2008/04/07 (月) ネコのタマ
K都に行った折、少しだけ時間があったので、猫に会いに行った。もう随分会っていない。母が病に伏してから飼いたいと言い出して、貰ってきた仔だ。母亡き後、未だ入院中で生モノ・動物禁止中だった私には飼えなかった。この仔を連れてきた人が引き取ってくれた。入院中に母が亡くなり、母の可愛がっていたこの仔までいなくなってしまうのが辛くて辛くて、病院のベッドで独り、涙を堪えていたのを思い出す。
私を覚えているのかいないのか、近づくとちょっと距離を置いて、ビデオデッキの角で顔をスリスリしている。もともと抱かれるのが嫌いな仔だったが、母が就寝する時は明け方に母の眠りを邪魔しない様にと、どんだけ逃げ回ろうと私が捕まえて、下の台所へ連れて行くのが日課だった。母の部屋では冷たい仔だったが、母就寝後は台所でこの仔としばし遊んだり、撫でてゴロゴロと言わせるのが楽しみだった。今日も、昔の様に有無を言わさず抱き上げ、ちょっとだけぎゅっと抱きしめてきた。
すっかり、ここのおうちの仔になったね。君は幸せかい?
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