2010-01-04

2010/01/03 (日) 胸が……

 今年は短いお正月、最後の夜は、定番のお雑煮の後に、頂きものの見事な“にらみ鯛”を有り難く戴いていた。立派な明石鯛、とっても美味しい…… と言っても、この日は鯛の良い部分を全て後日用に取り分け、骨の周りの白身をこそげて食べていた。
 
 すると急に咽喉奥というか、また顎(口内?)のあたりが痺れ出した。そういえば先日の通院で、先生にこの痺れ(numbness)について報告するのを忘れていたな、と思う間もなく、時々起こる嚥下違和感みたいなのが咽喉辺りにも同時に起こり始め、『おかしい、小骨等はまじっていなかった筈だし……』、と悩もうとした。

  ところが、その症状に加え、胸の真ん中も痛み始めた。直ぐに止むのかと思ったのだが、顎の痺れ・咽喉の違和感以上に、胸の変な痛みが強くなってきて、少し焦りの気持ちが湧いてきた。『そういえば、今朝の血圧は下の値が少し高かった……、コレステロール値(cholesterol)はお薬で下がって来たけど、まさか心筋梗塞??!』

 今日はお正月3日の日曜日の夜だし、病院に電話しても主治医の先生も居られないだろうし、もしそれから先生に繋いで貰えるとしても時間がかかるだろうし。。。 瞬時に考ええつつ、だんだんと混乱してくる。

 この程度の痛みで救急車を呼ぶ訳にはいかないと思う一方で、万が一心筋梗塞(myocardial infarction)で救急車を要請する事態になった時は、退院間もなく主治医に紹介して貰った病院名を伝えなければ()、とか、もし心筋梗塞等の場合、果たしてそれを自分の口で伝えられるのだろうか、とか、色々な思いが頭をよぎったが、結局数分(10分位か?)で、漸く締め付けられる様な胸の痛みは治まった。
※ 今、通院している病院は、自分の住む町から70kmは離れているK都の大学病院なので、気軽に行ける距離では無い。その為、何かの時に直ぐに診て貰える病院を紹介して貰っている。

 未だ変な違和感が胸中心に残っていたが、胸の様子を見ながら、心筋梗塞の症状について調べてみた。ネット等で得た症状を読むと、心筋梗塞の症状は非常にきついらしく、どうやら違うらしいと思えた。むしろ、その検索で引っかかって来た、狭心症(angina pectoris)が近いかもしれないと感じられた。

 そして改めて考えてみた。独り暮らしなので、新型インフルエンザ(A H1/N1 influenza)に罹って万が一重症化した時に備えて、玄関等に緊急連絡先をメモし残しておこうと考えてはいた。しかし、体がしんどく億劫な日が多く、それをいい訳というわけではないが、未だその用意をしていない。そこまでしなくても、という思いがまだどこかにあるのかもしれない。というか、それを用意する行為自体が非常に億劫で、また自虐的な感じもして憂鬱でもあるからかもしれない。

 この病気に罹らなかった頃の自分なら、これ位の事ならそれ程は心配していなかっただろうし、きっと肋間神経痛(intercostal neuralgia)と思っていたかもしれない(※昔、肋骨辺りに起こった痛みに対し、母がこの名前を言った事に依るものもで何の根拠も無い)。しかし、今現在の自分は、自覚しようがしまいが、まだ、色んなリスク(risk)を負う状態なので複雑な気分だし、多くの人に心配して貰った事もあるので、最大限、自己管理をしておく必要があるとも思っている。気が重いが、やはり一応用意しておく必要があるのだろうと思う。

 さっきネットで調べた中に、心筋梗塞の緊急時に、バファリン(Bufferin)服用が有効らしいという情報を得たので、亡き母の薬箱からバファリン(81mgと330mg錠)を探し出し、念の為に財布等に潜ませた。バファリンと言えば通常鎮痛解熱剤だし、自分はアスピリン(aspirin)系のアレルギー(allergy)も無い。ただ、緊急時に自己判断で飲む訳にもいかないだろうし、果たして狭心症(又は心筋梗塞)なのかどうかも不明なので、次回先生に訊いてみなければならない。それ迄に万が一救急電話をする事態になった場合に備え、バファリンを持っていると電話口で伝えられる様にとの心づもりだ。自分で落ち着いて話せる状態ならばの話だが、備えあれば何とやらだ。

これが取り越し苦労である様にと願うが、早くコレステロール値を下げて、こんな要らぬ心配をしなくても済む状態にしたいものだ。

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