2008-02-04

2008/02/04 (月) 通院記録 免疫抑制剤の効果覿面?!

 肝機能(liver function)の値はここ2~3回連続して急勾配で下がってきて、免疫抑制剤(immunosuppressant)の効果が現れてきたという感じである。そういえば、1月末頃までムカムカするのが続いていたが、2月に入ってムカつきが減っているのも、肝機能が回復してきた証しなのかもしれない。このまましばらく免疫抑制剤を続ける事になったが、先生も、ステロイド(steroid)を使用しなくて済んで良かったと言って下さる。

 ところで免疫抑制剤の切るタイミングを当初先生は半年位と考えておられたのだが、それはフルマッチの肉親からの骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)だったからなのだそうである。男性から女性への移植の方が相性が良いとかあるが、私の場合女性から自分(女性)、切るのには早かったのかもしれない、と。先生でも免疫抑制剤を切るタイミングを見極めるのは難しいみたいだ。再開した免疫抑制剤を減らそうという話がいずれ出てくるだろうが、今度はその時期は遅めにして貰おうと今から考えている。

 ひどいこむら返り(twist、leg cramp)が連続して起こったので漢方の芍薬甘草湯をまた飲み始めた話(『2008/02/01(金) こむら返り』参照)をすると、免疫抑制剤の(筋肉系に出る)副作用にこむら返りが起こり易くなるというのがあるそうだ。ネットでマグネシウム(Mg)を補充すると効果があるとあったので、手持ちの酸化マグネシウム(magnesium oxide)でその代用を始めたと伝えると、免疫抑制剤(ネオーラル(Neoral))はMgの値も下げる事もあるので可能性はありますね、という話をされ、しばらくMgの血中濃度を測っていなかった事もあり、次回の検査項目に入れて貰えた。Mg補給の意味で酸化マグネシウムを飲んでも良い筈ですよねと確認を取ると、Mg不足で起こるこむら返りの場合なら効き目があるが、ネオーラルが原因の場合は効果がないとの事。ひどいこむら返りが再度起こった時、すぐに治せる方法がないかを訊いてみたのだが、ホリゾン(Horizon)なら眠くなるけど、もしかしたら効き目があるかも、と言われ、私が期待した、足の指圧やどこどこの筋を伸ばす等という話は出てこなかった。今回そのホリゾンの処方はして貰わなかったが、確かホリゾンは軽い精神安定剤みたいなものかなと認識していたので、帰宅後ちょっと調べてみたら、脳脊髄疾患に伴う筋痙攣(muscle spasm、muscle cramp)・疼痛(pain)の筋緊張(muscle tone)の軽減にも効果があるらしいので、参考までに記しておく。 

 今回先生から訊いた、免疫抑制剤でMg減少が起こる事があるという話が気になったので、薬局で貰う薬の注意事項の欄を改めて読んでみると、吐き気(nausea)や歯茎が腫れる、体がだるい、肝・腎機能検査値異常等々副作用の多い事、改めて感心する。しかし体がだるいのはいつもの事で、記録を調べてみると、免疫抑制剤服用を再開する以前からムカつきや歯茎の痛みがあった。年末年始にかけてそれらがきつくなったのだが、免疫抑制剤の服用再開でそれらの症状が一時的に強調されたのだろうか。ここ数日、ムカつきや歯茎の痛みなどは少し治まってきた。肝機能(liver function)が改善してきたせいだろうか、それとも免疫抑制剤に体が慣れてきたからなのだろうか??つくづく、薬は両刃の剣、安易な服用は危険、というのは分かる気がする。

 途中で何も起こらない限り、次回の通院が久々に3週間後となり、やっと少し息がつける気分である。引っ越ししてからの通院回数の、なんと多かった事か・・・・

 アミラーゼ(amylase:AMY)がごく少しずつ上昇し続けているので、この件については次回も上昇が続く様なら、先生に訊いてみようと思う。

【血液検査の結果】2008/02/04:
GOT(AST) 89、GPT(ALT) 111、γ-GTP 164、LDH 243、AMY 161

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