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2011-03-13

2011/03/ 13 (日) 東北関東大震災、献血のご協力を!

マグニチュード9.0、世界史上4番目という未曾有の大地震が東北・関東地方で起こり、甚大な被害が出ており、大津波による、目を覆いたくなる様な被害には、ただただ、被災者の皆様のご無事を祈る他ありません。

震災直後の日本全国の震度(気象庁)

三陸沖津波観測情報(気象庁3月11日15時25分)

大津波の津波警報の発表(気象庁3月11日16時08分)

三陸沖津波観測情報(気象庁3月12日00時45分)

その他、googlejapanGeo-Eye 社の人工衛星GeoEye-1 撮影の、地震発生前後の衛星写真 http://goo.gl/E8iwL (Picasa ウェブアルバム)

※↑見る事が出来ない場合は、毎日新聞の頁
 http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110313google/1.html 


地震もさることながら、津波に木の葉の様に翻弄され、押し潰される家々や車、現実に起こっている事とは俄かに信じられない映像が次々とTVから流れ、心潰れる思いです。


被災者の皆様には心からのお見舞いを、不幸にもお亡くなりになられた方々には哀悼の意をお伝えしたいと思います。


自分でも何かしたい、出来る事は何か? と考えました。そして、もしこのブログを見てくれた人がありましたら、どうぞ、【献血にご協力下さい】、とお願いしたいと思い立ちました。

※献血出来る場所は以下の日本赤十字の頁にアクセス下さい。

http://www.jrc.or.jp/donation/index.html#Map1 


非常に多くの人が被災している現在、間違い無く献血(blood donation)する人も少なくなっているでしょうから、今後、被災地は勿論の事、全国的に献血が不足する事は必至と思われます。手術(オペ:operation)や応急処置、治療(medical treatmenttherapy, cure)等に確保する必要があると思いますので、このブログで、献血ご協力のお願いを呼びかけたいと思います。この大震災で、何かしたいが何をしたらいいか、何から始めたらいいか分からないと思っている方がおられましたら、どうぞ、献血という手段での応援もお願い致します。献血は被災者のみならず、現在治療中や不慮の事故に遭われた方にも役に立ちますので、是非献血にご協力願います。

※献血場所 http://www.jrc.or.jp/donation/index.html#Map1


新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)が大流行した折、献血が不足して困っているというニュースがありましたが、悲しきかな、自分は献血が出来ません。何故なら、血液の癌(cancer)と言われる白血病(leukemia;leukaemia)を罹病した為、現在治療を終え退院してはおりますが、今後献血は一生出来ないと言われているからです。かつて白血病で入院中、自分も大変お世話になった輸血(blood transfusion)なのですが、その恩返しの献血すら今は出来ないジレンマ(dilemma)があります。それならばせめてと思い、『献血にご協力を』という呼びかけをしようと思いました。


血液(blood)には寿命があり、献血の赤血球(RBC:red blood cell)で3週間、血小板(PLT:platelet)では3~4日間位しか保存出来ないのですが、血漿(blood plasma)は凍結すれば1年、私が何度かお世話になった『献血ヴェノ・グロブリン(Kenketsu Venoglobulin)』では使用期限が2年等、献血から作られる保存期間の長い血液製剤(blood preparations;blood products)等もあります。一方で、一度献血すると、献血の種類にもよるのですが、次回献血出来る迄、2~16週間の期間を開ける必要があり、頻繁に出来る類の物ではありません。ですから、思い立った時でいいので、献血のご協力をお願い致します。そして、継続的に献血して下さる人が増える事が、何よりも有り難いと思います。 また、新型インフルエンザの時は【B型の血液】が特に少ない、と聞いたので、特にB型の人のご協力も、と呼びかけたいと思います。

献血血液がどの様な検査を経て医療機関に届くか、また血液製剤の種類やその有効期間については、東京都赤十字センターの『血液のゆくえ』をご参照下さい。

献血の種類別の採血基準と、次回いつ献血が出来るのかの間隔については日赤の『献血基準』の頁をご参照下さい。


自身も急性白血病(acute leukemia;AL)で長期入院(hospitalization)を経験している為、被災地で現在、白血病で入院中の患者さん達はどうなっているのだろう、さぞかし不安な状態であろうと想像され、胸が詰まります。治療中の人は感染(infection)予防の為、病室から出ずに安静にしている・或いは病室から出てはいけないと言われている人が多いと思うから、また、頻繁に輸血(blood transfusion)が必要な時も多いのに、血液を病院に届けるのもままならない状況(輸送路等)なのではないかと思うと、尚の事、胸が痛みます。


話は少しそれてしまいましたが、輸血が必要な人は、別に白血病の患者さんに限った事ではありません。被災地のみならず、他の病気や手術や大怪我をして大量出血した人等、多くの人に必要であります。


だから、どうぞ、何かしたいと思っている方々、献血にご協力をお願い致します


そして、ご賛同頂けた方は、どうぞ自らも【献血にご協力を】と宣伝して頂けると有り難いです。口伝でもいいです。ツイッターやブログ等の手段をお持ちの方は、リンクして下さっても、自ら発信して下さってもいいですので、是非【献血にご協力を】と宣伝して下さい。当ブログは訪問者が少ないので、皆様のご協力で、献血の輪が広がっていけば幸いと願っております。


最後に、被災者の皆様、どうぞご無事で、今はお辛い時期でしょうが、どうぞ皆と協力し合って、この局面に立ち向かって行って下さい、と心よりお祈り申し上げます。


※【生亜紫路2006】にも、同文をUp

2009-10-25

2009/10/25 (日) 新型インフル 米国で緊急事態宣言

 世界的に流行している新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)、アメリカで死者が10月23日迄に1,000人を超え、米大統領が緊急事態宣言を発令したと、今ネットのニュースで知った。入院患者数も2万人を超えているという。

 アメリカの人口が約3億人だそうだから、大雑把に日本の人口をその3分の1とすると、死者が300~400人を超えると、日本でも緊急事態宣言が発令されるのだろうか? 

 季節性のインフルエンザでも0.1%の人が死亡すると言うが、新型はまだ誰も罹った事が無かったウィルス(virus)なので、誰もが罹る可能性がある。新型による死亡率が季節性に準ずるとした場合、仮に全人口の10人に1人が罹ったとすると、感染者数約1,200万人、その0.1%が死亡するとすると、1万2千人。たとえ、季節性よりもっともっと死亡率が低く、0.01%だとしても、1,200人……。通常、風邪で死ぬという考えを持った人は殆んどいないだろうから、これは大変な数だ。

 現在の死亡者数のニュースを聞いている範囲では、新型による死亡者が1,000人を超える可能性等、まだまだ想像がつかないが、人口3倍弱のアメリカで、もう既に死者が1,000人を超えたのだから、あり得ない数字ではないのかもしれない。

 だが、最近の日本では、弱毒性だとか、季節性と余り変わらない症状だとか言われ出し、深刻性が薄れてきた感がある。ひどい咳(cough)をしているのに、マスク(mask)をする事も、手で口元を覆う事もない人を見る機会が多くなってくると、感染リスクが高いだろう自分にとっては、堪らない気分になってしまう。感染者数の増加に伴ない死亡者数も確実に増えてきているので、少なくとも、感染(infection)してしまった人は、もっと深刻に感染拡大を防ぐ努力をして欲しいと思ってしまう。

 ハイリスク群(high-risk)に属する自分としては、死亡記事も気になる所で、発症からどれ位で、どの様な症状を辿って死に至ってしまったのか、何度も読み直してしまう。しかし、自分が罹って重症化してしまった場合、身動きもままならないかもしれないという事を考えると、自分でどう対処する事が出来るのだろうか? やはり罹らないに越した事は無いので、予防に努めるしかない。いずれ罹るとしても、現時点では罹りたくないものだ。

 色々悩む所は多いが、今日はコンビニで、熱冷まし用の、額に貼るシートを見つけた。自分は独り暮らしなのだが、発熱(pyrexia、fever)して寝込んでしまった場合を考えていなかったので、これは確かに便利そうだ。早速買って、冷蔵庫の中にしまってみる。

 感染しないのがベストなのだが、罹ってしまった時の備えもしている。

2009-09-26

2009/09/07 (月) 通院記録1 パリエット錠(Pariet)追加

 前回からの2週間の体調(※9/7の通院直前の体調)は、血圧(blood pressure)は上94、下65位が多く、脈(pulse)は60前後、体温(body temperature)も36度前後で変化無し。毎日起こる症状は、喉、頸、背・腹・腰・指等の各種関節痛(arthralgia)、痰(喀痰:sputum)が出る、だるい・しんどい、こむら返り(twist、leg cramp)、右手のこわばり(stiffen)等である。

 右手のこわばりについては、8/25からステロイド(steroid)のプレドニン(Predonine)を朝5mg+夜5mgの服用開始後、8/29に主治医のKB先生宛にメールを出した。やりとりは,
~~~~~☆~~~~~
『ステロイドは8/25(火)AMから服用し始めました。その効き目ですが、劇的ではないものの、少しずつ良くなってかしらん? という感じです。
具体的には、右手は手の平に指先が付く位迄、曲げられる様になりました。但し、相変わらずここまで深く曲げ様とすると痺れと激痛が走りますが。。。
指はしびれているものの、痺れ度合いが少し減った感じがします。
右指を手の甲側に反らすのも、微妙に改善した感じですが、まだ痛く、特に右薬指と小指が反らずかなり固くなっています。
現在こんな感じですが、次回通院は、予定通り9月7日で大丈夫でしょうか?』

~~~~~☆~~~~~
『少しずつ良くなっているということでしたら、期待通りの効果と思います。
まだ1週間も経っていませんので、次回外来までもう少し効果をみられてはいかがでしょう。』
~~~~~☆~~~~~
という感じ。折角ステロイド服用を開始したが、結果は(処方された量が少な目だったせいなのかもしれないが)劇的ではなく微妙な改善となった。そしてこの右手のこわばりは、このメールの後、しびれ(numbness)と痛み(pain)が更に少し減った様にも思うが、残念ながら、これ以上の改善は殆んど感じられていない状態である。現在は、起床時が一番こわばっていて、完全に握り込めないが、経時的にグーと握り込める様になる。痺れは右指第一関節が多いが、手の甲側に指を反らすのは痛みが走る為、殆んど改善無し。また、手首角近くの骨の痛みも両方の手首に感じられ、両肘の内側の痛みもまだある。

 その他の体調・症状としては、
・ 8/26より夜よく寝付かれない傾向が以前よりきつくなってきて、この不眠(sleeplessness)傾向はほぼ毎日続いている。
・ しばらく治まっていたきついこむら返りが、8/30からまた頻繁に起こり始め、こむら返り・手足の攣りを含めるとほぼ毎日起こっている。
・ 8/30より、右耳がボーっとするのが久々に起こる(2回)。
・ 9/1より何だかムカムカする日が増える(3回強)。
・ 9/3より、これまた久々に嚥下違和感現象が時々起こる(2回位)。
 不眠傾向は、ステロイドのせいかもしれない。

 さて、今日の診察、右手のこわばりがステロイドのプレドニン服用で改善したのだから、私に見られるリウマチ様関節痛(rheumatoid arthralgia)は、やはりGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)の可能性が高いと先生。「ステロイドの効きが余り良くない」と暗にプレドニンの増薬はしないのかを先生に今一度訊いてみると、「プレドニンを増やすより、次はネオーラル(Neoral)の増量を考えている」と答えられる。これを聞くだけでも、ステロイドという薬の難しさを感じる。

 一方で、あれほど何カ月も下がり切らなかった肝機能検査値(liver function)のGOT(AST)とGPT(SLT)、及び前回上昇していたLDHは、ステロイド効果なのか、見事に正常値になっていた。逆にT-cho(総コレステロール)は上昇していた。プレドニンはコレステロール(cholesterol)を溜め込む性質があるというので、こちらもステロイドの副作用(side effect)の可能性が大と先生。不眠の副作用は、プレドニン10mgでも出るそうだが、その他の症状については、副作用かどうかは不明との事。ただ、いずれプレドニンを中止した場合、またGOT、GPTが上昇する可能性があるのではないかと訊いてみると、先生も同様の事を考えておられる事が分かった。まあ、プレドニンを始めたばかりなんだから、この心配はまだ先の話なのだが……。

 食べても食べなくても、なんとなくいつもムカムカする件に対しては、ロキソニン(Loxonin)の長期服用での障害も考えられると言われる。現在ロキソニンはこちらからお願いして1日3錠処方して貰っているが、出来るだけ飲む回数を少なくする様にと言われている。最近は手のこわばり等が続いている為、3錠服用している日が多くなっているが、確かにロキソニン服用期間は、かなり長期になってきているかもしれない。また、ロキソニン服用時は胃腸を守る類の薬も同時に服用する事が多いのだが、自分の場合は今迄ロキソニンのみで、他に何も処方(prescription)された事は無い。

 先生はその処方薬を色々と悩みながら検索され、「パリエット錠にしましょう」と決められた。聞いた事の無いお初の薬である。そのパリエット錠(Pariet)は1日に1錠(10mg)と処方される。ただ、パリエット錠を保険適応内で処方するには病名を付けないといけないらしく、確か「逆流性胃炎」とかいう名前を付けられた様だ。自分の場合、ムカムカすると言っても、実際に吐いたり、胃酸が上がってきたりする程のひどいものではないが、痛み止めのロキソニンを続けられるのなら、胃薬(?)の一つや二つ増え様が、大した事ではない。

 プレドニンにパリエット錠と、以前よりまた服用薬が増えた事もあり、薬を少しでも減らしたいと先生。肝機能も改善したのでウルソ(Urso)錠を減らそうという話になった。ウルソは胆汁(bile)を分泌させる作用があると薬の注意書きにあったのを思い出し、コレステロール値が上昇しているのだから、減らさない方がいいのではと先生に訊いてみると、胆汁が出てもコレステロールを分解する作用はないと教えて貰う。で、ウルソ錠は1日600mg(2錠×3回)から1日300mg(1錠×3回)に減薬される事になった。

 印刷して貰った血液検査表を見て「Ig-Aも基準値内に入った」と私が言うと、プレドニンはIg (イムノグロブリン:immunoglobulin)を下げる作用があるそうで、今後Ig-Aも含め、他のイムノグロブリン値も下がってくる可能性があるだろうとの事。本当に下がってしまうのか、また次の検査がある時が興味深いと言えば興味深いのだが、折角全てのIg値(免疫グロブリン値:Ig-A、Ig-G、Ig-Mの3つ)が正常値になったのにと、ちょっと複雑。
※ Ig-Aはずっと低値で、徐々に増えてきたとはいえ、退院後一度も基準値になった事は無かった。

 一通りの診察が終わったので、気になっているその他の事も訊いてみる。

 右手のこわばりや痛みは減少してきているが、小指等の硬直はきつく、このまま関節が固まってしまうのではないかという恐れから、痛みを感じる程度に指をそらしたり押したりして、自己流のリハビリ(rehabilitation)をしていると先生に話すと、リハビリはした方がいいとの事。しなければ、例えリウマチ(rheumatism)でなくても、関節がそのまま固まってしまう事があるとの事。なんとも怖い話だ。自己流でもリハビリという手段をとっている事に間違い無かった様なので、今後もこれ以上指が固まってしまわない様に、痛くても根気良くリハビリを続けなければならない。

 新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)対策についても改めて訊いてみる。先生曰く、10人に1人は罹るだろうとの事。予防接種(protective inoculation;prophylactic inoculation, prophylactic vaccination)については、現在の私は免疫抑制剤にステロイドも服用しているので、ワクチン接種(vaccine inoculation)を受けても効果が無いだろうとの事。毎回同じ答えが返ってくるので、ワクチン接種という事は頭の中から除外した方が良さそうである。

 もし罹ってしまったら、入院をお願いした方が良いかに対しては、軽い症状の人には自宅療養となるとの事。それに、新型がもっと流行すれば、余程でないと入院させてくれない体制らしく、肺とか気道に疾患が無ければ難しいそうだ。「怪しいと思えばすぐ受診し、早期にタミフル(Tamiflu)、又はリレンザ(Relenza)を処方して貰う事」と先生。後は、「新型インフルエンザに罹らない事を祈るのみ」らしい。

【血液検査の結果】2009/09/07:
WBC(白血球数) 7.2、HGB(ヘモグロビン) 12.8、PLT(血小板数) 213、
GOT(AST) 22 (正常値)、GPT(ALT) 19(正常値)、γ-GTP 28、LDH 194(正常値)、AMY 137(高)、T-cho 264(高) [140-220mg/dl]、TG 168 [34-173mg/dl]、
Ig-A 95.2(正常値)、Ig-G 1644(正常値)、Ig-M 87.9(正常値)

2009-09-25

2009/09/25 (金) 新型インフルエンザ情報と対策

 毎週毎週、新型インフルエンザ(A H1/N1)感染者数が急増している様だ。全国的に(特に自分が住んでいる地域は)どうなっているのか良く分かる所(ページ)は無いかなぁ~っと調べていたら、良さそうなとこを見つけた。厚生労働省の『新型インフルエンザに関する報道発表資料』というページだ。

 例えばこの中の【インフルエンザ定点報告について】(H21.9.25)を見ると、確かに今日報道で使われていた数字が並んでいる。印象としては、沖縄を例外として、人口の多い都道府県が上位になっている。最初に国内発生が報道された、今自分が住んでいる地域は、最近ニュースに県名が上がらなくなっているので、一体どれ位の割合で発生しているのか、という情報がTVで得られなかったのだが、やはり上位。ここ最近、急激に増え始めているのが見て取れる。

 【新型インフルエンザ国内発生について(クラスターサーベイランスによる報告)】(H21.9.25)という項目では、年齢別・性別・基礎疾患別・急性脳症(acute encephalopathy)や人工呼吸器利用の年齢別患者数・基礎疾患有無別入院患者数、集団発生の県別数等、今まで知りたかった内容が、一覧出来た。断片的なニュースや報道で振り回されるより、その元となる数字等を知りたかったし、その数値を自分なりに色々分析する事が出来る。そして気休めかもしれないが、自分の場合はどうなのか、というのを少しだけ分かった気がした。
※ ステロイド内服等による免疫機能不全(immunity insufficiency)の例数も出ている。自分は免疫機能不全と言うほど大袈裟ではないと思っているが、免疫抑制剤(immunosuppressant)に加え、最近ステロイド(steroid)も服用し始めたので、易感染状態、つまり免疫機能は不完全状態と言えるので、ここの数字が一番気になる所である。

 この厚生省の『新型インフルエンザに関する報道発表資料』というページは新しい情報が日々更新されている様なので、気になる人はこのページをブックマークておくと便利だろう。

 その他に参考になるだろうと以前ブックマークしておいたページを2、3紹介しておく。
☆~~~~~~~★~~~~~~~☆
 ■厚生労働省
 ◇新型インフルエンザのページ
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 
※取り敢えず知りたい色んな情報が得られるだろうと思う。

 ■国立感染症研究所
 ◇新型インフルエンザのページ
 http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html 
※この中の、医療従事者向けのページは、集団発生した学校等で、具体的にどんな症状がどれ位起こっているか等、実際の集計例が出ているので、参考になる。その症状というのは、発熱(pyrexia、fever)・咳(cough)・悪寒(chill)・咽頭痛(pharyngodynia)・頭痛(headache)・全身倦怠感(malaise)・鼻水(snivel)・鼻閉(びへい:rhinocleisis, nasal obstruction)・筋肉痛(myalgia)・関節痛(arthralgia)・嘔気(nausea)・嘔吐(vomiting;emesis)・腹痛(abdominal pain;abdominalgia)・下痢(diarrhea)等。
※発熱が80%以上で一番頻度が高く、次に咽頭痛や咳、全身倦怠感を覚える人が多い(60%以上)様だが、下痢・嘔吐が季節性インフルエンザより若干多い傾向がみられるという情報もある。

 ただ自分の場合、全身倦怠感とか咽頭痛・関節痛・筋肉痛は、この新型が起こる前からある症状だし、頭痛、ムカムカするというのもいつもの症状の一つなので、感染に気付くのが遅れてしまうかもしれないと思っている。発熱が重要なシグナルとなりそうなのだが、痛み止め(解熱作用(pyretolysis)がある)を常時服用しているので、本当に気を付けないと、その最初のシグナルすら見落としてしまうかもしれないので、時々痛み止め(painkiller, anodyne)を飲むのを我慢して様子を見たりしている。ちなみに、感染(infection)して発熱してしまった時、薬で熱を下げたくなるのが人情だが、体内のウィルス(virus)をやっつける為に発熱して闘うという効果もあるので、不用意に家庭用解熱薬を服用しない方が良いという話を聞いているので、一般の方も異常を感じた場合は、先ず専用の発熱外来を受診して医者の指示に従った方が良いだろう。また、症状が出てから2日以内に抗インフルエンザ薬の服用を開始すると、回復する(症状が無くなる)期間が短くて済む傾向がある様だ。
※ アスピリン(aspirin)等のサリチル酸系(salicylic acid)やジクロフェナクナトリウム(diclofenac sodium)系、メフェナム酸(mefenamic acid)系の解熱剤は、特に、15歳未満の小児に与えると、インフルエンザ脳症(encephalopathy)等の重症化を引き起こす事があると言うので、どんなに高熱を発していても、安易に解熱剤を服用させてしまわない様に気を付け、一刻も早く近くの病院へ受診させる様にした方が良いだろう。

■WHO(英語)
 ◇最新の状況
 http://www.who.int/en/ 
※世界保健機構(WHO:the World Health Organization)のHP。世界の感染状況等が参照出来るだろうが、英語なので、語学に強い方向け。※自分には無理……!
☆~~~~~~~★~~~~~~~☆

 さて、現在の自分は感染予防に、病気になる前には考えられない様な行動をとっていると思う。この病気になる前なら、『そこまでしなくても……神経質過ぎるんじゃないの?』なんて思う位の事をしているが、入院中と比べると全然大袈裟じゃなく、まだ不十分かもしれないと、今の自分は感じている。感染対策は今まで色々書いてきているが、まだ書いていないと思う事を少し書いてみよう。

 例えば、買ってきたもの。これだけ流行してきているのだから、不特定多数の人が触っている可能性がある。ここ2週間程前から、水洗い出来るものなら何でも洗ってから片付ける様にし始めた。しばらく風通しの良い所で乾燥させればウィルスも死んでしまうかもしれないが、何だか安心出来ないし、待ってられないので、さっさと洗ってしまっている。牛乳パックも刻み葱のパックもみんな容器や袋ごと洗っている。果物も洗ってから皮を剥いたり切ったりして食べている。どうせ皮をむくのなら…と思いがちだろうが、その皮を剥く時に手で皮を触る事になる。折角皮を剥いても外側の皮を触った手で中の実を触る事になってしまったら、そしてもしその皮にウィルスが付いていたら元も子もない。総菜パンも袋ごと洗ってから封を開けて食べている。袋の外側に触れない様にして食べれば良いとは分かっているが、パン等食べている時は、つい手でちぎって食べてしまったりする。その手は外袋を触っているので、やはり注意が必要だと思ってしまう。水洗いが出来ないものは、電子レンジにかけている。電子レンジにかけると殺菌作用(bactericidal activity)があるからだ。例えばファーストフードの紙の箱に入ったバーガー等。その場で食べないで持ち帰った場合は、箱ごとレンジで加熱してから食べる様にしている。電子レンジに限らず、加熱してから食べるというのは有効な手段だ。化学療法(chemotherapy)で白血球数(WBC;white blood cell)が減って加熱食になった時の注意事項も参考にしている。

 バイキングやサラダバー等で食べるのも今は敬遠している。オープンスペースで何十分も置いてある所に多くの人が通過するからだ(※入院治療時は禁止されていた)。パン屋さんの陳列されているパンもこれと同じ類になるが、こちらは食べる前にレンジで温めてから食べる事にしている。

 外出する前は出来るだけイソジン(Isodine)でうがい(gargle)をしてから外出。殺菌作用のあるイソジンが咽喉に付いた状態の方が、予防効果が高いのではないかと思っている。そして外では出来るだけ直に手を何かに触れない様に気を付け、それでも触らなくてはならない時は、服越しや長袖の袖口の布を利用している。例えば、自動ドアならば良いが、自分で開けなければならない場合、押して開けられるのなら腰を使って押しあけ、引く場合は袖口越しに引っ張っている。ATMのボタン操作も直に触らない様にしている。

 髪の毛に出来るだけウィルスが付かない様にと帽子やフードをかぶり、顔にはマスク(mask)・サングラス。流行報道が頻繁にされ始めた最近では、N-95という、ウィルスを95%防ぐという仰々しいマスクを装着する様にしている。子供がこの恰好を面白がって覗き込みに来る事があるのだが、そんな事構ってられない(逆に、感染率の高い子供に『近付かんといて~』と心の中で感じる程、神経質になりつつある)。このマスク、暑苦しくて息苦しいので、人の少ない屋内の静かな部屋では、普通のマスク(自分は2枚重ねにしている事が多い)に変えていたりはするのだが……。

 公共交通機関利用時に何かやばい気配を感じたら、目の粘膜からの感染を防ぐ為に眼をしばし閉じて過ごす事もある。目的地に着いたら可能な限り、先ず手洗い、うがい。食事の前も手洗い。食べてる途中も気になったら手洗い。缶飲料も必ず洗ってから封を開け、可能な限り、直接缶から飲まない様にしている。こんなに何でもかんでも洗っていると、これから冬に向けて、手が非常に荒れて悩まされるのではないかと、変な所で、今から不安を感じている。

 日を追う毎に潔癖症に近付いている様な気が少ししてきているが、普段からラフな格好をしているので、周りはまだそれ程気付かれていないかもしれない。でも、これを読んだ人の中には、やり過ぎでは、と思った人も多分いるだろう。しかし、免疫抑制のネオーラル(Neoral)を1日50mg、ステロイドのプレドニン(Predonine)を1日10mg服用している現在、新型インフルエンザの予防ワクチン(vaccine)を接種(inoculation)しても効果が無いだろうと主治医から言われているので、予防接種という手段は使えない。これは何もインフルエンザワクチンに限らず、他の全てのワクチン接種についても同様で、受けても効果が無いという意味だ。

  いくら今迄無事に過ごして来たとはいえ、重症化する可能性のあるハイリスク群(high-risk)の一人だと思っている。独り暮らしなので、万が一の時、多くの人に迷惑を掛けかねない事を考えると、予防にはこれまで以上に気を付けなければならないと考えている。

  ハイリスク患者も健常者も、この新型ウィルスに免疫を持っている人はいないので(既に罹った人等を除く)、感染には十分気を付けて頂きたい。また罹った場合、症状が治まった後2日間はまだウィルスを人にうつす可能性があるので、外に出歩かず、感染拡大防止に協力を願いたい、そう思う今日この頃である。

2009-09-24

2009/09/24 (木) 新型インフル どう備え どう覚悟するのか

 パソコンの具合が悪くなり、その対処にへとへとになってしまったり(結局手に負えず修理に出したら、戻ってくるのに10日以上かかってしまった)、学会参加等で、思いのほか体力を消耗してしまいで、疲労蓄積。この連休ずっと体を休めていた。やっと元気になってきたので、久々の更新である。

 延び延びになっていた前回の通院記録をアップしようと漸く記録を入力し始めたのだが、今日のニュースが気になったので、先にこちらを少しだけ書いておこうと思う。

 新型インフルエンザ(A N1/H1)が原因と思われる死亡者が出始めているが、基礎疾患を持った人が多い。そして国内19人目と思われる死亡ニュースが今日報道された。その内容は以下の通り。

 大阪府は、岸和田市内の女性(70)が23日インフルエンザ肺炎で死亡したと発表。府によると、女性は今月14日、咳(cough)の症状がひどくなり受診。15日に肺炎(pneumonia)の疑いがあるとして入院、タミフル(TAMIFLU)投与。16日に遺伝子検査で新型インフルエンザの感染(infection)が判明。集中治療室で治療を受けていたが、23日夜に症状が悪化し死亡。女性は糖尿病(diabetes)と高血圧(hypertension)、白血病(leukemia)の基礎疾患があったという。

 とうとう基礎疾患に、私と同じ白血病患者である人が亡くなられたんだと思い、どの様な状態だったのかを知りたくて色々検索して調べたが、日経ネット関西版の記事に、この患者は『治療の過程で白血病を患っていると分かった』というのが見つかっただけだった。目下、これ以上の情報を検索出来ないでいるが、これが本当ならば、白血病の治療を開始する前の段階だったという事になるのだろうか? 高齢、糖尿、高血圧とハイリスク(high-risk)の上に白血病発症とは。。。

 季節性のインフルエンザ(influenza)でも結構死者は出ているそうなので、現在の報告数はまだ少ない方なのかもしれないが、どの方も、具体的なインフルエンザの症状が出始めてから1週間から10日位で亡くなってしまう例が多い。あっという間という印象だ。ご家族の方の悲しみも大変なものだろう。ご冥福を祈りたい。

 これらの記事を読んでいると、自分がもし新型インフルエンザに罹ってしまった場合、意識がハッキリしているうちにどう行動したら良いのか、悩みどころである。インフルエンザと分かっても、余程でない限り、多分自宅療養になるだろうから、寝込んでしまった時の為にと(それに、近々訪れるであろう全国的大流行のピーク時には、出来るだけ外出せずに済む様にと)、数日前から、冷蔵庫、及び冷凍庫内に直ぐに食べられる様な食料を用意したり、非常食を買い溜めしたりして備えているが、あくまでも《高熱になっても意識はある》状態を想定しての事である。独り暮らしなので、寝込んでいる間に意識不明になってしまったら、もうどうしようもない。姉に知らせると心配してこちらへ来てしまうだろうから、それは避けたい。しかし、最悪のケースが起こらないとは限らない。せめてもの手段として、知り合いに、「もし新型インフルに罹ってしまった場合、毎日『生きてます』というメールを送るから、連絡が途切れた場合は、そちらから電話なりこちらにアクセスして、返事がなければ適切な対応を」と最近お願いした。そして、インフルに罹ったと分かった場合(かつ自宅療養になった場合)、万が一に備えて、自分の住んでいるビルのドアの錠は、外から鍵のみで開けられる部分だけを施錠しておくとも伝えてある。

 インフルエンザ等に罹らないに越した事は無いが、緊急時の連絡先(姉達)のメモを用意して、健康保険証か財布の中にでも入れておいた方がいいかもしれない(或いは枕の下? 玄関のドアに貼る?) と考えている。

 ところで、白血病に限らないだろうが、治療で化学療法(chemotherapy)や骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を受ける時に輸血(blood transfusion)は欠かせない。自分も入院中何度も大変お世話になった。その為に必要な血液もこれから新型インフルエンザがもっと大流行した時、献血する人の減少で確保が難しくなる危険があるとのニュースもある。特に血小板(PLT:platelet)は、保存出来る日数が短い為、不足が懸念されているという。現在の自分が献血(blood donation)出来るのなら、お世話になったお礼になんぼでも献血したい所なのだが、自分の罹った病気が病気だけに(白血病:血液の癌)、献血は断られる状態で、なんとももどかしい気がする。ただ、自分は今入院していないだけ幸せだとも思っている。現在、白血病等で化学療法等を受けながら病気と闘っている人達の気持ちはいかばかりだろうと思う。

 どうか元気な人は、献血にもご協力をお願いします。私達白血病患者の命の綱です。

2009-08-22

2009/08/22 (土) 新型インフルエンザの症状とは?

 前回『09/08/19 (水) 新型インフルエンザ国内流行宣言』を書いたので、新型インフル関連をもう一つ書いてみたい。

 早くも再流行期に突入した新型インフルエンザ、強毒性ではなく、ハイリスク群以外はそんなきつくは無いと言われ、ニュースでも感染力(infection)の強さと高熱を発する点が特徴の様に報道されているが、その他の症状は余り聞こえて来ない。もし新型に罹ってしまった場合、具体的にどんな症状なのだろうか? 偶然だが、ひと月ほど前に、実際に新型に罹った人の症状を教えて貰える機会があった。

 新型に罹ったのは中学1年生の男子で、姉の息子である。最初、同じ学年の他のクラスで新型が発生し、1クラスが学級閉鎖になったのだが、翌日には2クラス閉鎖、続いて1学年閉鎖、3年生の1クラス閉鎖、学校閉鎖と、瞬く間に広がったそうである。更に、近隣の学校でも季節外れのインフルエンザ(influenza)が大流行していて、学校閉鎖も増えているという事だった。この中学校は国内初の新型が確認されたK戸市(つまり私の住んでいる地域)の東方、同じ県内の都市であり、同じく新型の罹病者数の多いO阪市と隣接している。学校閉鎖ならニュースになっても良さそうなのに、私は聞いた覚えが無かった。日本国内流行宣言が出た今なら、もうニュースに出なくても仕方がないと思うのだが、時期は7月上旬、「新型の再流行はこの秋で、夏場は治まっているので安心を」と言われていた頃なのだ。

 色々調べて気が付いた事なのだが、ネット上で公表されている新型の患者数というのはPCR検査(DNAを増幅して何型かを調べる検査)で新型と確認された患者数であって、簡易検査で陽性だが、PCR検査を行なっていない患者はこの公表数に含まれないという事だった。つまり、あっという間に学校閉鎖になる程多く中学生が季節外れのインフルエンザに罹ってしまっているのだが、その大半が簡易検査のみでPCR検査までは受けていないか、簡易検査も受けていない為、新型の患者数にカウントされていないのだ。この時期はまだ全件を確定検査する様に言われていた筈と思うのだが、そういうからくりの為、ニュースに出なかった様だ(意図的に確定検査をしなかったのではないのだろうかと感じてしまう……)。

 この時、『ニュースには殆んど取り上げられていないが、潜在的な患者はものすごい勢いで、しかも身近で増え始めている』という事実を知ってからは、外出時はいつも以上に敏感になる必要があると思い、周りの様子に気を付ける様になったのだが、日本国内流行宣言がなされる少し前から、電車に乗っていても風邪の様な症状をした人が目に見えて増えてきている。

 さて、この新型インフルエンザに罹ったという息子の症状を姉に教えて貰った。

 最初の症状は、7/9(木)に少々寒気がしたというが、翌金曜日も、いつも通りお腹一杯朝食をとって元気に登校したそうだ。ところが3時間目頃(多分10時半頃)から気分が悪くなり、昼過ぎには頭痛、体の痛み、ふらふらするという症状が出、発熱(pyrexia、fever)もしており、39.8度。急遽早退する事になるが、3分も歩けずへたってしまった為、車で迎えに行ったという。そして向かった発熱外来の簡易検査でA型、即ち、新型にほぼ間違いないと診断されたそうだ(PCR検査は行われず)。

 帰宅後(金曜日)は激しく嘔吐(vomiting;emesis)を繰り返し、それがピタッとおさまったかと思うと、高熱と体中の激痛に襲われていたという。土曜の夜から回復に向かい、日曜は微熱(low grade fever;subfever)、月曜は平熱、火曜日には食欲も戻ったというが、これも個人差がある様で、正常に戻る迄に、更に2~4日かかった生徒もいるそうだ。姉の感想としては、「感染力は極めて高く、やはりきつい症状ではあるが、弱毒性でインフルエンザとしては比較的軽いって印象」という。

 『これで軽いのか!!?』と驚くしかない。自分は季節性のインフルエンザですら、罹ったのははるか昔、子供の頃だったと思うので、風邪の間どんな症状だったか等、もう覚えていない。ニュースでも、ハイリスク群以外はそんなにきつくないと報道されているが、姉からのメールを何度読み直してみても、その症状は非常に重い様に感じる。まして、今の自分も含め、ハイリスク群(high risk)の人が罹ったら、これよりもっと重症になると言われているので、ぞっとしてしまう。

 みんながみんな、同じ症状が出るとは限らないのだが、“前日に寒気”というのがサインかもしれない。あとは高熱を発するというのがポイントだろう。

 いつもの関節痛(arthralgia)に加え、2ヶ月程前から始まった右手関節痛(右手がグーッと握り込めず、握ろうとするときつい痛みと痺れがある)が日々悪化傾向にあるので、痛み止め(painkiller)のロキソニン(Loxonin)は使用上限の、1日に3錠を毎日服用している。しかしロキソニンは解熱作用(antipyretics)もある為、出来るだけ飲まなくて済む様にと主治医からは言われている。今日は発熱していないかを確かめる為に、久々にロキソニンを一日我慢して様子を見ている(時々こうやって発熱の有無を確認している)。早期発見、早期対処も重症化を防げる1つのポイントになると信じて、明日も出来れば我慢して本当に発熱していないか確認してみたいと思う。

2009-08-20

09/08/19 (水) 新型インフルエンザ国内流行宣言

 先日、日本国内初の死亡例が発表された所だが、8月19日、とうとう新型インフルエンザ(H1N1)の国内本格的流行宣言が厚生労働省から発表された。秋を待たずにこの暑い真夏の最中とは、ちょっとしんどいニュースだ。

 日本国内初の死亡例は8月15日沖縄の57歳の男性で、人工透析(artificial dialysis)・心臓疾患(heart disease)があったそうだ。2例目は18日神戸で、高血圧(hypertension)・糖尿病(diabetes)・肺気腫(pulmonary emphysema)の持病がある77歳の男性、そして今日、名古屋で81歳女性が新型で亡くなったという3例目が報告された。この女性もまた持病があり、多発性骨髄腫(multiple myeloma)と心疾患があったという。多発性骨髄腫という事は、自分と同じ血液疾患(blood dyscrasia)仲間という事になる。

 また、今回の死亡例の方々が持病を持っていたとはいえ、この新型に罹り難い傾向があるとか新型に対する免疫(immunity;immunization)があるのではないかと言われていた高齢者も含まれている。つまり高齢者だとしても、もう安心は出来ないという事だろう。

 自分は急性白血病(acute leukemia)で骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を受け、現在、免疫抑制剤(immunosuppressant)のネオーラル(Neoral)を服用している為、免疫力を薬で落としている状態、即ち免疫抵抗力が低い状態だ。加えて、最近の右手のこわばり(stiffen)・関節痛(arthralgia)治療にステロイド(steroid)という、これまた免疫抑制もある薬(免疫力を弱めるという事、易感染性、即ち感染し易くなるという副作用(side effect)がある薬)を服用する予定なので、ますます免疫力が落ちてしまう状態になる。これまで以上に感染(infection)に注意しなければならない状態になるのに、このタイミングで新型がまた大流行するとは。。。

 今回の新型インフルエンザ、発生が確認されたのは今年の3月18日頃のメキシコで、以後世界に飛び火してから、まだ半年も経っていない。強毒性ではないらしいとはいえ、その感染力の強さはあなどれない。しかも、国内でのこの季節の大流行だ。自分の周りでも、最近では、電車に乗っていても、痰(sputum)が胸の深い所に絡んでいる様な怪しい咳(cough)をしている人を見かける確率が前よりも増えてきていたので、かなり流行しているのだろうという気配を敏感に感じ取っている。

 その反面、5月に起こった新型インフル騒動の頃に比べ、周りでマスク(mask)を着用している人は殆んどいなくなっている。その為、今迄も人混みの少ない車両に乗る様にしているのだが、同じ車内で怪しい咳をする人(咳払い等と違い、深い咳が止まらない症状の人等)がいれば、そこから離れた座席に移るか、可能ならば隣の車両に移動している。その他にも、例えばエレベータのボタンやドア等も、夏用の上着として着ている長袖のヤッケの服越しに押すとか、手を袖の中に入れて袖の布越しに触るとかして、出来るだけ直接手や指・肌が触れない様にしている。マスクは在宅時以外常にしているが、電車内では帽子、時にはヤッケのフードもかぶり、サングラスも掛けたりして、極力肌の露出を少なくし、空中を舞っているかもしれないウイルスが、髪や肌、目等に付かない様にと予防している。こうしておけば、急に隣で咳やくしゃみをされても、直接ウィルス(virus)を浴びる事だけは避けられる様に思うからだ。手洗いは勿論だが、少しさぼり気味になっていたうがい(gargle)も、またこまめにする様にしている。そこまでしなくてもと思われるかもしれないが、自分の身は自分で守るしかない。やはり自分はハイリスク(high risk)群であるし、人より感染し易い方に分類されるので、感染した場合のリスクを考えると、これ位はしなければならないだろうと思う。

 一般の人で花粉症(pollinosis;hay fever)の人は、花粉症が起こる時の対策と同じ様に振る舞えば良いのではないだろうか。ウィルスが花粉粒子よりも遥かに小さいという事を理解した上で、例えばマスクのグレードを上げてみる必要はあるかもしれないが、あとは花粉対策と似た所がある様な気がする。あとは手洗いとうがいだろう。

 ところで、季節性インフルエンザ(influenza)の死亡率(death rate;mortality rate)は0.1%位だそうだ。これは罹患者1,000人に付き1人の割合で死亡する人がいるという事だ。今回の新型の死亡率はそれより多く、0.5%位と言われているので、季節性の5倍位になる。19日現在で罹患者推定数が60,000人を超えたと報道されているので、単純に計算すると、もう300人位は死亡者が出てもおかしくない事になる。たとえ季節性インフルエンザだったとしても、その患者数が60,000人なら60人位は死者が出る計算になる。現在死者が3人というのはまだ少ないと見たらよいのか、これから増加する可能性があると見るべきなのか……、とにかく、その可能性があると今からしっかりと覚悟をしておく必要はあるのかもしれない。

 感染しない様に気を付ける事は勿論だが、もし感染してしまったら、非常に感染力が強いウィルスであるという事を自覚して、可能な限りウィルスを拡散してしまわない様に個々人が気を付ける必要があるだろう。

※ブログ内、参考記事:
2009/05/17 (日) 新型インフルエンザの相談窓口
2009/05/25 (月) ハイリスク群の新型インフルエンザ対策について

2009-07-18

2009/07/17 (金) 現在の新型インフルエンザの罹病率について

 5月中旬に日本中を騒がせた新型インフルエンザ、一旦落ち着いた後、次の流行は秋口以降だろうと言われていたのに、最近またあちこちで再流行しているらしい。6月中旬以降は、新たに新型と確定された患者数は全国で1日に50人以上の日も多いという。これは、神戸・大阪で大流行した時の人数を上回っている。しかし、ニュースでは、ほんの小さくしか報道されていない気がする。ニュースの話題としては新鮮味が無くなったからなのだろうか?

 ところでこの新型インフルエンザ、罹病者数のみを聞いて判断していて大丈夫なのだろうかという疑問が湧いてきた。

 実は最近、兵庫県内のKN市等の中学や小学校で風邪(influenza)が大流行しており、学級閉鎖や休校になったという情報を得た。自分の居住地よりは離れた都市だが、情報を得るべく県のHPを調べてみた。ところが、県全体で罹病者数が殆んど増えていないのに気が付いた。しかも流行で休校措置が取られたKN市の罹病者数は、県のHPの中ではたったの+1人だったのだ。

 自分は国内の感染者数推移について、今迄次のページ、「国立感染症研究所」の『感染症情報センター』の中にある【新型インフルエンザ】を参考にしていたのだが、ニュースの報道や、各都道府県単位の報告数は多分、ここに出ている値なのだろう。そこで、市町村単位が独自に作っているHP等を幾つか見てみると、新型と疑われる患者数も報告してあり、学校閉鎖の情報も出ている。この数値と全国の都道府県別の報告数とが一致しないのだ。恐らく県単位では、PCR検査をして新型と確定された人の分しかカウントしていないのだろうと思い、もう一度、KN市のHPを見ると、確定患者が1人、疑わしき患者が何人と書いてある。これでつじつまが合うとやっとわかった。

 つまり、新型と疑われる風邪があちらこちらで大流行しているのに、新型かどうかを判定する検査(PCR検査)迄は、手が回らないのか省略しているのか、検査を行なっていない所が多いのだろう。その為、数字的にはあんまり増えていないのだろう。これは何も兵庫県に限った事ではないかもしれないと考えると、現在、検査はしていないが本当は新型であるという潜在的な罹患者数は相当な数になるかもしれない。

 ここ数日、PCR(polymerase chain reaction:ポリメラーゼ連鎖反応)で確定された患者数がまた勢いよく増えてきている。ハイリスク(high-risk)群の人にとっては、ニュースに出てこなくなったからと言って、実は油断は出来ない状態になってきているのかもしれない。

2009-05-30

2009/05/25 (月) ハイリスク群の新型インフルエンザ対策について

 主治医とは違う別のお医者さん(doctor)に、新型インフルエンザに関して色々訊いてみた。社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)に関して相談に乗って下さっている先生で、最近の新型インフルエンザ流行で私がどうしているか心配して下さっていたみたいだ。何せ、国内感染多発地域にいるからだ。

 先生は開口一番、「確かお薬を服用されていましたね。ステロイド(steroid)とか、免疫抑制剤(immunosuppressant)とか、……」と言われるので、「免疫抑制剤です。ステロイドは服用していません」と答えると、要するにステロイドも含め、この類の薬を服用している人は、感染(infection)に対する抵抗力が低下するので、新型インフルエンザに対してハイリスク群(high risk)の人となると説明して下さる。
※もちろん、妊娠(pregnancy)している女性とか糖尿病(diabetes)の人もハイリスク群である。

 私が服用している免疫抑制剤はネオーラル(Neoral)なのだが、未だ服用しているとはいえ、量は減ってきている。そこで、服用量によってハイリスクの度合いが違ってくるという事はあるのかと訊いてみると、個人差というものがあるので、必ずしも服用量に比例するという訳ではないとの事。つまり、どれだけ薬の量が減ってきたとしても、免疫抑制剤等を服用している限り、ハイリスクという訳だ。自分の場合、今年中に免疫抑制剤の量をゼロには出来ないだろう事から、秋以降の新型インフルエンザ第二波にも気を付けなければならない事になる。

 次に、電車は避けて自動車に変更した方がいいかという話については、正直、夕刻には疲れてへとへとのバテバテになってしまうので、疲労(fatigue)の中、運転して帰るのは辛い物があると話してみると、先生は電車に乗るときの心得というか注意事項を話して下さる。

 電車では出来るだけ端に行って壁側を向いて立っているのが、空中を漂っているかもしれないウィルス(或いは、電車内で誰かが咳をした時に飛散するかもしれないウィルス)を少しでも避ける対策になるだろうと言われる。「立っているのは疲れてしまうので辛いです」というと、出来るだけ隅の座席に座る様にした方がいいと言われる。

 自分自身も、予防になるかという思いから、電車に乗る時はキャップ帽をかぶり、いつも外出時に着ているフード付きの上着のフードも更にその上からかぶる様にしている。空気中に漂うウィルス(virus)が髪の毛に付くのを防げるかもと思って、今はそうしているのだが、昔からこんな恰好をずっとしているので、いつも通りといえばいつも通りのスタイルではあるのだが……
※昔から紫外線アレルギー(UV allergy)が少々あるので、その対策でいつも肌を露出しない様な格好をしている。ただ、太陽光線が射さない車内や屋内ではフードを被る事は少なかった。

 先生は、三重にマスク(mask)をしている私を見て、「それはウィルス対策用に奨めていたN-95というマスクですか」と訊かれる。N-95というマスクはウィルスの予防率の高いマスクという事だったので、リハビリ開始前に手に入れてはいたが、通常の季節性インフルエンザ(influenza)が流行する時期も終わりになる頃だったし、値段が高かった事もあり、取り敢えず2つだけしか購入していなかった。まさかこの時期に新型インフルエンザが自分の住む地元で大流行するとは予想だにしていなかったので、18日の通院日に買い足そうと思って薬局に聞いてみたが、N-95(※)も含めて売り切れてしまっていた。
※N-95サージカルマスク

 そこで、新型インフルエンザの罹患者がこのままもっと急増する様なら、このN-95マスクをしようと思っていたのだが、思っていたほど増えなかったので、2つしかないN-95は使わずに、違う種類のマスクを3枚重ねにして使って様子を見る事にしていると先生に説明した。外気に直接触れる一番外側のは一番安物のマスクにして、それは使い捨てにする様にし、内側のグレードの高いマスクは数日使い回しするつもりで3枚重ねにしていると話すと、「一度使ったマスクの表と裏を日光浴させるとウィルスは死んでしまうので、何回か使えますよ。日光浴させるのが無理だったら、4日間程放置しておいてもウィルスは死んでしまうので大丈夫です。」と意外な方法を教えて下さった。もちろん清潔な場所での日光浴・或いは放置するという意味だが。

 私はとっさに、「ウィルスって、乾燥に強かったんじゃないですか?」と質問して、すぐに自分の勘違いに気が付いたが、口に出してしまったので間に合わない。「ウィルスは細胞の中で増殖するので、人間に取り付かないと、生きていけませんよ。ま、マスクを放置していても、そこでしばらくは生きているでしょうが、4日は生きていないでしょうから。。。」と先生は丁寧に説明して下さる。ちょっと恥ずかしい質問をしてしまった。。。

 しかし、「マスクは毎日新しいものを使って下さい」と言われるかと思っていたお医者さんから、こんな方法を教えて貰えるとは、ちょっと驚きである。

090602追記: 秋口から始まるかもしれない、新型インフルエンザ第二波の予防(prevention)は、マスク等の自己防衛以外に何かあるかも訊いてみた。

 自分は現在、免疫抑制剤を服用中で、今年中にゼロに出来ない状態である。そんな状態でインフルエンザ予防接種を受けても、免疫抑制剤の影響で、その効き目が余り期待出来ないと言われている。それでも免疫抑制剤の量は少なくなってきているので、予防接種(protective inoculation;prophylactic inoculation;prophylactic vaccination)を受けないよりは受けた方がましかもしれない、と主治医から昨秋言われたが、結局、去年は受けなかった。

 この先生もそう言われるかなと思ったのだが、「タミフルを飲む事ですね」と言われた。タミフル(Tamiflu)はインフルエンザに罹ってしまった人が飲むものかと思っていたので、予防的に飲んでも大丈夫なのかと訊いてみると、予防的効果もあるのだそうだ。

 インフルエンザウィルスはヒトの細胞に取り付いて悪さを起こす。ただ、やみくもに取り付くのではなく、取り付く事の出来るある一定の形があるそうで、細胞表面に取り付ける形と同じ所を見つけてくっ付くのだそうだ。例えばウィルスの触手の形が凸の形だったとしたら、ウィルスは自分の触手の形にフィットする凹型の所を細胞表面から見つけてくっ付くのである(※ウィルスに触手がある訳ではないが、例えでこう表現している)。タミフルは、ある意味、そのウィルスが取り付く細胞の部位に先にくっ付いて蓋をしてしまい、ウィルスが取り付ける所を無くしてしまう事によって、ウィルスが悪さを起こせない様にしているのだそうだ。その為、予防的に飲んでも効果があるというのだそうだ。

 秋に流行の兆しが見え始めてからでも間に合うかと思い、予防的な意味でタミフルを処方して貰えるのかどうかまでは、先生に訊かなかったが、余り記憶力が良くないので、ここに参考事項として書き留めておく。

2009-05-25

2009/05/18 (月) 通院記録1

 この1ケ月の体調は、概ねいつも通り。血圧(blood pressure)の高い方は80台、低い方は50台、相変わらず低血圧(hypotension)気味だ。脈(pulse)も60前後、体温(body temperature)は僅かながら徐々に高くなってきている気もするが平熱(normal temperature)を維持している。

 頸・腰・指の関節痛(arthralgia)、のどや背中の痛み、軽い頭痛(headache)、だるい・しんどいは毎日で、朝の起床時が特にきつい。頭痛(headache)は今年初め頃からなのだが、朝はたいていが軽い頭痛、これが1日ゆるく続く時もあれば、しばらく経つと殆んど気にならない程度になる日も多い。背中の痛みというのは左右の堅甲骨を挟む高さ位の所が痛み、3月中旬頃からは毎日の様に感じ、痛みは1日持続している。膏薬(plaster)が良く効くので貼りたい所だが、背中の痛い所に自分で膏薬を貼るのは容易でないので、諦めている。膏薬を貼り続けていた頸は、最近かぶれてきてしまって少し困っている。だるい・しんどいは、3月中旬の社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)が堪えているのか、辛さが増している。リハビリは目下週3日だが、帰りの電車の中で既にバテバテのへとへとで、帰宅後は夕食を採りながら瞬間気を失って、居眠りしている時もある。もっとも、この疲れや痛みが原因で顔色が悪くなる訳でもないので、私が非常にグロッキー(groggy)である事等、周りの人には全然気付かれていないと思うが。。。

 上記の他に肘や手足、臀部の痛みがしばしばあるが、一度だけ、朝起きた時、左肘や手が完全に固まっていた事があり、ビックリしてしまった日がある(5月4日)。どうしてもいつもの様に動かず、仕方がないので、右手で左腕を持ち上げたり伸ばしたり…『痛たたた……』と呻きながらほぐしたが、そんな症状は、その1日だけなので、前日に台所のガスレンジの換気扇を掃除したせいなのだろうか等とも考えているが。。。

 のどや鼻の奥に痰(sputum)が絡むのも毎日である。嚥下違和感、むせるは時々起こり、膿栓(Tonsillolith;tonsillar crypt)も未だ時々小さなのが出てくる。口臭(halitosis)がしているのではないかと少し不安。それとは別に、以前は右耳だった耳鳴り(ear noises)が、左耳でする事がちょっとだけあった(2回)。何とも変なめまい(vertigo;dizziness;giddiness)もまた1度だけあった(今回も、1階へ郵便を見に行ってエレベータで戻って玄関を入った時に数秒だけ起こった)。

 社会復帰へ向けてのリハビリ開始後に何度も苦しめられたきついこむら返りは、起こる頻度が少しだけ減ったが、手足の攣りやこむら返り(twist、leg cramp)はほぼ毎日起こっている。きついこむら返りはしばらくは頻繁に起こるだろうと覚悟していたので、こういう想定外の現象は歓迎である。今後も減っていって欲しいものである。

 日本での新型インフルエンザ(influenza)感染者数が経時的に増加し続けているが、自分のいつもの体調というものは、風邪(cold)の症状にかぶる所も多いので、心当たりも気になる症状もある訳ではないが、念の為に5/16~17の2日間、ロキソニン(Loxonin)の服用を我慢して、発熱(pyrexia、fever)していないかを確かめた。万が一にでも感染(infection)していて、自分がK都への感染源になってしまうのを避ける為だ。ずっと平熱なので、通院しても大丈夫だと判断したが、潜伏期(incubation period;latent period)を考えるとまだ完全に感染していないとは断言出来ない。逆に、不特定多数の病人が集まる病院へ行くのは、この時期、いつも以上に感染のリスク(risk)がある位であるが、免疫抑制剤(immunosuppressant)等、毎日飲まなければならない薬があるので、通院しなければならない。幸い、いつも車でK戸からK都迄通院しており、公共交通機関(電車等)を利用するリスクは回避出来ているという点では安心である。

 マスク(mask)は現在も、外出時は勿論の事、郵便を取りに1階へ降りて行くという短い時間も、まだベランダで植物に水をあげる時も、必ず着用する様にしているが、今回は以前から用意しておいたグレードの高いマスクを着用して通院する事にした。しかし、このマスクに関しては手持ちが僅かである。いつもは違う種類のマスクを2枚重ねして、数日使用しているが、新型インフルエンザ拡大の勢いが激しい気配で、マスクの売り切れ続出というニュースを聞き、一番外側のマスクはすぐに使い捨てにする様にと、3枚重ねにした。もちろん、一番外側のマスクは一番安物にしたが。。。

 順番が来て診察室に入ると、開口一番「マスクが凄いですね」と先生。いつも2枚重ねをしているのを知っておられる先生、3枚重ねにもすぐ気付かれた様だ。いつもの様に「体の具合はどうでしたか?」と訊かれ、体調の報告が始まる。左腕が固まってしまった話しに関しては、例によって様子を見る事に。きついこむら返りが少し減った事については、「それは良かったですね」と言いながら、先生はPCに順に記録されていかれる。

 「土・日とロキソニンを我慢して…」と話し始めた時、先生は「やれば(ロキソニン服用を)我慢出来るじゃない!」と言われ、俄かにキーボードに入力するキーの音が激しくなった。ロキソニンを減らされたり中止されたら堪らないと、止めた理由を口早に説明し、あくまでも臨時的だと強調した。何も今回に限らず、時々我慢して発熱していないかを確かめているとも付け加える。

 その他、特に大きな変化が無かった事を確認されてから、先生は今日の血液検査結果の話に移られる。肝機能(liver function)検査値は変化無しというか、GOT(AST)とGPT(ALT)は各々+1ずつ増えていた。「動きませんねぇ」と先生。「ウルソ(Urso) (肝臓を守る為にと処方された)も続けているのに、どうして下がらないかなぁ」と心配そうに言われながら、それでも、このままこれ位の値で動かない状態が続く様なら、免疫抑制剤(immunosuppressant)の減量を開始するつもりであるとも言われる。減量する量は「前回の様に今の量(50mg/日)の半量にするのではなく、徐々に減らしていくのですよね」と、念を押して訊ねてみると(※25mg/日に減らすと肝機能検査値が悪化してしまう現象が、過去2回あった)、その予定だそうだ。先生に訊かれた訳ではないが、今回も「今日までにお酒を飲んだ日は前回通院日の4/20と5/2の2回で、今月も今日は診察日なので(いつもの様に)飲んで、5/27も集まりがあって飲む予定ですが」と話したが、外へ出る様になったのだから、飲む機会が増えるのは仕方がないという感じの事をぼやかれたが、それを特にカルテ(Karte;patient charts)に書かれている(記録している)風ではなかった(??)。

 肝機能検査値が下がりきらない(基準値内にならない)件で、「サイトメガロウィルス(cytomegalovirus;CMV)に感染(infection)しているという可能性はないですか?」と訊いてみると、その可能性はまず無いとの事。先生は「B型とかC型肝炎(hepatitis)の検査をもう一度してみた方がいいかなぁ」と言われながら、その検査を前回いつしたか、記録を見直される。結局、前回のB型肝炎・C型肝炎の検査から1年半も経っている事、退院後輸血(blood transfusion)は一度もしていないという事から、これらの検査は見送られた。B型肝炎については、かつて陽性(positive)だったという話を聞いているが、その後、陰性(negative)となっている。これに関して、また陽性となる事はないかと訊いてみたが、これに関しても、その可能性はないそうだ。

 これで丸3ヶ月、動かない。微妙にじりっと上がっている様な気もする。漠然と、『また肝機能検査値が上がってくるのではないか』という悪い予感が少ししている。時間はかかっても、あと3ヶ月は減薬せずにこのまま様子を見て欲しいと、心の中で考える。そんな予感等、取り越し苦労の、思い過ごしであります様に、とも思っているが……

 今流行っている新型インフルエンザ(influenza)についても訊いてみる。電車を3月中旬からのリハビリ(rehabilitation)開始で利用しているが、移動は自家用車に変更した方がいいかと先生に尋ねると、何とも言えないとの事なので、「感染する時は、する、ですかね?」と、質問とも何ともつかない言葉を先生に返したが、どう判断すれば良いか、これは今も悩みどころである。

 前回の通院からバクトラミン(Bactramin)の処方(prescription)が中止されたが、これは中止続行で、あとは変更無し。また来月まで様子を見る事となる。ま、鉄関連(Fe、UIBC、フェリチン)の検査値がそれぞれ更に正常値に近づいてきているので、良しとしよう。

【血液検査の結果】 2009/05/18:
WBC(白血球数) 4.8、HGB(ヘモグロビン) 12.5、PLT(血小板数) 181、
Neutrophil(好中球) 38%、Lymphocyte(リンパ球) 43%、Monocyte(単球) 11%、 Eosinophil(好酸球) 7%、Basophil(好塩基球) 1%
GOT(AST) 47(高)、GPT(ALT) 42(高)、γ-GTP 26、LDH 208、AMY 133(高)、T-cho 243(高) [140-220mg/dl]、TG 117 [34-173mg/dl]、
Fe 176(高) [40~148]、UIBC 106(低) [129~316]、フェリチン 313.3(高) [150未満]、 
※私の場合、Feとフェリチンは基準値より高い程、またUIBCは基準値より低い程、悪い事を示す。[ ]内は私の性別・年齢での基準値。
Ig-A 76.0(低)、Ig-G 1749(高)、Ig-M 80.8(基準値)

2009-05-17

2009/05/17 (日) 新型インフルエンザの相談窓口

 どうやら、日本では水面下で新型インフルエンザ(influenza)のパンデミック(pandemic)が始まっている様である。色々不安な方も多いだろう。「どこへ相談したら良いか?」、「専用の窓口の電話番号は?」という人も多いと思うので、専用窓口の一覧があるページをここに載せておく。特に発熱(pyrexia、fever)のある人は、いきなり病院へ行くのではなく、日本でのパンデミックを出来るだけ防ぐ為にも、先ずは電話で相談されたい。

厚生労働省による電話相談窓口
* 電話番号:03-3501-9031
同じく厚生労働省
都道府県による新型インフルエンザ相談窓口(2009年4月30日現在)

関西3大都市圏の専用窓口(24時間対応)を抜き書きしておくと、
・ 京都府専用窓口
Ø Tel:075-414-4726
Ø Fax:075-414-5922
Ø Email:shinflu@pref.kyoto.lg.jp
・ 京都府新型インフルエンザ対策本部(〒602-8570京都市上京区下立売通新町西入)
Ø TEL: 075-414-5925
・ 京都市専用窓口
Ø 075-222-3421

・ 大阪府専用窓口
Ø Tel:06-6944-6791
Ø Fax:06-6944-6602

・ 兵庫県疾病対策室
Ø Tel:078-362-3226
Ø Fax:078-362-9474
※兵庫県在住住所別相談窓口の詳細は右記『相談窓口』をクリック。

・大阪の外国人の相談窓口(※Foreign Language)は以下の通り(但し、ここは24時間対応ではない)。
Ø Tel: 06-6943-8530 (※Foreign Language、外国人専用)
Ø Time: 9:00-17:45

 昨日迄の新型インフルエンザ罹患者数については前回の記事『2009/05/16 (土) パンデミックはいつか?』にまとめたので、よろしければ参考にされたい。

2009-05-16

2009/05/16 (土) パンデミック宣言はいつか?

 前回、「パンデミック」という題名で書いた続きという訳ではないのだが、もう少しこの話題を。

 とうとう日本国内で、新型インフルエンザのヒト・ヒト感染が確認されたとのニュースが流れた。昨日深夜、感染疑いの高校生が出たというニュースが確定となった。国内初の感染者はカナダ帰りの大阪の高校生だったが、今回は渡航歴の無い高校生だという。なんでも5/12夕方には、A型陽性反応が出たこの患者の検体の詳細検査依頼が来ていたのに、検査機関は諸々の事情ですぐに検査しなかったそうで、5/15夜になってようやく検査して判明したという。更に、5/11には既に幾つかの高校でA型インフルエンザが流行している事を把握していた神戸の医師会ですら、まさかそれが新型とは思っていなかったという。もちろん、その地域で流行しているインフルエンザ(influenza)の全部が全部、新型という訳ではないだろうが。。。

 今回の結果を受けて近隣の地域に休校措置や要請が出されたと報道されている(お昼のニュース)が、実は自分は今、この地域内に住んでいる。今年3月中旬から社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)を開始しているので、電車にもよく乗っている。出来れば今回の患者が出た高校のメイン通学路線でない事を願って調べてみると、どうやら違う様だったので、取り敢えずはほっとしているが、インフルエンザ流行の時期を避け、3月中旬から復帰リハビリを開始する事にしたのに、世の中、うまくいかないものだ。また、このウィルス(virus)の潜伏期間(incubation period;latent period)から考えると、不特定多数の感染(infection)はもう避けられないかもしれない。未だ免疫抑制剤(immunosuppressant)を服用している為、感染しやすいから注意しなさいと先生から言われている自分としては、今後のニュースに注意しながら、慎重に行動していくしかないだろうと思っている。後は運に任せるだけかもしれない??

 さて、今回はネットでこの新型インフルエンザの感染者数はどの様に増えているかを調べてみた。簡単にまとめると、次の様になる。
・ 3/18-4/23:メキシコで発生・感染者増加。60人位。
・ 4/24:メキシコ以外で人から人への感染(ヒト・ヒト感染)確認。
・ 4/27:WHO(World Health Organization:世界保健機構)が新型インフルエンザ発生宣言、警戒レベルを【フェーズ4】と発表。
・ 4/30:WHO、警戒レベルを【フェーズ5】に引き上げる。※フェーズ(phase)は最大が6で、6になるとパンデミック(pandemic)という事になる。
・ 5/1:全世界での感染者報告数、約260人。
・ 5/4:感染者報告数、約1,000人、感染国数20。
・ 5/5:同、約1,500人、21カ国。
・ 5/6:同、約2,000人、23カ国。
・ 5/7:同、約2,500人、26カ国。
・ 5/8:同、約3,000人。※アメリカで感染者数1日で倍増。
・ 5/9:同、約3,400人、29カ国。※日本で渡航帰りの初の感染者確認。
・5/10:同、約4,000人、30カ国。
・5/11:同、約4,600人、31カ国。
・5/12:同、約5,200人、32カ国。
・5/13:同、約5,900人、34カ国。
・5/14:同、約6,400人、35カ国。
・5/15:同、約7,700人、36カ国。
・5/16:同、約8,400人、39カ国。死者数はメキシコの66人を含めて73人。※日本で渡航歴の無い初のヒト・ヒト感染者確認(この患者は5/11には既に症状が現われている)。
※日付は報告された日(多分日本時間)で、その時点の発症者数ではない。
※感染国数は正確には『感染した国と地域数』

 これらをグラフにしてみたが、増加は思ったよりは急激ではない様にも見える(今のところ、一見、右上がり一直線という感じ)。しかし、感染国等も日々増加し、それに連れて感染者数も増加しているので、検査体制も軌道に乗ってくれば、感染者数ももっと増加すると思う。詳しく見ると、5/4~5/10迄は1日に500人位の割合で、5/11~5/14迄は日に600人位、5/15~5/16の2日間は平均して日に1,000人の割合で世界的に増えている。少しずつ、感染するヒトの割合が増えている気配である。きっとこの増え方が指数関数的に増加(exponential growth)し始めたら、パンデミックというのだろうと思う。但し北半球に関していうのなら、これから夏に向け、インフルエンザウィルスの活動が低下するだろうから、パンデミックはすぐには起こらないだろう、等という見解もある。

 さて、折角グラフを作成したので、ちょっと色々いじってみて、勝手に『いつパンデミックとなるか』を推測してみる。何の根拠もないのだが、これから10日間以内に世界中の感染者数が3万人に達したら、WHOもパンデミックを宣言するのではないだろうか……? なぁ~んて、人ごとの様な事を書いていたら、ニュースではどんどん「感染がもっと広がっている可能性」という報道が増えている。さて、今後どうなるのだろうか?

 今日の自分はというと、念の為に、痛み止め(painkiller)のロキソニン(Loxonin)服用を朝から我慢して、発熱(pyrexia、fever)が無いかを確認している。明日迄我慢してみるつもりだが、目下発熱はしていない。今回に限らず、時々痛み止め服用を我慢して発熱有無確認をしているのだが、何故かというと、風邪(cold)・流感(influenza)に限らず肺炎(pneumonia)等に罹っていたとしても、痛み止めとして処方(prescription)されているロキソニンには解熱(pyretolysis)作用もある為、服用しているとその兆候である発熱を見逃してしまう危険性があるからだ。インフルエンザウィルスには潜伏期間があるので、現時点で大丈夫だからと言って、絶対に感染していないと断言出来る訳ではないのだが、来週の月曜は通院日、多くの人が集まる大病院へ行くので、感染が確認された地域から通院する自分なりの精一杯のエチケットのつもりである。 ※万が一、微妙にでも発熱が認められたら、通院も含めどうしたら良いか主治医にメールか電話で相談してみるつもりである。

 最後に、今回参考にした記事の一つを以下に載せておく(毎日新聞)。皆さんも感染にはくれぐれもご注意下さい。
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新型インフル:初の国内感染確認 神戸市の高校生
2009年5月16日 10時17分 更新:5月16日 13時32分
厚生労働省は16日、新型インフルエンザ感染が疑われていた神戸市内の男子高校生について、国立感染症研究所の検査で、感染が確定したと発表した。検疫での水際阻止でない初の国内感染例になった。男子高校生と同じ神戸市内の高校に通う男女2人も、市環境保健研究所が実施した遺伝子検査で、感染の疑い が濃厚と判明。3人に海外渡航歴はなく、国内で人から人への感染が広がっている可能性も高い。厚労省は現地に職員を派遣し、感染ルートの解明を急ぐ。市と周辺自治体は、学校の休校など、まん延防止策を取り始めた。
 神戸市は「今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザに近い症状で治療薬も有効なので、冷静に対応してほしい」と呼びかけている。
 政府は感染確定を受け、対策本部の会合を開き、国内の行動計画を第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移す。 関係者によると、3人が通うのは県立神戸高校(神戸市灘区)。感染が確定した3年生男子(17)と2年生女子(16)、2年生男子(16)で、発症は11~15日。いずれ も市立医療センター中央市民病院へ入院した。
 3年生の男子生徒については、市環境保健研究所が15日に実施した検査で新型感染の結果が出たため、市は16日未明に厚労省に「感染を否定できない事例」として届け出た。この生徒はバレーボール部に所属。部内ではインフルエンザがはやっており、他にも体調不良を訴えている生徒がいるという。
 この検査結果を受けて市が調査したところ、さらに2人の感染疑いが見つかった。2年生の女子生徒は、12日に38度の熱が出て15日から入院中だが、ほぼ回復している。2年生の男子生徒は15日夕に39度まで熱が上がり、リレンザを投与された。16日未明から入院している。
 さらに、同じ神戸高校に通う生徒17人が体調が悪いと訴えているといい、同市は外出禁止を要請した。集団感染の疑いもあるため、高校は16日朝から登校禁止の措置も取った。
 神戸市医師会の川島龍一会長によると、12日夜、医師会の新型インフルエンザ会議で「A型インフルエンザが四つくらいの高校ではやっている」との情報があった。医師会のこの会議には市の予防衛生課長も出席していたが、新型ではないと思ったため、環境保健研究所への報告はしなかったという。
 3人のうち3年の男子生徒の検体が同研究所に届いたのは12日午後5時前だったが、別の検体も届いたため、検査を途中で中断。13、14日はノロウイルスの食中毒の検査をし、14日夕にはさらに別の新型インフルエンザが疑われる検体が届いたため、男子生徒の検査が15日夜まで遅れる結果となった。
 ◇神戸まつりも対象区で中止
 神戸市は16日午前7時から新型インフルエンザ対策本部会議を開催。感染研の結果を待たず、国の行動計画の第2段階(国内発生早期)に相当する独自の対策を決定した。
 対策本部の決定事項によると、同市の東灘・灘・中央の3区の市立学校全75校を22日まで休校する。対象は幼稚園、小・中学、高校、特別支援学校で、修学旅行は延期する。また、区内の県立学校や私立学校・大学、同じ学区内に学校がある芦屋市にも休校を要請。保育所や高齢者通所・介護施設などには休 校園、休業を要請する。
 16、17両日に予定されていた市の名物イベント「神戸まつり」も、休校対象区内の16日の催しを中止、17日はメーンイベントの「おまつりパレード」など、すべての行事を中止する。市の公共施設については、入り口で衛生管理を呼び掛けた上で開館するという。
 矢田立郎市長は「的確かつ迅速に対応することで、感染の拡大が起こらないようにしたい。情報を共有して、総力を挙げて取り組む」と指示した。
 ◇冷静に対応を 症状は「季節性」程度
 元世界保健機関鳥インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員会委員 菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長の話 神戸ではおそらくまん延し始めた段階で、周囲にも発症者がいるはず。感染源、感染ルートは分からないが、全国各地に同程度の感染者がいると考えていい。
 しかし、患者の症状はあくまで季節性インフルエンザ程度のため、個人は絶対冷静に対応してほしい。そうしなければ偏見や隔離を避けるため、発症しても隠すようになってしまう。
 感染が確定すると、現在の国の行動計画では、診断した医者も含めて隔離されたり、病院が閉鎖されたりしてしまう。今回の症状程度では、そこまでする必要はない。過剰な対策は、発見を遅らせたり、拡大させる原因になりかねない。
 また、健康な人が感染を恐れて家に閉じこもる必要はない。だが糖尿病など別な病気を持っている人が重症化する例はあり、基礎疾患をもっている人は注意してほしい。
 今回の感染発覚は水際対策では完全に防ぎきれないという証拠だ。今後は水際対策より、早期の治療、診断を進めなければならない。

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