2009/05/18 (月) 通院記録1
この1ケ月の体調は、概ねいつも通り。血圧(blood pressure)の高い方は80台、低い方は50台、相変わらず低血圧(hypotension)気味だ。脈(pulse)も60前後、体温(body temperature)は僅かながら徐々に高くなってきている気もするが平熱(normal temperature)を維持している。
頸・腰・指の関節痛(arthralgia)、のどや背中の痛み、軽い頭痛(headache)、だるい・しんどいは毎日で、朝の起床時が特にきつい。頭痛(headache)は今年初め頃からなのだが、朝はたいていが軽い頭痛、これが1日ゆるく続く時もあれば、しばらく経つと殆んど気にならない程度になる日も多い。背中の痛みというのは左右の堅甲骨を挟む高さ位の所が痛み、3月中旬頃からは毎日の様に感じ、痛みは1日持続している。膏薬(plaster)が良く効くので貼りたい所だが、背中の痛い所に自分で膏薬を貼るのは容易でないので、諦めている。膏薬を貼り続けていた頸は、最近かぶれてきてしまって少し困っている。だるい・しんどいは、3月中旬の社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)が堪えているのか、辛さが増している。リハビリは目下週3日だが、帰りの電車の中で既にバテバテのへとへとで、帰宅後は夕食を採りながら瞬間気を失って、居眠りしている時もある。もっとも、この疲れや痛みが原因で顔色が悪くなる訳でもないので、私が非常にグロッキー(groggy)である事等、周りの人には全然気付かれていないと思うが。。。
上記の他に肘や手足、臀部の痛みがしばしばあるが、一度だけ、朝起きた時、左肘や手が完全に固まっていた事があり、ビックリしてしまった日がある(5月4日)。どうしてもいつもの様に動かず、仕方がないので、右手で左腕を持ち上げたり伸ばしたり…『痛たたた……』と呻きながらほぐしたが、そんな症状は、その1日だけなので、前日に台所のガスレンジの換気扇を掃除したせいなのだろうか等とも考えているが。。。
のどや鼻の奥に痰(sputum)が絡むのも毎日である。嚥下違和感、むせるは時々起こり、膿栓(Tonsillolith;tonsillar crypt)も未だ時々小さなのが出てくる。口臭(halitosis)がしているのではないかと少し不安。それとは別に、以前は右耳だった耳鳴り(ear noises)が、左耳でする事がちょっとだけあった(2回)。何とも変なめまい(vertigo;dizziness;giddiness)もまた1度だけあった(今回も、1階へ郵便を見に行ってエレベータで戻って玄関を入った時に数秒だけ起こった)。
社会復帰へ向けてのリハビリ開始後に何度も苦しめられたきついこむら返りは、起こる頻度が少しだけ減ったが、手足の攣りやこむら返り(twist、leg cramp)はほぼ毎日起こっている。きついこむら返りはしばらくは頻繁に起こるだろうと覚悟していたので、こういう想定外の現象は歓迎である。今後も減っていって欲しいものである。
日本での新型インフルエンザ(influenza)感染者数が経時的に増加し続けているが、自分のいつもの体調というものは、風邪(cold)の症状にかぶる所も多いので、心当たりも気になる症状もある訳ではないが、念の為に5/16~17の2日間、ロキソニン(Loxonin)の服用を我慢して、発熱(pyrexia、fever)していないかを確かめた。万が一にでも感染(infection)していて、自分がK都への感染源になってしまうのを避ける為だ。ずっと平熱なので、通院しても大丈夫だと判断したが、潜伏期(incubation period;latent period)を考えるとまだ完全に感染していないとは断言出来ない。逆に、不特定多数の病人が集まる病院へ行くのは、この時期、いつも以上に感染のリスク(risk)がある位であるが、免疫抑制剤(immunosuppressant)等、毎日飲まなければならない薬があるので、通院しなければならない。幸い、いつも車でK戸からK都迄通院しており、公共交通機関(電車等)を利用するリスクは回避出来ているという点では安心である。
マスク(mask)は現在も、外出時は勿論の事、郵便を取りに1階へ降りて行くという短い時間も、まだベランダで植物に水をあげる時も、必ず着用する様にしているが、今回は以前から用意しておいたグレードの高いマスクを着用して通院する事にした。しかし、このマスクに関しては手持ちが僅かである。いつもは違う種類のマスクを2枚重ねして、数日使用しているが、新型インフルエンザ拡大の勢いが激しい気配で、マスクの売り切れ続出というニュースを聞き、一番外側のマスクはすぐに使い捨てにする様にと、3枚重ねにした。もちろん、一番外側のマスクは一番安物にしたが。。。
順番が来て診察室に入ると、開口一番「マスクが凄いですね」と先生。いつも2枚重ねをしているのを知っておられる先生、3枚重ねにもすぐ気付かれた様だ。いつもの様に「体の具合はどうでしたか?」と訊かれ、体調の報告が始まる。左腕が固まってしまった話しに関しては、例によって様子を見る事に。きついこむら返りが少し減った事については、「それは良かったですね」と言いながら、先生はPCに順に記録されていかれる。
「土・日とロキソニンを我慢して…」と話し始めた時、先生は「やれば(ロキソニン服用を)我慢出来るじゃない!」と言われ、俄かにキーボードに入力するキーの音が激しくなった。ロキソニンを減らされたり中止されたら堪らないと、止めた理由を口早に説明し、あくまでも臨時的だと強調した。何も今回に限らず、時々我慢して発熱していないかを確かめているとも付け加える。
その他、特に大きな変化が無かった事を確認されてから、先生は今日の血液検査結果の話に移られる。肝機能(liver function)検査値は変化無しというか、GOT(AST)とGPT(ALT)は各々+1ずつ増えていた。「動きませんねぇ」と先生。「ウルソ(Urso) (肝臓を守る為にと処方された)も続けているのに、どうして下がらないかなぁ」と心配そうに言われながら、それでも、このままこれ位の値で動かない状態が続く様なら、免疫抑制剤(immunosuppressant)の減量を開始するつもりであるとも言われる。減量する量は「前回の様に今の量(50mg/日)の半量にするのではなく、徐々に減らしていくのですよね」と、念を押して訊ねてみると(※25mg/日に減らすと肝機能検査値が悪化してしまう現象が、過去2回あった)、その予定だそうだ。先生に訊かれた訳ではないが、今回も「今日までにお酒を飲んだ日は前回通院日の4/20と5/2の2回で、今月も今日は診察日なので(いつもの様に)飲んで、5/27も集まりがあって飲む予定ですが」と話したが、外へ出る様になったのだから、飲む機会が増えるのは仕方がないという感じの事をぼやかれたが、それを特にカルテ(Karte;patient charts)に書かれている(記録している)風ではなかった(??)。
肝機能検査値が下がりきらない(基準値内にならない)件で、「サイトメガロウィルス(cytomegalovirus;CMV)に感染(infection)しているという可能性はないですか?」と訊いてみると、その可能性はまず無いとの事。先生は「B型とかC型肝炎(hepatitis)の検査をもう一度してみた方がいいかなぁ」と言われながら、その検査を前回いつしたか、記録を見直される。結局、前回のB型肝炎・C型肝炎の検査から1年半も経っている事、退院後輸血(blood transfusion)は一度もしていないという事から、これらの検査は見送られた。B型肝炎については、かつて陽性(positive)だったという話を聞いているが、その後、陰性(negative)となっている。これに関して、また陽性となる事はないかと訊いてみたが、これに関しても、その可能性はないそうだ。
これで丸3ヶ月、動かない。微妙にじりっと上がっている様な気もする。漠然と、『また肝機能検査値が上がってくるのではないか』という悪い予感が少ししている。時間はかかっても、あと3ヶ月は減薬せずにこのまま様子を見て欲しいと、心の中で考える。そんな予感等、取り越し苦労の、思い過ごしであります様に、とも思っているが……
今流行っている新型インフルエンザ(influenza)についても訊いてみる。電車を3月中旬からのリハビリ(rehabilitation)開始で利用しているが、移動は自家用車に変更した方がいいかと先生に尋ねると、何とも言えないとの事なので、「感染する時は、する、ですかね?」と、質問とも何ともつかない言葉を先生に返したが、どう判断すれば良いか、これは今も悩みどころである。
前回の通院からバクトラミン(Bactramin)の処方(prescription)が中止されたが、これは中止続行で、あとは変更無し。また来月まで様子を見る事となる。ま、鉄関連(Fe、UIBC、フェリチン)の検査値がそれぞれ更に正常値に近づいてきているので、良しとしよう。
【血液検査の結果】 2009/05/18:
WBC(白血球数) 4.8、HGB(ヘモグロビン) 12.5、PLT(血小板数) 181、
Neutrophil(好中球) 38%、Lymphocyte(リンパ球) 43%、Monocyte(単球) 11%、 Eosinophil(好酸球) 7%、Basophil(好塩基球) 1%
GOT(AST) 47(高)、GPT(ALT) 42(高)、γ-GTP 26、LDH 208、AMY 133(高)、T-cho 243(高) [140-220mg/dl]、TG 117 [34-173mg/dl]、
Fe 176(高) [40~148]、UIBC 106(低) [129~316]、フェリチン 313.3(高) [150未満]、
※私の場合、Feとフェリチンは基準値より高い程、またUIBCは基準値より低い程、悪い事を示す。[ ]内は私の性別・年齢での基準値。
Ig-A 76.0(低)、Ig-G 1749(高)、Ig-M 80.8(基準値)
0 件のコメント:
コメントを投稿