2007-10-12 (金) 出口が見つからない
家の雑用が一段落して、両親の友人であった人に先週末の次姉の話しについて相談に乗って貰った。
家の事では、話を聞いた9割以上の人が、何故この様に急に私が家を出なければならないのか、或いは、私が療養中なのでそんな事になる筈がないと思っていたと驚きを隠せない人が大半で、一様に皆、理解に苦しむと言われる。
私がどうしても残したいと言うと、また精神的にひどい苦痛を(お互いに?) 受け兼ねない事を感じた上でも、やはり残したい。しかし、あの恐怖のバッシングからやっと少し立ち直れたのにと思うと、怖さのあまり答えが出なくなってしまう。引渡しの日も迫っているのが一番のカセである。残す方向ですぐに相談に乗ってくれそうな人、事情を良く分かっている人が急には見つかる訳でもないし、思い当たる人も皆、親並みのご高齢の為、お体の事を思うと頼むに忍びない。相談に乗ってもらった唯一の人物、両親の友人であるOZ氏は残す方向での相談には乗ってくれないので、私が欲しいアドヴァイスや情報は得られない。
かつて弁護士さんに相談かお願いすればと色んな人から勧められたのだが、今現在でも、どうしても私自身の体力等がそこまでは(そうお願いしようと言うところまでは)回復してはいない。ただでさえ精神的にも肉体的にも非常に疲労してしまうので、周りに直接支えてくれる人がいない一人暮らしの身としては、早く健康を取り戻す事を優先しなければならないと思う気持ちとのジレンマに陥る。 ・・・(中略)・・・
私が発病して入院した後に母が私に電話で言ってくれた言葉がある、「病気になってしまったんだから、無理しなくていい、なんぼでも我が儘を言って甘えればいいんだよ」と。
退院したと言っても、盲腸を切って、ハイ、退院です、健康体です、と言う訳ではない。通院も続けなければならないし、感染予防やGVHDとの闘いの状態だ。そこのところは本人以外の人には理解して貰い難い。何故自宅で静かに療養させてくれないのだろうか? それを急いで取り上げ様とするのであろうか? 最大の理解者であった母は、そして病気についても真の理解者であった母(科学者だった) はもういない。生きていれば今日が誕生日であった。
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