09/08/19 (水) 現在の右手の状態
GVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)と思われる右手のきついこわばり(stiffen)は、日が経過するにつれ、現状維持とはならず、悪化している様だ。先週からはとうとう一日中、右手をグーッと握り込む事が出来なくなってきている。
※今回載せた組写真は全て8月11日撮影。現在はこの写真よりも更に握り込み難くなっている。
指を曲げると関節を中心に痛みが走り、無理に深く曲げ様とすると、手全体がビンビンと痺れ痛む。右指の痺れ(numbness)は、主に中指・人差し指・薬指の第一関節が多いが、5本共痺れている日も多く、きつい日には第一関節のみならず指全体がじりじりと痺れている。
最初に右手がグーッと握れなくなったのは6月25日、7月12日頃から中指の痛みと痺れが始まり(ブログ内参照記事『2009/07/12 (日) この頃 右手がなんだかおかしい』)、右指の痺れは日を追う毎に広がり、指や手の平の筋肉にも痛みを感じてきている。この頃は、右指が少しむくんでいる様に見え、いつも手指に少し熱を持っている気がするし、両掌は少し赤くなっている時が多い様に感じる。
※掌が赤いなんて、もしかして肝機能も悪化しているのだろうか?
指が楽に曲げられず、こわばりが取れないので、このまま固まってしまわない様にと、自己流で指を曲げるマッサージ等も開始していたのだが、8月6日に、実は右指が手の甲側に反らす事も出来なくなっている事に初めて気が付いた。具体的にどういう風かというと、写真(8/11撮影)や文末に載せたビデオ映像(8/18撮影)を参考にして貰いたいのだが、左手の指なら、右手で左手の指を手の甲側に押してやると、90度位迄スッと反らせるのに、その逆は、殆んど反らないのだ。右手小指だけは無理をすると90度まで反らす事が出来ると思ったが、その状態で小指を(左小指の様に)真っ直ぐに伸ばす事はどうしても出来ない。『指関節が固くなってしまっている??!』とギョッとし、その日からは曲げる以外に指を反らせるマッサージ(massage)も追加しているが、悪化傾向は止まらない感じである。
マッサージの他にも、日中は主に液状の外用鎮痛消炎剤を、就寝前にはマッサージの後の指や肘にも膏薬(plaster)を塗ったり巻いたりしている。これによって痛みが和らぐ感じはしないが、しないよりはした方がましだと信じて続けている。膏薬の貼り過ぎが原因なのか、かぶれてきて発疹(exanthema;eruption)が少し出来始め、現在は発疹も痒い状態。また、外用液を塗った事を忘れて、その手で目をこすってしまった為に、目がひりひりしてしまう事が何回かあったので、外用液を塗ったりした時は、手にサポートを付ける様にしている(写真)。これを付けてからは、不用意に外用液を塗った手指で目をこすったりする事は無くなった。実はこのサポート、捨てようとしていた穴のあいた靴下だ。つま先部分をハサミで切り落とし、踵の穴の部分に手の親指を通すと、なんともいい具合にフィットする。
話を元に戻すが、最近では、何かものを書くとしても、指を曲げなければ筆記具を持てない指先の作業なので、すぐに辛くなる。食事でお箸を使うにしても、痛みと痺れの為、途中で休憩するか、左手に持ち替えて食べたりする事もしばしばだ。痺れた指先の感覚は悪く、トイレでも、左手で拭く練習をしている。いよいよ生活に支障が出始めた、という感じである。幸い、パソコンのキーボード入力での打ち込みは、長時間にならない限り、さほど辛く感じないので、これをまとめるのには助かっているが……
ところで、先月の通院では、このこわばりの治療にはステロイド薬を飲んだ方が良いと言われたのだが(『2009/07/27(月) 通院記録 右手関節痛もGVHD、治療薬はステロイド?』)、出来ればステロイド(steroid)を避けたいという思いから、投薬をひと月待って貰い、その間に治る・又は改善方向に向かう事を願っていた。しかし、こわばりに加えてしびれや痛みが増してきて、痛み止め(painkiller)も全然効かない。先月、主治医が、2週間後からステロイドを開始し2週間連続服用すると1ヵ月後の通院になるがそれではどうか、と提案されていたのも断っていたのが悔やまれる位、痛くて堪らなくなっている。更に書くのなら、痛みは両肘や、親指側の左手首の角の関節にも広がっている。このままでは、ひょっとしたら今の所こわばりの無い左側にも右手の症状が現われるかもしれない。2週間程前から、お薬を処方して貰う為に、通院日を前倒しに変更して貰おうかと何度も思った位だが、あと1週間、なんとか我慢しようと思っている。
ステロイドについては先月の通院以来、知り合いに色々リサーチをしてきたが、今の症状を治すには、もう腹をくくってステロイドを飲むしかなさそうである。ステロイドについて知人から得た情報は、出来れば後日纏めてみようと思う。
多分、あと1週間位なら、まだハンドルは握れるだろうと判断しているのだが(自分の運転で高速道路を利用して通院している)、どうなるか予測はつかない。なんとか持ち堪えてくれよ、右手君!
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