2009-03-31

2009年03月30日(月) 通院記録1 肝機能は動かず

 この3週間の体調は、頸・腰・指・肘等の関節痛(arthralgia)、のどの痛みや痰の絡んだ感じ、だるい・しんどい、背中・臀部痛、こむら返り(twist、leg cramp)はほぼ毎日(うち半分位は強烈にきつく起こる)。そして低血圧なのもいつも通り。

 さて、私が復職へ向けて動き出して丸2週間経ったが、先ず先生はそれがどうだったかを聞かれた。たいして動いている訳ではない筈なのに、はっきり言って、想像以上に体がきついと実感している事を伝える。もしかして、自身が精神的に非常に緊張しているせいもあるかもしれないが……。特に初日の夜は未明から翌朝にかけて1時間から1時間半おきにきついこむら返りが長時間(数分から十数分)続いて七転八倒、当然あまりよく眠れず、翌日は全身にミが入って、久々に深くしゃがむ事が出来ない位になり、その後、背中の筋肉痛(myalgia)はずっと続いている等々を話した。実は今も全身が痛い。。。

 こむら返りの時に処方されている芍薬甘草湯(散薬)は1日3袋迄となっている。いつも就寝前に飲んでいるが、この夜中のきついこむら返り時には頓用している事も話したが、どれくらい時間を空けた方がいいのか訊いてみた。先生は「食間に飲む薬ですが、どれ位空けたら良いか(漢方なので)はっきりとは……」と言われ、「実際、効くのかどうかもはっきりしないですが」、とも言われる。『やっぱりそうなんだ~』と内心、妙に納得したが、それでもあのきつく起こる時には何でもいいからこむら返りが治まるのならと薬にすがりつきたくなる。結論は出なかったが、芍薬甘草湯は1日3袋を守れば、場合によっては立て続けに飲んでも大丈夫そうな感じのお薬なのかもしれない。ただ、筋肉痛に関しては、服用薬(多種類処方されている)の副作用(side effect)が原因の可能性もあると先生は話される。確かに薬によっては、筋肉痛が起こる事もあると書かれているのが幾つかある。

 一方で、今回の肝機能検査結果は、GOT(AST)44、GPT(ALT)40であった。2月16日迄、下がり方はゆっくりながら、それでも下がってきていたのだが、この1ヶ月半、全くの横ばいで動かない。先生も、少し首をかしげながら、「前はきちんと下がっていましたよね……困りましたねぇ……これではなかなかお薬を減らせませんね……」と以前の検査結果の変動を見直して言われる。

 念の為、先生に、いつも診察日から1、2日はお酒を飲んでいるが、あとは飲んでいない事を改めて報告してから、「それ以外の日は0.03%のノンアルコールビールを飲んでいますが、それが原因って事があるでしょうか?」と訊いてみた。普通、ノンアルコールビールと言えば、0.5%位のアルコールが含まれている。これも飲み過ぎると酔う人がいるという。そこで私が探したのは、0.03%と、ほぼ完全にノンアルコールと言えるビールである。それこそ奈良漬けの方が、よほどアルコール分が高いのではないかと思われる位である。先生は「その可能性はないですね」と即答して下さる。それを訊いてひと先ず安心していいのか、下がらない事を心配した方がいいのか、微妙な所だ。それでも、このままこの値が続くのは、肝臓にとって良くないと直感的に分かるだけに、必ず下げる事が出来る方法が見当たらないのが、ちょっとジレンマである。

 これら私の体調等を訊いて、服用している薬は肝臓に負担を掛けている可能性がある(薬は肝臓で代謝されるものが多い)ので、先生はどれか少しでも薬を減らせないかと思案されておられる。「ネオーラル(Neoral)(免疫抑制剤:immunosuppressant)を減らせばまた肝機能(liver function)が悪化してしまうだろうし……、バクトラミン(Bactramin)を思い切って止めてみましょうか」と先生。。。これに関しては、私は先生に、今現在社会復帰へ向けてのリハビリ(rehabilitation)中で、まだストレス(stress)とか疲労(fatigue)で免疫力(immunity)が落ちてしまう可能性もあるので、しばらくお薬は現状のままにして、次回、改めて減らすかどうか考えて貰える様に頼んだ。もちろん、先生も同意して下さる。

 ところで、嚥下違和感も最近また増えてきたのだが、先ほど、先生に話し忘れていた。こんな些細なこと言わなくてもいいかなぁ~、と思いつつ、追加で話してみると、先生はカチャカチャとPCカルテに書き込まれる。その様子を見ながら、これも薬の副作用かもしれないし(そんな事が書いてある薬も確かあった)、GVHD(移植片対宿主病;graft-versus-host disease)の一種かもしれないのだな、という感想が浮かぶ。

 それにしても、何故、肝機能値が基準値まで下がりきらないのだろうか? 肝機能値が正常に戻ってそれが維持されるのを何ヶ月か見てから、ネオーラルの減量を改めて試みる事になっているのに、この調子だと、まだかなり時間がかかるかもしれない。減薬を焦る必要はない(前の経験があるので、私の場合は出来るだけゆっくりと減薬して欲しい)と考えているが、肝臓の為にも、早く肝機能値が正常に戻って欲しいものだ。

 アルコール好きの自分としては、早く免疫抑制剤のネオーラルを卒業して、大っぴらにお酒を飲める様になりたい所でもあるのだが、簡単に減薬出来ないという、もう一つのジレンマがここにある。

【血液検査の結果】2009/03/30:
WBC(白血球数) 3.9、HGB(ヘモグロビン) 12.5、PLT(血小板数) 176、
GOT(AST) 44(高)、GPT(ALT) 40(高)、γ-GTP 28、LDH 198、AMY 141(高)、T-cho 238(高) [140-220mg/dl]、TG 134 [34-173mg/dl]

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