非常に詳しく書かれている。
ここで紹介されていた、こむら返りで効く漢方薬が、まさに「芍薬甘草湯」であった。薬以外で有効なのはマグネシウムやビタミンEとあった。ところで便秘(constipation;obstipation)気味の時にカマグ(酸化マグネシウム:Magnesium Oxide)を処方されていて、まだ手元にたくさん残っているのだが、かつて主治医からこの酸化マグネシウムは便を柔らかくする他に、単にマグネシウムを補給したい時にもこれを飲めばいいと聞いた事があったので、最近は一日一袋に減らしていた酸化マグネシウムを毎食後の一日三回に増やす事にした。もともと安全な薬だし、そもそも一日三袋と処方されていたので、危険ではないと判断している。
例のページではこむら返りが起こる内科的な病気として、《静脈瘤(varix)、甲状腺機能低下症(hypothyroidism)、肝炎(hepatitis) 肝硬変(hepatic cirrhosis:hepatocirrhosis)、副甲状腺機能亢進症(hyperparathyroidism)、低ナトリウム血症(hyponatremia)、尿毒症(uremia)、糖尿病(diabetes)、動脈硬化症(arteriosclerosis)、神経系の病気》とあった。現在の私に当て嵌まるもので一番近そうなものは、『肝炎肝硬変』だろうか。肝機能(liver function)改善に向かってきた筈なのだが、また悪化しているのではないだろうかという考えがよぎる。
こむら返りは何度も繰り返し襲ってきて、午後には両足同時に起こり、いつまで続き、あまりの痛さに一人呻き、ついには叫び声をあげてしまっていた。月曜の通院でまた高速道路に乗らなければならないのに、こんなに転げ回る位、痛くきびしいこむら返りが運転中に起こっては危険でもあるので、明日になってもこむら返りが改善しそうになければ、K先生に電話して相談しようと思う。こむら返り、早く治まって欲しい……
追記:2/2になり、足の筋のひきつり感が残り、筋肉痛もあるが、きついこむら返りは起こらなかったので、漢方等が効いてきたのだと思う。
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