2008/06/ 09(月) 秋葉原で通り魔
昨日、秋葉原で通り魔事件が発生した。僅か数分間で17人も殺傷され、内7人もの尊い命が奪われている。日曜昼下がりの、楽しい休日を過ごしていたであろう、何の罪もない人々を、無差別に……人の命を何と思っているのだろうか。
最近に限ったことではないが、何故か大きな事件(それだけニュースへの露出が多いだけかもしれないが)が起こると、連鎖する傾向がある気がする。例えば、旅客機の墜落事故が起こると、その前後にも世界のどこかで大きな飛行機事故が相次ぐ事がある。これは不慮の事故というか、不可抗力に近いものが多いと思う。その一方で、練炭による集団自殺が起こると、連鎖するかの如くあちこちで同様の自殺(suicide)が起こり、洗剤を混ぜて発生させるガスでの自殺が起こると、これまた同様の自殺が各地で起こる。まるで流行するかの如く、自らの命を絶っていく。不条理な通り魔事件が起こった時も、悲しきかな、その後しばらく、似た様な事件が起こっているという記憶がある。これは飛行機事故同様、巻き込まれた人達は悲劇である。
そして今回、非常に短時間のうちに尋常でない数の多くの人々が、襲われて犠牲になってしまった。これは被害者の17名にとどまらず、そのご家族・友人、居合わせた多くの人々、この事件を知った多くの人々にも深い傷を与えてしまっている。どうぞ、こんな事件、真似をする人が現われません様に、連鎖が起こりません様にと祈るばかりである。
この事件に巻き込まれ、不幸にも命を落とされた方々に心から哀悼の意を表すると共に、襲われ甚大な負傷を追われた方々の、一日も早いご回復をお祈り致します。
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