この2週間の体調は、手指膝・足首の関節痛(arthralgia)、歯茎(歯肉:gum;gingivae)痛も続く。頸痛(neck pain)で、しんどい日が多い。便秘(constipation;obstipation)傾向も続き、その対策にカマグ(酸化マグネシウム:Magnesium Oxide)とラキソベロン液(Laxoberon Solution)を服用しているが、6/27にはひどい便秘で浣腸剤(enemas;clysters)も使用したが、出すのに50分も苦しみ、内外出血してしまったので、久々に強力ポステリザン軟膏(Posterisan forte)でケアをした。この後遺症で1週間程、排便後に少々内側からの出血がみられた。どうしてここ最近急に便秘傾向が出始めたのだろうか? 睡眠障害(sleeplessness)なのか、時々明け方に眼が覚めて眠れない事がある。また、7/4頃から喉が痛く、少し赤く腫れている。抗生物質(antibiotic)を飲んで具合が悪いのを押さえたと言っていた長姉が先週日曜日から来ていて7/5帰ったが、その前日に凄く咳(cough)をしていたのだが、もしかすると関連があるかもしれないと思い、イソジン(Isodine)でうがいを何度もする。血圧、体温共に正常。
今日は先ず採血を済ませてから、歯科(口腔外科)を受診(再診)した。口唇と歯茎の境目に白っぽくなった部位が見られ、そこが主に痛むのだが、6/27の口腔内粘膜スワブ検査結果は扁平苔癬(lichen planus)でも白板症(leukoplakia)でもなく陰性で、常在菌(normal flora)しか存在しなかったそうである。歯茎の炎症(inflammation)は良くも悪くもならず続いている事から、どう対処するのかと思ったら、このまま刺激物を避けて様子を見ようという。なんだか最近肝臓の件でこの言葉ばかり聞いているが、歯茎の事でも同じ事を言われてしまった。どうやらGVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)の可能性が高くなってきたのだが、通常口内に出てくるGVHDは頬の裏側に現われる事が多いそうで、私の場合は部位が少し違うそうだ。GVHDかどうか調べる為に生検(biopsy)をすると言われるのかと思ったが、これ以上ひどくなるとか悪性でない限りは、そんな痛い事(炎症部位を切り取る等)はしないそうだ。前回、主治医からは場合によっては生検かもと言われて緊張していたので、ホッとしたと言うか、少し気が抜けてしまった。
次は血液腫瘍科で、主治医のKB先生に歯茎の結果とGVHDの可能性が高い事を伝えた。肝臓の結果はやや減少しており、現在の値あたりが頭打ちの様だが、ステロイドの使用は今回も見合わせる事となる。このまま減少していってくれたら良いのだが。薬の1つがゾビラックス(Zovirax)からビクロックス錠200(Vicclox Tab. 200)に代わったのが原因か、ともつぶやかれておられたが、代わったのは2/5からであり、肝臓の値が悪化し始めたのは3月中旬である。どうなのだろうか(関連はあるのだろうか)? ネオーラル(Neoral)は2/26に1日計75mg、5/14に50mgに減らされたが、50mgになってから血圧だけは確実に正常に戻っているが、どうも肝臓に関しては減少させた効果は見られなさそうである。
その他、喉の腫れと赤みはまだ少々残る。便秘傾向については、通常よくあるGVHDは下痢(diarrhea)の方ですが、と言われ、こちらもGVHDなのかどうかハッキリしない。慢性的に続いている手指や手首、膝・足等の関節痛、特に頸痛が次第にきつくなっている件では、「かなり辛い様なら整形を受診して貰ってみるという方法もありますが。。。これじゃ、まだ当分、職場復帰は難しそうですね」と先生から言われ、一体いつ頃を目安に職場復帰を目指したらよいのか、漠然としていて悩んでいたのだが、今はまだ無理な状態らしいという事が分かった。ポストを置いておいて下さっているボスの為にも早く職場復帰して恩返しをと思う一方で、関節痛や体のだるい状態が続き、中途半端な体調で復帰してダウンしたら、却って皆に迷惑をかける事になってしまうのではないかと不安にも思っていたので、ある意味、こういう事が偶然先生の口から聞けてよかったと思う。周りからなんと言われ様と、ある程度しっかり治してから復帰の事を考え様と思えたからだ。きっと復帰の時期は自分の体が教えてくれるだろう。
診察の終わりに、「生卵とかはまだ解禁になりませんか?」と試しに訊いてみると、「生卵は、ううぅ~ん、まだダメでしょうね」と言われ、分かってはいたが、やはり少しガッカリ。肝臓の値が正常に戻ります様に、と祈る日々が続きそうだ。
【血液検査結果】7/09:
WBC(白血球数) 3.6、HGB(ヘモグロビン) 12.0、PLT(血小板数) 185
GOT(AST) 156、GPT(ALT) 230、γ-GTP 121、LDH 298、CRP(炎症反応) 0.2シクロスポリン(cyclosporin A;CyA) 32