2009/05/18 (月) 通院記録2 前回(4/20)の蛋白分画の結果
前回の蛋白分画(protein demarcation)の結果についても訊いてみた。蛋白分画の検査を始めてから先月で3回目であるが、1回目、2回目、今回とそんなに大きく値が動いている訳ではない。先生にグラフ付きの検査結果を印刷して貰った。
プリントされたグラフには、【βγグロブリン位にバンドが認められます】とのコメントが今回も印字されており、グラフにもγの辺りの山に▼マークがついている(写真)。この▼マークの位置は、山のやや左側だったり、右側だったり、微妙に付く場所が違っている。各山の大きさ等も、目を凝らして詳しく見ると、毎回ちょっとずつ違っていると言えなくもないが、全体として、大きな変化はない。
先生に、「このバンドというのは、そのうちに消えてしまう事もあるんですか?」(検査結果から消失する事があるかという意味)と訊いてみる。「消えてしまう事もあります」との答えを貰ったが、何か治療を開始する訳でも何でもない。
この病院では、蛋白分画検査は、鉄関連の検査(Fe、UIBC、フェリチン)や免疫グロブリン(immunoglobulin:Ig)の検査(Ig-A、Ig-G、Ig-M)と同様、月に1回と決められている検査である。先生は、「来月はフェリチンやIg-Gの検査は必要ないでしょう……毎月しなくてもいいでしょう……」といって、来月の血液検査項目から削除されておられた様だが、「毎月調べましょう」との言葉通り、この蛋白分画検査はしっかりと来月も入っている。先月(4/20)の検査値はγグロブリン分画のみが基準値外で少し高く、しかも前回(3/09)、前々回(2/16)よりも基準値に近付いて来ているのに、「また数ヶ月後に再検査」、と簡単に考える訳にはいかない部類の検査なのかもしれない。
今日の結果は、また次回通院時に教えて貰う事となる。蛋白分画検査。。。これも経過観察の項目の常連になった様だ。
【蛋白分画の結果】2009/04/20:
・ ALB分画(画像アリ) 61.2% [ 60.2~71.4 ]、
・ α1分画 2.5% [ 1.9~3.2 ]、
・ α2分画 6.2% [ 5.8~9.6 ]、
・ β分画 7.2% [ 7.0~10.5 ]、
・ γ分画 22.9% [ 10.6~20.5 ]、
・ A/G比 1.6 [ 1.5~2.5 ]
※ コメント:βγグロブリン位にバンドあり。
※ ALBとはアルブミン(albumin)の事。
※ A/G比とは、アルブミンとグロブリンの比率(albumin-globulin ratio〈A/G ratio〉)
※ [ ]内はこれら分画の正常値であるが、検査機関や病院によって少しずつ違っている。
Ig-A 76.0(低)、Ig-G 1749(基準値)、Ig-M 80.8(基準値)
※ 関連項目:ラベル【蛋白分画検査 】
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