2007-08-01

2007-07-30 (月) 通院記録 

【前(文)略】

 例によって、『この1週間はリウマチ様関節痛(rheumatoid arthralgia)というか、各種関節痛はいつもの通りだが、とにかく頸が痛くてたまらない。その為だるくて仕方がない日が多かった。歯茎痛も続き、昨夜は珍しく奥歯の方の歯茎から出血する。立ち眩み(dizzy)がしばしば起こる。暑さのせいだろうか?』といった内容を先生に報告した。口内は歯茎を中心に少々腫れているが、良くなりも悪くなりもしていない。立ち眩みの方は血液の値から貧血(anemia)ではないとの事。「大体いつもの通りですね」と先生。

 リウマチ様関節痛については、最近リウマチ(rheumatism)のTV番組を見て怖くなったので、血液検査でリウマチかどうかの検査も一度してみて欲しい旨を伝える。とにかく関節や骨が変形して固まってしまうのは恐ろしいし、自分は手先を使う職業なので、復職後に影響が出てしまうのではないかという不安もあるので、もしリウマチと診断(diagnosis)された場合、薬とかで予防出来るものなら予防したいと思う話をした。先生は、GVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)による関節痛でも、リウマチ検査等に陽性(positive)になる事はままある事であるが、リウマチなら炎症反応を見るCRPが高くなるのだが、CRPは正常なのでリウマチではないと思っていると話された。それならば検査しても意味ないでしょうか、と訊くとそうでもないらしく、もしリウマチだったら保険が効く治療を受ける事が出来るとかなんとか? 「いずれにせよ一度検査しておきましょう」との事。

 全然不安はなくならないので、GVHDによるリウマチ様の症状の出る患者さんの有無やその後どうなるのかを色々と質問する。そういう患者さんが数年後、どうなるかは知らないそうだが、本当のリウマチとは違う分、変形が起こるとしてもかなりの年数がかかるだろうし、リウマチ程ひどくはならないと思われるという話であった。私の場合はまだ関節も炎症を起こしておらず、急にどうのこうのなるものではないそうだ。何となく永遠にこの不安は付きまといそうだ。

 さて、問題の肝臓の値だが、今日はGOTとLDHは足踏みをしたが、すぐに反応が現われるというGPTとγ-GTPの値が下がった。今回も先週に引き続き、肝機能(liver function)の改善が進んでいるので、今度こそ本当に下がり始めたみたいだと、先生と共に安心する。今週はロキソニン(Loxonin)をほぼ毎日2錠飲んでいた事を伝えると、「ロキソニンをしっかり飲んでいる方が肝臓の値が好転するのかなぁ」と、冗談を言われたが、ロキソニンは私の肝臓の値に影響を与えてはいなさそうである。このままスッと正常値まで戻ってくれたら、アルコール(alcohol)解禁も近くなるかも、と本当に久々に嬉しい期待をしてしまう。

 その他で気になった症状に、今週半ばに、パソコン検索を1日していたら夕方頃より右腕と右手が痛みの余り、動かなくなり(そんなに熱心にしていた訳でもないのにクリックする事が出来ない位に痛く動かなくなった)、2日程膏薬(plaster)を貼っていたら漸く痛みが引き、治まってきた話をした。先生はカチャカチャとパソコンに今の私の話を入力して説明するには、これも免疫抑制剤(immunosuppressant)の副作用の可能性があるという事だった。この場合の痛みは関節というよりは筋肉の様な気がするのですが、と訊くと、副作用の1つにメジャーではないが筋肉痛というのもあると教えてくれた。免疫抑制剤のネオーラル(Neoral)の副作用は、本当に多彩だが、最後にこんな話もしてくれた。即ち、各種関節痛が続いているが、これはネオーラルの副作用による痛みと考える事も出来るし、ネオーラルを減量してきている為に起こっている拒絶反応(rejection)やGVHDによる痛みとも考える事も出来るという。毎回こんな調子(原因が特定出来ない)で慣れてはきたが、一体私の場合はどちらに当たるのだろうか。先生は、「肝臓の値も良くなってきたので、次回もこの調子で良くなっていればネオーラルを減らしてみますか」との事であった。ネオーラルを0にするのが目標なのだが、痛みが増す可能性があるとすると憂鬱でもある。

【血液検査結果】7/30:
WBC(白血球数) 3.8、HGB(ヘモグロビン) 11.0、PLT(血小板数) 157、
GOT(AST) 116、GPT(ALT) 141、γ-GTP 111、LDH 279、CRP(炎症反応) 0.1

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