2007-07-17

2007-07-17 (火) 病気と災害

 急性白血病(acute leukemia;AL)になって緊急入院して、感染(infection)予防に手洗い、イソジン(Isodine)うがいに始まり、生もの・生水厳禁、マスク(mask)着用は必須という生活がいきなり始まった。そんな入院中、時々ふと考える事があった。もし今、大地震が来たらどうなるのだろうか、と。

 治療で白血球(WBC;white blood cell)数が少なくなっている時は、非常に感染し易い為、出来るだけ病室からも出ない様にと言われていたのだが、大災害が起こった場合、自分だったらどうするだろう。動ける(治療の最中でない)ならば、先ず自宅へ何としても帰って母の身の安全を確保したいと思っている。点滴治療中だったら、そして白血球数が少なくて免疫(immunity;immunization)抵抗がなくなっている状態の時だったらどうするだろうか。病院の建物自体が危険でなければそのまま居残って治療を続ける事になるのだろうか、手洗いの水はどうするのだろうか、副作用で吐き気(nausea)や下痢(diarrhea)等起こったら悲惨な気がする、しかし、臨機応変に対応するしかないのだろう。病気になったのも運命と考えるのなら、きっと何とかなるのではないだろうか、等と漠然と考えていた事があった。しかし、想像と実際では本当の大変さ等、当事者以外に分かり様も無いと思う。 

  昨日、新潟県中越沖地震という大きな地震があったが、私に出来る事は、白血病に限らず、病気や怪我等で入院中に災害に遭われた方、自宅で闘病している人達もどうぞ無事であります様に、お祈りするだけです。

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