2008/01/17 (木) 退院一年後、髪の毛の具合
生え始めた髪の毛が、伸びるに従ってカールし始め、かなり手に負えない位、頭の上で髪の毛がくるくると踊ってくれ、外出時はカツラ(wig)を手放せない状態が続いていた。12月初め頃はアフロヘアというか鳥の巣ヘアというか、見事な状態であった。
ずっと天然パーマ(naturally curly hair) (天パ)のままなのだろうかと複雑な心境だったが、最近伸びてきた髪の毛は漸く真っ直ぐになってきた。といっても、退院後一度も散髪をしていないので、生え始めにあたる毛の先端はくるっと巻いたままである。試しに、髪を真っ直ぐにして測ってみると10cmから長いものでは15cm以上になっている。面白いので、特によく巻いている髪の毛を数本写真に撮ってみた。
後にインターネットで知ったのだが、抗癌剤(anti-tumor agent)治療を受けて一旦脱毛(alopecia)してしまった人が再度生えてくる髪の毛は、天パになっている事が多いらしい。という事は、抗癌剤のどれかが毛根に作用して、その結果、生えてくる髪の毛がカールしてしまうのだろうか? それとももっと別な原因があるのかもしれないが、ちょっと興味深い。
真っ直ぐな髪の毛が生えてくる様になったという事は、抗癌剤が体から随分と抜けてきたと考えて良いのかもしれない。但し、昔と比べてすごく細くなってしまった感じがする。以前の様な髪に戻るにはまだ力不足といった印象である。入院時に抗癌剤の副作用などが完全に抜けるのに1年から数年かかるだろうと説明されていたが、足の爪にまだ薬の影響が見られる(2007-12-26参照)のだから、体内からすっかり薬の影響が抜けるまでかなり時間がかかるという事は、こういう現象を通じても理解出来る。『我が肉体よ、よく踏ん張った』と自分で自分の体を褒めてあげたい気持ち(??!) に少しなった。
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