2007-10-16 (火) 古道具屋さん
今日は、知人筋の古道具屋さんに来て貰い、興味あるものを引き取って貰う。古本屋さんが見向きもしてくれず、廃棄される運命の美術書や書籍等は、どれでも好きな物を差し上げた。十把ひとからげで値を付けられるのには余りに勿体無いと感じたワイングラス等を置いておいて貰う事にした。貰い手の無かった家具に始まり、大量に持っていってくれたので、ゴミにならず、再度使用されることになり、とても嬉しいが、2万円也。量的にとても全部は持って行けないので貰われるのはありがたいが、懐かしい物が余りに多く、思わず涙が滲んだ。
その後、いつもマラソン完走で勇気付けてくれている知人のEさんが、四万十川のウルトラマラソン記念の小石を土産に立ち寄ってくれる。今日は奇しくも父の命日。父が急変した晩に偶然家に来られていたので、とても印象に残っている。玄関から引っ越しに向けて出てきた空き箱の山など、片付けの様子を見て、とうとう引っ越すんですね、と感慨深そうであった。飲酒も少しずつ可能になってきたのを訊いて喜んでくれ、時間があったら皆で飲みに行こう、と言ってくれるのが嬉しい。
夜になってしまったが、幼馴染のYちゃんに来て貰い、かなりガランとしてきているが家の中の物を見て貰い、欲しいものを貰ってもらう。彼女にこそ、もっと色んな物を貰ってもらいたかったのだが、何度声を掛けても、処分も全部済んでしまった時に声を掛けてと言って遠慮して来てくれなかった。前から用意していたプレゼントを彼女にあげ、もしかして気に入ってくれるかもと思い、置いておく事にした先程のワイングラスはとても気に入ってくれ、無事貰われていった。後は家の中を見てまわり、気に入った物を貰ってもらった。もうあまり無いのではと思ったのだが、それでも残っている食器からお皿等を少々、ドイツ語の辞書など、思わぬものを引き取ってもらえ、こちらは古道具屋さん等とは違って、とても嬉しく感じる。
無駄になるもの、残していけばゴミにされてしまう物が少しでも減る様にと、貰われていく先を必死に探しているが、きっと父も母も喜んでくれていると思う。貰われ先の無い大量の書籍を除いて、随分家の中がスッキリしてきた。しかしなかなか自分の引越しの準備に取り掛かれない。もう少し時間があればと思うのだが。。。
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