2007-11-28(水) 何という偶然!
今晩テレビを付けてみると、パッとしない番組ばかりだった。NHK教育TVに変えた時、丁度20時半で「きょうの健康」と出た。見る予定はなかったので、更に他の局へ移ろうとした時、ふと本日の内容が目に留まった。なんと、『急性白血病について』であった。
月曜日から白血病をテーマに放送されていた様だが、偶然にも今日は私が罹病した急性白血病(acute leukemia)がテーマであった。すぐに鉛筆とメモ用紙を取り、番組の先生の話を聞いて勉強したが、未だ再発(recidivation)しないパーセントは再発率より低いらしい事が聞き取れ、難しい病気である事を再認識させられた。
私と同じ急性リンパ性白血病で臍帯血(cord blood)移植後通院している女性のHPで、つい最近、折角通院期間が3週間に延びた矢先の最初の通院日に再発したという、それも骨髄穿刺(マルク:Mark;bone marrow puncture)ではなく、通常の血液検査(末梢血)に白血病細胞(leukemia cell)が出現していたと書かれていた日記を読み、かなり驚いている。これだけ小まめに血液検査をしていても再発する時はいきなりな場合もあるのだと知らされた。5年再発しなければ治癒と言われるこの病気で、5年経った矢先で再発と言う人もネット上で見かけた。関節痛(arthralgia)以外はほぼ順調に来ている私に、ある意味、気を引き締めてと言われている様に感じる。
たかだか15分番組の為、急性骨髄性白血病(acute myelocytic leukemia;AML)と急性リンパ性白血病(acute lymphocytic leukemia;ALL)の詳しい違いや治療法等まで言及されなかったのが残念だが、偶然にもこの番組を見るようにと導かれた様で、不思議な感じがする。