2007-06-12

2007-06-11 (月) 通院記録 

 この二週間の体調もほぼ前回と同じで、手指のリウマチ様関節炎(chronic rheumatoid arthritis)と頸の痛み(neck pain)は徐々にきつくなってきた感じである。前回は肝臓に負担がかかりそうだと言われたロキソニン(Loxonin)を控えてみたが、余り関係なさそうだったので、今回は1日に1~2錠服用している。ごく少し歯茎(歯肉:gum;gingivae)痛が続くのと少々便秘気味になってきたのが気になる。血圧(blood pressure)は下がり、ほほ正常になっている。ネオーラルを減らした影響なのだろう。

 本日の血液検査の結果、γ-GTPが横ばいだった以外は、やっと肝機能(liver function)の値が下がり始めた。スッと正常値まで下がって欲しい所だが、まぁいいか等と内心思う。実際少々だるくしんどいが、普通に生活出来ているので、最近の微妙な数字の動き方ではもうたいした事ないか、という気分になってきてしまう。結局何が原因で悪くなり、また今回改善してきたかは『よく分かりませんねぇ』とKB先生。ロキソニンが疑われていたが、今回はむしろ飲む量が増えた位なのに値が改善してきたので、関係なさそうだ。

 5/28のフェリチン(ferritin)の結果は高値だった。先生は過剰な鉄分(Fe)が、抜けるのに2年位かかりそうだなぁ、と言われる。私の場合、骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)をしてフェリチンの値が今回の2.5倍(2006年11月29日)と非常に高く、その時点から見ると減ってきているので、今回の肝機能悪化には関係なさそうだと言う。

 何故、骨髄移植をしたらフェリチンの値が上昇するのかを聞くと、自分で血液を作れない状態の所に輸血(blood transfusion)等で大量にFe分が入ってくるので、上昇するのだと言う。どうやら瀉血(bloodletting)する程ではなかった様だが、瀉血をすると血液を作ろうとがんばるのでFeを減らす効果はあるらしい。それにしても、骨髄液以外は移植後、血小板(PLT:platelet)の輸血しかしていないのに、骨髄液(bone marrow aspirate)に含まれるFe分は非常に多いのだろうか? それとも移植前からの輸血で既に上昇していたのだろうか? 覚えていたら今度訊いてみようと思う。

 5/28に訊いた話の追記をするが、肝臓保護の為にステロイド(steroid)を投薬する事になった場合、何か注意点はあるかと訊くと、感染症(infection)に罹り易くなる点だという。これは、ステロイド(steroid)がリンパ球(lymphocyte)を抑える働きをする為、感染の危険性が上昇するからだそうだ。結局、今回も薬は何も変えず、このまま様子をみる事になった。次回の診察日も2週間後になった。取り敢えず、肝機能は正常の方向へ動き出してめでたい、という感じである。

【血液検査結果】6/11
WBC(白血球数) 3.8、HGB(ヘモグロビン) 11.2、PLT(血小板数) 142.
GOT(AST) 134、GPT(ALT) 209、γ-GTP158、LDH 268、CRP(炎症反応) 0.1 
シクロスポリン(cyclosporin A;CyA) 61

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