2008/01/23 (水) M川先生が・・・
SK商高校で常勤講師をしていた時に同僚だった(といっても、教師としては大々の大先輩である)M川先生が亡くなられておられた。毎年こちらが差し上げる年賀状に対して、いつも中旬になってからお手紙でお返事を送って下さるのだが、今年は届かないので、どうしたのかしらと心配していた。やさしく、面白く、筆まめでユニークな先生であった。懐かしい思い出もたくさんある。
今日M川〇子という知らない方から葉書が届いたが、同じM川の名字なので胸騒ぎがして読むと、去年6月に亡くなったとあった。。。一瞬の驚愕の後、悲しくて涙が止まらなく仕方がなかった。
2006年12月初旬、『母の喪中に付き』という挨拶状を、自分も病気になってしまったが無事、骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)を受け順調だと書き添えて、皆に送っていた。それに対し、すぐにM川先生からお返事を頂いた。移植して丁度一ヶ月位で、まだ無菌室にいた時だった。心のこもった手紙の中に思いがけず、M川先生の御子息がそれこそ26~27年前に私と同じく急性白血病(acute leukemia;AL)に罹った事が書かれていて、驚いてしまった。「その当時は骨髄移植も存在せず」との文面から、恐らく白血病で亡くされたのだと知り、胸が痛んだ。先生ご自身も2006年に色々と病気に罹られ入退院を繰り返されたそうだが、現在通院中とあり、また元気になったらお会いしようとあったので、今年こそはお会いして四方山話をしたいと思っていたのだが、元気になった姿を見せようと思ったのがあだになった。
M川夫人の葉書には「いっぱいの優しさ そして『今まで おおきに』との言葉を残し何ひとつ無理なこと言わずに六月×日に亡くなりました」とあった。ご夫人は先生(ご主人)が亡くなられてさぞお悲しいだろうと思うと、母を亡くした時の悲しみもよみがえり、辛くなる。
私も先生に伝えたい、先生、いっぱいの優しさをありがとう、と。先生、先生のご冥福を心よりお祈り致します。
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