2008/07/28 (月) 通院記録 微妙に上昇?
この1ヶ月の体調は、相変わらずで、指等の各種関節痛(arthralgia)、頸痛(neck pain)、腰痛(lumbago;backache)、だるい等など。時々、喉痛や、右耳がボーっとする。嚥下(deglutition)異常、脚がつる、(時にひどい) こむら返り(twist、leg cramp)はしばしば起こる。血圧(blood pressure)は上が79~86、下は53~59の時が多く、これまた相変わらず低い。体温(body temperature)は36.0度前後といったところである。一つ、少しだけ良くなった(改善した?) 事といえば、起床時に伸びをしても脚がつらない日が2回もあった事だろうか (←大袈裟かしらん?)。とにかく、起きぬけは特に、少しでも伸びをしようとするとすぐに足がつってしまう。それでも伸びをしたくて、いつも恐る恐る伸びを試み、つりかける兆候を感じた時点ですぐに止めるの繰り返しだったので、本当に久しぶりに伸びが出来て、気持ち良かった。
さて、今回の診察では、「毎回殆んど同じ内容を報告する事に気がひけますが」と前置きして報告しつつ、何故右耳ばかりボーっとするのか聞いてみたら、嚥下異常もそうだが、耳は口腔とつながっているから、やはり粘膜系に現われるGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)と関係があるのかもしれませんね、との事(今、こう書いてみて、何故右耳なのかの説明を貰い損ねている事に気が付いた。。。)。希望するなら耳鼻科を受診するかと聞かれたが、今の状態では見て貰っても適切な処置をして貰えるかどうか疑わしいという思いから、今回も耳鼻科受診はお断りした。
これで今日は終わりかと思ったら、先生、「そうですか…、実は今回の血液検査の結果ですが…」と言われる。見ると、肝機能(liver function)の検査値がほんの少しだけ上昇していた。ここしばらくずっと基準値ど真ん中で安定していたので、すぐには理由が分からなかった。禁酒を自己解禁宣言して時々飲んだりしているが、通院日に備え、ここ3週間は禁酒をしている旨を、追加報告したが、先生は、免疫抑制剤(immunosuppressant)のネオーラル(Neoral)を減量して2ヶ月経つ事との関連性を気にしておられた。パソコン画面上で、去年9月頃からの肝機能値の変化のグラフを出され、今回の微妙に上昇した所を指さされながら、「前回もこんな感じで上昇が始まりましたからね」と言われ、昨年もネオーラルを減らしてから、肝機能悪化が始まったのと同じ原因の、GVHDかもしれないと説明された。「なかなか(薬を)減らせそうにないですね」と先生。
今回は6月初めにからネオーラルを1日1錠(25mg/日)に減量したので、ほぼ2カ月経った事になる。前回は1錠に減量して1ヶ月後にゼロにしていた(そして免疫抑制剤を完全に止めてから、顕著に肝機能が悪化した)のに対し、今回は1錠を維持して貰っている。体内に薬が蓄積残存していた事も考えて、そろそろ減量した効果が現われ始める時期かもしれない。こればっかりは自分で制御出来ないので、このまま悪化しません様に、今度はGVHDに打ち勝ってくれます様にと願うばかりである。薬は今回も前回と同じのまま、また1ヶ月、様子を見る事になった。
今度は、持ちこたえてくれよ、肝臓君!
【血液検査の結果】7/28:
WBC(白血球数) 4.6、HGB(ヘモグロビン) 11.1、PLT(血小板数) 166、
GOT(AST) 36(高)、GPT(ALT) 30(高)、γ-GTP 42(高)、LDH 222、AMY 131(高)、P 4.6(高)