2007-08-13 (月) 健康データのインターネット閲覧
7/30の通院時に院内で偶然【インターネットで健康データをチェック!】というポスターを見つけた。自分のカルテ(Karte;patient charts)をインターネットで閲覧出来るのだろうか? と思い、早速受付で聞いてみると、パンフレットを貰った。
内容を色々と調べていくと、申し込みと手続きをすれば、インターネットバンクと同様のセキュリティーで自分のデータを見る事が出来、自らカルテにデータを書き込みする事も可能で、それを主治医もネットを通じて見る事が出来る等、双方向性のあるものらしい。
こんな便利なものがあったのかと思ったら、この7月から運用が始まったばかりで、このネットワークに接続している病院(本格的に運用に参加している病院)も目下私が通院しているK大付属病院のみの様だ。順次、提携病院を増やしていく予定だそうで、患者がK大以外の医者を主治医として登録すると、その医者もアクセス権を得られ閲覧可能となる、或いは連携病院同士で、手続きをすれば相互に閲覧可能となる事から、同じ検査を病院毎に受け直す(二重に受診する)という手間も省けるという。何よりも、この方法だと、受診時にはまだ出ていなかった検査結果を次回の診察日まで待つ事無く知る事が出来る。
私は母が亡くなり、この家を病状が落ち着く迄、売らずに置いておいて欲しいと言う切なる願いは聞き入れられず、この秋にはとうとう京都を離れなければならなくなったので、引越し後は京都へ通院しなければならない事になるが、万が一、肺炎(pneumonia)等、急を要する症状になった時の事を考えると、引越し先でも適切な病院なりお医者さんを探さなければならない。しかし、将来的にこのネットワークが広がってくれれば、一々治療データを病院から取り寄せなくても良いとか、引越し先でも継続的に医療サービスが受けられる様なので、是非利用してみたいと思い、早速申し込みをした。
一週間程経って、IDカードが届いたので、早速ネットで覗いてみた。自分で自由に記入出来る所(『自由記載ノート』等)があるので、試しに入力してみたりするが、書き方の詳しいマニュアルがあると同封されていた簡易説明書に書いてあるだけで、それが一体何処にあるのか(ネット上にあるのか、別冊子としてあるのか)良く分からず、今ひとつ、使い方がよく分からない。また、通院している病院に手続きをしていないので、肝心のカルテはまだ見る事は出来ない。
さて、通院日の診察迄の待ち時間に、病院の受付に接続の手続き(登録)をする。ついでに、患者が自由に記入出来る所(『自由記載ノート』)の作成マニュアルをお願いすると、詳しい人に色々と問い合わせてくれたらしく、しばらく経ってから漸く、どうやらこれは準備中で、そのうち、ネット上でヘルプボタンの様な形で、マニュアルも置く予定であるという事を教えて貰った。要するに只今整備中という所だ。
KB先生にこの閲覧ネットについて、本日手続きをしたという話と、私が書いた体調日誌を先生も見る事が出来る筈との話をしたのだが、先生ご自身はその制度が始まった事は知ってはおられたが、どの様にアクセスするか、どの様なものなのか等、具体的な事迄はご存知ではなかった。病院を出る前に、案内所で聞いてみたが、どうやら先生自体もこのネットに登録しなければ相互に見る事は出来ないらしい、との説明を受けた。まだまだ手探り状態で発進した制度の様だ。
帰宅後、早速自分のカルテを見る事が出来るかを試してみたが、自分の基本情報(生年月日や患者ID)みたいなものと血液検査結果や処方箋(prescription)等はさかのぼる事、6月頃迄の分なら見る事が出来たが、先生が書いている診察記録(私の主訴等)はアクセス出来なかった。何処かにあるのだと思うのだが、アクセスの仕方が悪いのか、まだそこまでアップされていないのか。。。かなりの手探り状態・試験段階を脱し切れていない感じを受けた。しかし、今後の私にとっては非常に便利に思えるので、早く制度を整えて行って欲しいと思う。
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