2009/07/24 (金) ちょいと大阪
先日、ちょっと大阪を練り歩いてきた。大阪を案内してくれと姉に言われたので、かつて行った事がある所を案内する事にした。といっても、誰かに案内されていった所ばかりなので、自分も大阪の地理は良く知らない。その為、前日迄、必死に地図を調べまくって予習しておいた。
さて、取り敢えず向かった先は、大阪の中でもディープと言われるミナミの、道頓堀界隈。TVで『大阪』というと、このあたりの映像が良く出てくる。例えば「グリコ」や「かに道楽」(これは目玉と脚が動いていた)等の名物の看板や、復活したばかりの「食い倒れ太郎人形」等だ。難波駅からすぐの所だ。久々に訪れたが、色んな立体看板や動く看板、奇妙な看板等、競い合う様にひしめいていた。
このこてこての道頓堀通のすぐ近くに、夫婦善哉(めおとぜんざい)で有名な法善寺横丁がある。ここは一変、趣のある石畳の小路と小粋な店が並ぶ。法善寺には水掛浮動が立っており、皆この不動様にお水を掛けてからお参りする為、“水もしたたる いい不動様”かどうか、顔が判別出来ないほど苔に覆われている。
昼食はおいしいラーメンを食べようとあらかじめ伝えておいたのだが、道頓堀界隈のラーメン店密度の高さに驚く。何処のラーメン屋さんかとわくわくしている姉を連れて入ったのは、『神座(かむくら)』というラーメン屋さん。メニューは、その名も「おいしいラーメン」。。。一度だけ食べて事があるのだが、もう一度食べたいと思っていた所だ。それにラーメン屋さんはここしか知らないというのが実情でもあるが、ここなら味にうるさい姉も納得するだろうし、万が一、お気に召さなくても、“おいしいラーメン”を食べるという約束は果たせるという意図がある(^^)。時間も遅く、15時頃だったので、混雑に巻き込まれる事もなく入る事が出来た。
ラーメンを満喫した後は、本場大阪の、大きなタコの入ったタコ焼き屋さんも冷やかしてから、ぶらぶらしたが、結構疲れてしまったので、通天閣界隈の観光は止めにし、大阪港駅の天保山へ向かう。ここでは世界最大級という天保山大観覧車(『海遊館』という水族館の横にある)に乗って大阪全体を見渡そうというのがメインだったが、その前に、天保山登山をしようと決めていた。大観覧車から近く、疲れる事なく登頂出来る、非常にユニークな山である。姉には「簡単に登れる」とだけ説明し、天保山入口にある、昔の天保山の姿を描いた陶板を見て貰い(写真)、さんざんもったいつけてから天保山へ向かった。
狙い通り、天保山登頂は姉には大うけだった。どんな山だって? それは是非、自分の目と足で確かめて頂きたい。なかなか愉快で爽快ですよ。
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