2007-05-01

2007-04-23 (月) 通院記録

 4月23日は移植166日で、2週間ぶりの通院日であった。この間の体調は手指膝踵関節痛(リウマチ様関節炎chronic rheumatoid arthritis)は相変わらずで、だんだんきつくなる感じがする。頸痛(neck pain)、肩こり、長く立っていると膝(knee)がひどく痛くなる。血圧(blood pressure)は高めで上は154-135位、下は95以上の日が多い。この所少し便秘気味で、時々カマグ(酸化マグネシウム:Magnesium Oxide)やラキソベロン液(Laxoberon Solution)を飲む。4/12頃から時々目の前や端に白く光る星みたいなものが飛ぶ事がある。改善したと思われる点は、立ったままズボン等がはける様になってきた点と、胃がムカつく割合が少なくなってきた点である。

 このリウマチ様関節痛が出る様になってから、しゃがんだり座ったり立ったりするのに、苦労したり痛がっているお年寄りの気持ちが良く分かる様になった。ここまで不自由なものとは、見ているだけでは理解出来ていなかった事に改めて気付かされた次第だ。

 さて診察では、まず眼がチカチカする事が多くなったのは飛蚊症(myodesopsia)だろうと言われる。

 次に、04/09の肝炎(hepatitis)検査結果を教えて貰う。HBs抗体は、基準値5.0[mIU/ml未満]よりは高かったが8.4に下がり、HBC抗体(基準値50[%INH未満])は23.1に減った。HBs抗原がずっと陰性(negative)なので、B型肝炎(hepatitis B)の可能性は少なくなったといってもらえた。B型肝炎ならばHBs抗原が陽性(positive)になり、HBC抗体は陰性になることは一生無いのだそうだ。HBs抗体はやや高めだが、下がってきているので、やはり免疫グロブリン(immunoglobulin:Ig)抗体の点滴の影響で高くなっていた可能性が高いそうだ。また、HCV抗体はC型肝炎(hepatitis C)の検査なのだが(HCV抗原という検査は出来ないので、HCV抗体検査で感染の有無を判定する)、これも陰性だったので、C型肝炎でもないとの事で取り敢えず一安心である。

 肝機能(liver function)の結果はGOT 79、GPT 121、γ-GTP 94で2週間前と殆んど同じで高いままであった。ウルソ(Urso)を飲んでいるのに肝機能は改善されはしていない様だ。それともそれ以上に悪くなるのを抑えてくれたと考えるべきか? 結局、今回も免疫抑制剤(immunosuppressant)は現状維持(減らさない)という事になった。その為、処方された薬の内容は4/9と同じであった。免疫抑制剤ゼロの日までの道のりはまだまだ続きそうである。

 最後に、KB先生に、私は結局純粋な急性リンパ性白血病(acute lymphocytic leukemia;ALL)だったのかどうかを聞く。入院時に骨髄性(myelogenous)の顔も持っていると言われたからだ。先生曰く、確かに急性リンパ性白血病の他に表面抗原で骨髄性に反応するものがあり、通常こういったケースの場合フィラデルフィア染色体陽性(Ph+:Philadelphia chromosome positive)等の悪いものの場合が多いのだが、遺伝子検査をした結果、それらは検出されなかったので、普通のB細胞性の急性リンパ性白血病と考えて良いそうだ。病気は少しでも単純な方がいい様な気がする。

【血液検査結果】4/23
WBC(白血球数) 3.3、HGB(ヘモグロビン) 10.9、PLT(血小板数) 153
GOT(AST) 79、GPT(ALT) 121、γ-GTP 94、LDH 267、TP 5.6、CRP(炎症反応) 0.0
サイトメガロウイルス(CMV) 0個、シクロスポリン(CyA) 98

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